■期待のエントリーモデルに反響集まる!
2025年10月29日(一般公開は31日)から11月9日まで、東京ビッグサイトで開催されていた「ジャパンモビリティショー2025」。
【画像】超カッコイイ! これがトヨタ新型「ちいさな“四駆”SUV」です!
イベント会場で、来場者の視線を一身に集めていたのがトヨタの新型「ランドクルーザーFJ」は、同月21日に発表されたばかりのモデルで今回実車が日本初公開されました。
ランドクルーザーシリーズの新たな歴史を刻む存在として注目されており、その魅力的なパッケージにネット上では多くの反響が集まっています。
ランドクルーザーといえば、過酷な環境をものともせず走破するトヨタの象徴的SUV。そのラインナップにはすでに「300」「250」「70」という3モデルがありますが、今回登場したFJはシリーズ最小の“末っ子”として新たに加わりました。
小柄ながらもランドクルーザーの精神をしっかりと受け継いでおり、世界中のユーザーが待ち望んだ「手が届くランクル」として開発されたモデルです。
このFJの基盤となるのは、トヨタが新興国向けに展開している「IMV」シリーズのプラットフォーム。
耐久性と整備性に優れたラダーフレーム構造を採用しており、悪路での信頼性は折り紙付きです。
足回りにはフロントにダブルウィッシュボーン式、リアに4リンクリジッド式を採用。駆動方式は本格的な4WDで、オフロードでのテストを重ねながら、徹底した耐久性と走破性を追求しているとのことです。
一方で、デザインにもトヨタの新たな挑戦が見られます。角を落としたサイコロをモチーフにした外観は、堅牢さと親しみやすさを両立。
「かわいい」「親近感がある」といった声が多く聞かれるそのルックスは、単なるデザイン上の演出ではなく、障害物を避けやすい機能的な形状にもなっています。
また、運転席からフェンダー位置が見えやすく、車体感覚をつかみやすい構造になっているのも特徴です。
実際、ショー会場では女性ドライバーが運転席に座り、「車体の見切りがよくて運転しやすそう」と笑顔を見せる姿が印象的でした。
さらに目を引くのは、力強く存在感のある太いCピラー。往年のFJクルーザーを彷彿とさせるこのデザインには、実用的な工夫も凝らされています。
Cピラーの裏側に収納スペースやフックを設けることで、ラゲッジエリアの拡張性を高める構想もあるといいます。
アウトドアを意識した使えるデザインが随所に盛り込まれており、まさに“ギア”としての完成度を追求していることが伝わります。
また、外観デザインをあえてシンプルに仕上げているのもFJの特徴です。トヨタはこのモデルを「カスタマイズのベース」として位置づけており、ユーザーが自分の個性を反映させられるよう余白を残した造形としています。
実際に会場では、純正アクセサリーを装備したカスタマイズ仕様も展示されており、オーナーそれぞれのライフスタイルに寄り添う柔軟性の高さが印象づけられました。
そして、多くの人が最も気になるのは価格でしょう。現時点ではまだ公表されていませんが、豊田章男会長が「ランドクルーザーは人の命を守るクルマ。だからこそ、もっと多くの人に届けたい」と語った言葉が、このモデルの開発思想を物語っています。
その発言からも、誰もが手に取りやすい価格帯での登場が期待されます。若年層や新たなユーザー層に門戸を開き、ブランド全体の裾野を広げることが、ランドクルーザーFJの使命といえるでしょう。
実際、ネット上でもFJへの反響は非常に大きく、好意的な声が目立ちます。「このサイズ感のランクル、待ってた」「レトロでかわいいデザインが街にも合いそう」といったコメントが多く見られ、コンパクトながらもランドクルーザーらしさを感じさせるスタイルに魅了される人が続出しています。
また、「FJクルーザーの再来って感じで胸が熱くなる」「本格4WDなのに女性にも人気が出そう」といった声からは、幅広い層への浸透がうかがえます。
さらに、「価格次第では本気で欲しい」「アウトドアギアとしての完成度が高そう」など、実用性や価格への期待も高まっています。
「シンプルだから自分好みにカスタムできそう」「これで300万円台なら即買い」といった意見も多く、SNS上では早くも“次の人気モデル”との呼び声が上がっているほどです。
ランドクルーザーFJは、トヨタが培ってきた信頼性と、現代の多様なライフスタイルを結びつける新時代のランドクルーザーです。
力強く、そして親しみやすいその姿は、多くの人々にとって“自分の相棒”となる可能性を秘めています。
伝統を継承しながら未来へ進むこのFJが、ランドクルーザーの新たな物語を切り開いていくことでしょう。(くるまのニュース編集部)
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