ウイリアムズに加入したニコラス・ラティフィは、チームメイトのジョージ・ラッセルが申し分ないベンチマークとなり、ルーキーイヤーににラッセルから学ぶことができるだろうと語っている。
チームのリザーブドライバーを務めていたラティフィは、2019年のFIA-F2をランキング2位で終えたほか、グランプリの週末に金曜日のフリー走行1回目を何度か担当し、F1昇格に向けて備えていた。
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ウイリアムズはパフォーマンス面においてチーム史上最悪のスランプから抜け出す道を探っているところだが、そんな厳しい状況下でラティフィのF1昇格が決まった。
ラティフィは2018年にラッセルとF2で戦っており、ラッセルのことをよく知っている。その2018年に競争の激しいF2でタイトルを獲得したラッセルは高評価を得ており、2019年シーズンは予選で元チームメイトのロバート・クビサに全勝した。非常に手強い相手になるだろうが、ラティフィの実力を測る優れた基準となるだろう。
「僕は自分の仕事をやるつもりだ。僕は我が道を行くドライバーなんだ」とラティフィは『Crash.net』に語った。
「明らかにジョージはジュニアドライバーのなかでも最も高い評価を得ているひとりだ。彼と戦うことをとても楽しみにしているよ。彼は僕にとっていい基準となり、僕が学習するための助けになってくれることは確かだと思う」
「彼はルーキーではないから、多少のアドバンテージがあるだろう。でも僕たちは互いにとてもうまくやっていけると思うよ」
「結果やパフォーマンスがどうなるかについて話すのは、とても難しいことであるのは間違いない。とにかく僕の目標はパッケージからできる限り最大の性能を引き出すことだ」
ウイリアムズの副チーム代表を務めるクレア・ウイリアムズは最近、2019年にチームが底を打ったことを認めているが、2019年シーズンの内容を繰り返す余裕がないなかで、チームを前進させてくれる強固なドライバーペアを得ることができたと考えているという。
「ジョージとニコラスは、私たちが探していたタイプの性格の持ち主です」とクレアは語った。
「彼らはチームを成長させ、チームにモチベーションを与えて鼓舞する役目を務める重要性を完全に理解しています。私たちはそうすることができるふたりのドライバーを獲得できて幸運だと思います」
「ルーキーの常ですが、ニコラスも2020年シーズンに物事を理解するのに数戦が必要でしょう。でも彼の学習スピードが早いことは分かっていますし、彼はきわめて早い段階で慣れることでしょう」
「ふたりの若手にマシンを走らせることが混乱を起こすとは決して思いません。彼らふたりに能力があることを私たちは分かっています」
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