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ボルボ、新型『EX30クロスカントリー』をワールドプレミア。BEVモデルに成功のレシピを継承

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ボルボ、新型『EX30クロスカントリー』をワールドプレミア。BEVモデルに成功のレシピを継承

 ボルボは2月10日、スウェーデン北部の人里離れたログキャビンを背景に、新型『ボルボEX30 Cross Country(EX30クロスカントリー)』を初披露した。シリーズ最初のモデルとして1997年に登場した“クロスカントリー”の流儀をBEVにも適用し、能力に見合ったスタイルと同時にボルボに期待される機能性と安全性を備えたモデルとしている。

 北欧スウェーデンのラップランド地方にてアウトドア用品ブランド『Fjällräven(フェールラーベン)』とのコラボレーションでお披露目された新たな電動コンパクトSUVは、最大航続距離427km(欧州参考値)を誇り、テールパイプからの排出がゼロで、わずか26分で10%から80%への充電が可能。ベースモデル『EX30』の性能を引き継ぎ、都市部でも最適なBEV(バッテリーEV)としての基本性能を持つ。

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 そのうえで、悪路走破性を高めるべく標準のEX30よりも車高を高め、専用の大径ホイールが装備される。オプションで18インチのオールテレーンアクセサリータイヤを装着でき、もちろんAWDとの組み合わせで郊外での生活につきものの、滑りやすく厳しい路面状況にも難なく対応可能としている。

 スカンジナビアの厳しい気候に対応するよう設計されたクロスカントリーは、ぬかるんだ道や足首まで埋まる雪道から高速道路まで、さまざまな路面状況で優れた性能を発揮。日常での走行性能を第一に考えながらも、より多様な条件下で優れた性能を発揮するようデザインされ、フロントシールドとトランクリッドには特別なダークカラーが採用されている。

 そのフロントには多くのデザイナーがインスピレーションを受けたスウェーデンの北極圏にあるケブネカイセ山脈の地形を表現したユニークなアートワークが施され、厚みのある前後のスキッドプレートとホイールアーチ・エクステンションがよりタフな外観を演出し、大自然の荒々しい環境にも対応できることを主張する。

 一方のインテリアもベースモデルのEX30の美点を引き継ぎ、ドアには大きな収納スペースを設定。これはドアからスピーカーをなくし、ダッシュボード上のサウンドバーに組み込んだことで実現したもの。さらに運転席と助手席の間にある中央の収納スペースは、朝のコーヒーやトラベルマグを置くカップホルダーとしてスライド可能とし、フロアにも大きな収納スペースが確保された。グローブボックスはセンターコンソール下にあり、運転席と助手席の両方から簡単に出し入れ可能となっている。

 後席でもセンタートンネルの下からスライド式で取り出せる便利な収納ボックスが用意され、このボックスは取り外して洗うこともできるので、ゴミ箱としても利用可能だ。トランクリッドには収納可能な荷物のサイズを正確に把握できる便利なガイド“Will it fit?”が付帯する。

 メインとなるインフォテインメントにはGoogle搭載のハンズフリー支援やナビゲーション、Google Playのお気に入りアプリが組み込まれ、アプリを使えば乗車前から空調の操作が可能なプレコンディショニングも実現。

 そしてボルボに期待される安全性の面では、ボルボ独自のアルゴリズムで作動する特別なセンサーが1秒間に約13回、ドライバーの目や顔の動きを検知し注意散漫や眠気などを警告するDAC(ドライバー・アラート・コントロール)や、前方を他車が不意に横切った際、自動ブレーキで停止させ衝突の回避や軽減をサポートする新機能が加わったインターセクション・サポートなど、ベースモデルに備わる機能を軸に幅広いアクティブセーフティ機能とドライバーサポートシステムを備える。

 日本市場への導入時期は未定ながら、本国では専用のアクセサリーパッケージや体験型のアクティヴィティを提供する“クロスカントリー・エクスペリエンス”なども始動し、すでに一部の市場で注文の受付がスタートした。納車は今年の春後半からの予定とされており、今後さらに詳しい情報がアナウンスされる。

ボルボ・カスタマーリレーションセンター:0120-019-270

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