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ステランティス新CEOにアントニオ・フィローザ氏を任命 北・南米での実績を評価

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ステランティス新CEOにアントニオ・フィローザ氏を任命 北・南米での実績を評価

ステランティスのCEOとしてアントニオ・フィローザ氏が選出

ステランティスは5月28日、同社の新たな最高経営責任者(CEO)として、アントニオ・フィローザ氏を選出したことを発表した。

【画像】ステランティスが日本国内で展開する各自動車ブランド 全34枚

フィローザ氏のCEO選出に伴い、ステランティスでは数日以内に臨時の下部に試走会を実施、執行取締役として取締役会に選出される予定で、同氏は6月23日付けで正式にCEOに就任することとなる。

フィローザ氏は自動車業界で25年以上の経歴を持ち、北米および南米地域での事業拡大とブランド成長を成功させた実績が大きく評価されている人物である。

ジョン・エルカン執行会長と取締役会は、彼のリーダーシップと業界への深い理解を高く評価し、さらなる成功へと導く適任者として期待を寄せている。

アントニオ・フィローザ氏のコメント

今回ステランティスのCEOとして選出されたアントニオ・フィローザ氏は以下のようにコメントした。

「この素晴らしい会社のCEO に任命されたことを大変光栄に思います。ここ数か月の間にリーダーシップを発揮された会長のジョン・エルカンおよび取締役会の皆様に感謝するとともに、この重要な時期に当社を託していただいたことを心から感謝します」

「私は常にステランティス社員の卓越した才能、情熱、そして献身に刺激を受けてきました。当社には最高かつ歴史ある世界で有数の自動車ブランドが揃っており、100 年以上にわたる革新の伝統があります」

「この脈々と受け継がれてきた伝統と、お客様に愛される製品とサービスを届けるという私たちの不断の努力こそが、今後の成功の鍵であると確信しています」

アントニオ・フィローザ氏の略歴

アントニオ・フィオローザ氏は1999年にフィアット・グループに入社。ブラジルやアルゼンチンでの要職を歴任し、2018年からはフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)のラテンアメリカ地域CCO(最高執行責任者)を務めた。

ステランティスの設立に伴い、2021年には南米地域のCCOに任命され、プジョー、シトロエン、ラム、ジープといったブランドの成長を大きく加速させ、2023年にはジープのCEOとして、同ブランドの世界市場における存在感を拡大した。

2024年10月に北米地域のCCOに、同年12月には南北アメリカの両地域を統括するCCOに就任し、経営改革や新製品導入を推進した。さらに2025年1月には最高品質責任者に就任し、その責任範囲を拡大させた。

フィローザ氏はイタリア・ミラノ工科大学で工学修士号を、ブラジルのドン・カブラル財団で経営学のエグゼクティブMBAを取得しており、現在は米国ミシガン州に在住している。

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