6月26~28日にセパン・インターナショナル・サーキットで開催された2025スーパーGT第3戦『SUPER GT MALAYSIA FESTIVAL 2025』。マレーシアでは実に12年ぶりのスーパーGTレースということで、グランドスタンド裏では『日本祭り』が行われていました。会場の様子を編集部員がお届けします。
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スーパーGT第3戦セパンのスタンド裏にサッカー日本代表のブースが登場。海外初出展でアジアに向けアピール
日本祭りはその名のとおり、スーパーGT参戦メーカーやチューニングショップのブースやカスタムカーをはじめ、日本食を販売する出店などが多く並べられていました。こちらはサーキット内に入場するゲートなのですが、日本祭りはそのすぐ正面で開催されていたので、スーパーGT関係者も一目見ようと訪れていた様子です。
現地では日本車が多く走行しているマレーシアということで、日本祭りの会場にもカスタムカーの展示がズラリ。驚いたのは背後にある無数の看板が日本語で描かれていたことです。よ~く見ると『ん?』という日本語もありましたが、そこは御愛嬌です。ちなみにこの看板たち、夜になると煌々と光り輝いていました。
展示されるカスタムカーも、もちろんほぼ日本車でした。のぼり旗に『JDM』と書かれているとおり、マレーシアでは日本車カスタムが盛り上がっています。街中でも良い雰囲気にカスタムされたチューニングカーを見る機会は多かったように感じます。
会場にはTAKUMIモーターオイルと頭文字Dのコラボレーションブースもありましたが、もちろん白黒トヨタAE86の“パンダトレノ”と黄色のFD3S型マツダRX-7も展示されていました。
こちらはAstemo CIVIC TYPE R-GT、WedsSport ADVAN GR Supra、STANLEY CIVIC TYPE R-GT、ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8のカラーリングが施されたホンダ・シビック・タイプRとトヨタGRスープラです。スーパーGTならではのカスタムカーですね。
日本語の看板は展示スペースの奥にも続いていました。スーパーGT第3セパンのキービジュアルやオートバックスのロゴ看板などもしっかりとあります。
手前の車両展示スペースの奥にもさらにブースエリアが立ち並んでいました。ふらっとサーキットに来ても、クルマ好きならこのイベントで十分楽しむことができそうです。パーツやグッズも販売していました。
こちらは現地ニッサンのブース。展示されているキックスはノーマルモデルではなくインパル・エディションになっていました。
別記事でもお伝えしましたが、スーパーGT第3戦セパンには日本サッカー協会(JFA)が日本代表“SAMURAI BLUE”のブースが海外初出展されていました。現地を訪れた日本人の観戦客の方もグッズなどを見ていましたよ。
サッカー繋がりでは、セパン・サーキットがあるセランゴール州の地元プロサッカーチーム『SELANGOR FC』のグッズ販売カーも出展していました。設立は1936年で、その歴史と成績から『マレーシアで最も成功したサッカーチーム』と公式サイトに表記されています。
日本祭りにはお子さん連れも多かったです。皆さんクルマと一緒に写真を撮影したり、日本食を食べたりと楽しんでいたようですね。
マレーシアはホンダ人気が高いようで、街中ではシビックとシティをよく見かけましたし、パトカーもシビックでした。ということで日本祭りのホンダブースでもシビック人気は高く、FL5タイプRの運転席試乗には行列ができていました。
日本祭りの会場でひときわ大きかったのがTOYOTA GAZOO Racingのブース。今回はサポートレースも現地の86レースとヴィオスレースということに加え、コースサイドなどにもバナーを掲示する力の入れよう。
ブースの内部はグッズ販売や車両展示に加え、ハンドルコントローラーでeスポーツを体験できるコーナーなどがありました。
こちらが現地ワンメイクレースで使用されている『VIOS(ヴィオス)』。トヨタが主に東南アジアで販売しているコンパクトセダンで、現行モデルは2022年に登場し、プラットフォームにはダイハツのDNGA-Bが採用されています。
また、会場にはクルマ系のブースのみならずマレーシア料理や日本食などを食べることができるフードエリアもありました。日本語ののぼりも掲げられ、まさしく日本のお祭りのよう。
その横には“バスストップ”と書かれたフォトスポットがありました。左上の“チャリンコ”標識が気になるところではありますが、こちらもなかなかの盛況っぷりでした(もちろん本物のバスは来ません)。
どうみてもカバなキャラクターが描かれた“和牛串カツ”のお店を見ていたら、写真を撮られていることに気づいた青年がピースをしてくれました。メディアビブスを着ていることもあるかと思いますが、マレーシアの方はカメラを向けると笑顔をしてくれたり、撮影が終わるまで通過せずに待っていてくれたり、明るい人が多かった印象です。
タコのバルーンがかなり目立つのは豪林キンヤオ(HAOLIMKINYAO)さん。マレーシアでたこ焼きやたいやきを販売しているお店のようで、会場でもたこ焼きは注目されていましたね。
会場にはドラム缶が簡易テーブルとして設置されていましたが、そのなかのいくつかにはコミック版の頭文字Dのバトルシーンが描かれていました。頭文字Dの人気が高いのは万国共通のようです。
そして今回のスーパーGT第3戦セパンでは、さまざまなアーティストが出演する『GT LIVE! CONCERT』も開催されました。ただ、ライブのスタート時刻が決勝終了直後ということで、残念ながら見ることはできず。
ということで、2025スーパーGT第3戦セパンで行われた日本祭りの紹介はこのあたりで終了となります。編集部員は予選日に会場に行って写真を撮影しましたが、決勝日はさらに多くのお客さんが訪れていた様子。来年も楽しみにしたいですね。Terima kasih!
[オートスポーツweb 2025年07月01日]
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