2カラーどちらも捨てがたい！ ブライトリング「トップタイム B01」限定モデルが紡ぐ「時を超える友情の記憶」とは

●ライバルであり盟友。20世紀の自転車界を代表する2人の英雄に捧ぐ時計

　自転車競技に関心を寄せる人であれば、1950年代のロードレース界に君臨していた2人の英雄、ファウスト・コッピとジーノ・バルタリの名前を耳にしたことはきっとあるはず。

　2人はともに、1940年代から1950年代にかけてジロ・デ・イタリアやツール・ド・フランスにて数々の名勝負を繰り広げ、イタリア中を熱狂させた伝説的なサイクリスト。

　当時ブライトリングは自転車競技界最高峰の大会で公式タイムキーパーを務めており、2人の英雄もまた同社ブランドアンバサダーとしても活動。

　スポーツを通じて国をひとつにし、多くの人々にインスピレーションを与えた英雄たちを、時計ブランドとして称えるのはごく自然な流れといえるでしょう。

●伝説のカラーに英雄たちの魂を宿した「トップタイム B01」

　そんな彼らの物語を現代に伝えるのが、今回登場した「トップタイム B01 コッピ&バルタリ」（レザーストラップモデル 107万8000円、メッシュブレスレットモデル 113万8500円 ともに消費税込）。

　ベースとなる「トップタイム」は1960年代に誕生したレーシングクロノグラフで、ブライトリングのレトロモダン路線を体現するコレクション。今回のエディションでは、それぞれのレジェンドのバイクやジャージの配色から着想を得た鮮やかなカラーリングが際立ちます。

　ファウスト・コッピモデルはホワイトのダイヤルに鮮やかなターコイズのサブダイヤル、差し色として稲妻デザインの秒針にオレンジを合わせますが、これはコッピが所属していたビアンキのチームカラーである“チェレステ・グリーン”に材を得たもの。

　一方、ジーノ・バルタリモデルではブルーをメインカラーにイエローのアクセントを効かせることで、ダイヤル上に印象的なジャージスタイルを再現しています。

　いずれも世界750本限定で、タキメーターにはそれぞれの愛称である「Il Campionissimo（チャンピオン・オブ・チャンピオンズ）」「L’Intramontabile（時を超えた存在）」の文字が刻まれ、6時位置にはサインを配置。

　またサブダイヤルの背後に走るラインは、ともにしのぎを削りながら並走する2人の姿を象徴しています。

　搭載ムーブメントはブライトリング自社製のキャリバー01。高精度のCOSC認定クロノメーターで、約70時間のパワーリザーブを誇ります。

　ケース径は41mmで、ケースバックはシースルー仕様、レトロなルックスを引き立てるべく、ストラップはクラシカルなパンチングレザーとステンレス製メッシュブレスレットをラインナップ。時代を超えた友情を現代に伝える逸品です。

●製品仕様
「ブライトリング トップタイム B01 ファウスト・コッピ & ジーノ・バルタリ」
・品番：
AB01768A1A1A1（コッピ メッシュブレス）、AB01768A1A1X1（コッピ レザーストラップ）
AB01767A1C1A1（バルタリ メッシュブレス）、AB01767A1C1X1 （バルタリ レザーストラップ）
・価格（消費税込）： 113万8500円（メッシュブレス）、107万8000円（レザーストラップ）
・ケースサイズ：41mm径・13.3mm厚
・ケース：ステンレススチール
・バンド：ターコイズカーフレザー または メッシュブレスレット（コッピ）、ブルーカーフレザー または メッシュブレスレット（バルタリ）
・風防：ドーム型 両面無反射コーティング済み サファイアクリスタル
・ムーブメント：ブライトリング マニュファクチュールキャリバー01（C.O.S.C.認定クロノメーター、コラムホイール式クロノグラフ、30分積算計）
・駆動時間：パワーリザーブ約70時間
・ダイヤル：ホワイト×ターコイズサブダイヤル、オレンジ秒針（コッピ）、ブルー×ホワイトサブダイヤル、イエロー秒針（バルタリ）
・防水性能：10気圧（100m）