高性能モデルを楽しむには打ってつけの環境で「ゴルフR」を満喫
フォルクスワーゲン ジャパンは2025年5月17日、千葉県木更津市にあるPEC東京(ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京)でハイパフォーマンスモデル「ゴルフR」の試乗体験イベント「Thrilling R(スリリングアール)」を開催しました。
【画像】「えっ!…」クローズドコースで「ゴルフR」の真価を実感! これがVW「Thrilling R」のワンシーンです(30枚以上)
「Thrilling R」は、「東京オートサロン2025」で発表された「ゴルフR」シリーズを主役とし、その性能体験を専用のコースで提供しようという企画。あいにくの雨に見舞われたものの、全国各地から約100組200名が参加しました。
会場となったPEC東京は、全長約2.1kmのハンドリングトラックなど複数のドライビングコースを備えた施設で、普段はポルシェを用いたさまざまなドライビングプログラムを実施。まさにスポーツモデルを楽しむには打ってつけの環境といえます。
今回、そんな難コースを疾走した「ゴルフR」は、「ゴルフ」シリーズの高性能フラッグシップモデルです。
VW(フォルクスワーゲン)の「R」シリーズは、モータースポーツ活動から技術やノウハウをフィードバックした4WD採用のハイパフォーマンスカーで、2002年に4代目「ゴルフ」に設定された「ゴルフR32」で初登場。以降、歴代「ゴルフ」に設定されてきました。
2024年に上陸した通称“8.5世代”の「ゴルフ」をベースとする最新の「ゴルフR」は、内外装がアップデートされただけでなく、「R」としての走行性能も強化。例えばエンジンは、最高出力が従来モデル比プラス13psの333psにまで向上しています。
さらに、1本当たり約8kgという超軽量の19インチ鍛造ホイールなど、細かい部分にまでがブラッシュアップ。その結果、0-100km/h加速タイムもマイナス0.1秒となる4.6秒(欧州仕様の5ドアハッチバック)にまで短縮しています。
今回の「Thrilling R」には、そんな最新の「ゴルフR」の魅力を伝えるべく、ドイツ本国より「R」モデルの開発に携わるエンジニアのヨーナス・ティーレバインさんと「R」モデルのセールスマーケティング責任者であるペドロ・マルティネス・ディアスさん、さらに、開発担当ドライバー兼「R」ブランドアンバサダーであるレーシングドライバーのベニー・ロイヒターさんが来日。参加者たちと交流し、開発者の視点から「ゴルフR」の魅力を伝えていました。
「Thrilling R」のメインともいうべき試乗プログラムでは、ハンドリングコースにおける最新の「ゴルフR」と「ゴルフGTI」の乗り比べや、散水されたドリフトサークルでの定常円旋回、さらに「ゴルフRヴァリアント」によるパイロンスラロームでのタイムアタックなどを、参加者自らのドライビングで楽しんだほか、プロのゲストドライバーによるハンドリングトラックでの同乗走行体験「レーシングタクシー」を実施。
参加者たちは、「ゴルフR」が搭載する4WDシステム“4モーション”によるウエット路面での優れた走行安定性や、電子制御ディファレンシャル“XDS”や左右後輪のトルクを0~100%で調整する“Rパフォーマンストルクベクタリング”によるコントロール性の高さなど、「ゴルフR」特有の走りの魅力を満喫していました。
イベントは、時折、激しい雨にも見舞われたものの、「ゴルフR」の高い走行安定性やトルクベクタリングに代表される駆動制御技術のスゴさを、より実感しやすいシチュエーションとなったのは、ある意味、幸運だったのかもしれません。
●高い品質と技術に支えられたVWの魅力を伝えるために
今回、「Thrilling R」のために来日したティーレバインさんは、「ゴルフR」の魅力と特徴を次のように話します。
「われわれの『ゴルフR』開発に対する基本的なテーマは、“テーラーメイドのスーツをまとったアスリート”。これは昔から不変のテーマです。
どんなコンディションでも路面にしっかりとパワーを伝える4WDシステムに象徴される優れたパフォーマンスはもちろんのこと、専用デザインかつ上質な仕立ての内外装によるエクスクルーシブな存在であることも重要です。加えて「ゴルフR」は、VWのモータースポーツ活動から技術的なフィードバックや最新技術を積極的に投入しているのも特徴です。
今回の『Thrilling R』では、参加された方々に『ゴルフGTI』との乗り比べも体験いただきました。『GTI』は前輪駆動なので、速く走らせるためにはドライバーによる操作がより必要となりますが、『R』は4WDということでさらなるパワーを与えられながら、『GTI』と比べてよりイージーに速く走ることができます。こうした点も、『ゴルフR』のエクスクルーシブな魅力につながっていく部分です。
特にコーナーを抜けていくシーンでは、2台の違いをより感じていただけると思います。『GTI』ではコーナーワークが求められますが、『R』はトルクベクタリング機構を備えており、それがコーナー脱出時にクルマを押し出してくれるので、スムーズかつハイスピードでコーナーを抜けられるのです。
『GTI』と『R』は、いずれもサーキットで速く、そして楽しいクルマですが、日常使いや長距離移動における快適さ、そしてパワフルさといったオールマイティな魅力を求めるならば、『R』に軍配が上がるでしょう。
欧州の『ゴルフR』のオーナーさまは、日常使いからサーキットまで1台で楽しまれている方が多く、1台ですべての目的が完結するのは、『R』の大きな魅力であると評価いただいています」
1台でさまざまなシーンに対応するオールマイティな魅力を備えた「ゴルフR」。その魅力を余すところなく体験できた「Thrilling R」は、参加者にとっても有意義な1日になったことは間違いありません。
ではなぜフォルクスワーゲン ジャパンは、今回のイベントを開催したのでしょうか? VWブランドダイレクターのイモー・ブッシュマンさんは、その理由を次のように話します。
「初披露となった『東京オートサロン2025』では展示のみだったので、進化した『ゴルフR』の魅力を十分に伝えきれていないという思いがありました。そこで、安全な環境であるPEC東京を舞台とし、ドイツから来日した開発チームと日本のスゴ腕インストラクターをそろえることで、お客さまに存分に『ゴルフR』のパフォーマンスを体験していただこうと『Thrilling R』を開催しました。
私もクルマを運転することが大好きなのですが、参加してくださった方々が本当に喜んでいただけているのを実感できたのはうれしい限りです」
ちなみにイベント当日、ブッシュマンさんは、とある参加者から興奮気味に「『ゴルフR』を買います!」と話しかけられたエピソードも披露してくれました。
「こうして実際にセールスにつながるのはうれしい話ですね。でも、今回のイベントを開催した本来の目的は、高い品質と技術に支えられたVWブランドの魅力を理解してもらうことです。
なので、今後は『ゴルフR』などのスポーツモデルはもちろんのこと、その他のモデルにおいても、ディーラーなどでの試乗体験より踏み込んだ内容のイベントを、積極的に開催していきたいと考えています」
* * *
かつては質実剛健なブランドというイメージが強かったVWですが、「Thrilling R」の参加者たちは、VWには“スリル”というキーワードを裏切らない刺激的なモデルがラインナップされていることを改めて実感できたことでしょう。
今後、VWがどのようなイベントを開催するのか? そして、そのときのテーマはどんな車種になるのか? 注目したいところです。
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みんなのコメント
15万キロくらい乗った
昔、ゴルフ6くらいまではチューニングパーツも豊富に出ていてとても楽しいクルマで、頑張れば手に入る価格帯だったが、エンジンもブレーキも並のスペックで今やAMG並みの価格。これは売れないよ。
その証拠に街で全く見ない。