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軽の11月の販売ランキング、Nボックスが1位に 10月首位のスズキ・ワゴンR/スマイルは?

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軽の11月の販売ランキング、Nボックスが1位に 10月首位のスズキ・ワゴンR/スマイルは?

ワゴンRは5位も、前年比が大幅アップ

執筆:Naojiro Onuki(大貫直次郎)

<span>【画像】ワゴンR、ワゴンRスマイル【比べる】 全73枚</span>

サプライチェーンの混乱が長引いて生産調整の必要に迫られ、新型車/人気車の受注残が続いている状況下、2021年11月の新車販売の車名別ランキングが発表された。

軽自動車については、3か月ぶりにスーパーハイトワゴンがトップ3を占めた。

首位に立ったのは、前年同月比1.3%減ながら1万5482台を販売したホンダNボックスで、2か月ぶりにトップに返り咲く。

続く第2位には、9月に仕様変更を図って同2.1%増(1万822台)を達成したダイハツ・タントが、前月より6つ順位を上げてランクイン。

第3位には、一部改良の直前とあって同10.3%減(1万790台)にとどまったスズキ・スペーシアが入った。

また、前月第2位の日産ルークスは、同17.8%減(7413台)と苦戦して第4位に陥落。

前月首位のスズキ・ワゴンRは7267台の販売台数で第5位にダウンしたものの、9月に追加設定した新バージョンのスマイルが高い人気を維持。前年同月比ではトップ10で唯一2ケタ増の39.8%増を成し遂げた。

2021年11月の軽四輪車・通称名別新車販売速報

1位:ホンダNボックス(1万5482台)
2位:ダイハツ・タント(1万822台)
3位:スズキ・スペーシア(1万790台)
4位:日産ルークス(7413台)
5位:スズキ・ワゴンR(7267台)
6位:ダイハツ・ムーヴ(5979台)
7位:ダイハツ・タフト(5613台)
8位:ダイハツ・ミラ(5396台)
9位:スズキ・ハスラー(4812台)
10位:スズキ・ジムニー(4652台)

注目モデルの動向に触れていこう。

10月に一部仕様変更を行ったスズキ・ジムニーは、前年同月比7.1%増(4652台)を記録。
2022年3月での生産終了前に、αとβの2タイプの追加生産を11月に発表したホンダS660は、同135.1%増(529台)を販売する。

また、4月に一部改良を図ったダイハツ・コペンは、同34.7%増(384台)を達成した。

登録車に関しては、新型車や定番モデルが販売上位を占める。

登録車は? ヤリスの首位記録が止まる

登録車の首位に立ったのは、9月にSUVモデルのカローラ・クロスを追加設定したトヨタ・カローラで、前年同月比41.2%増(1万3631台)を記録して2020年3月以来、17か月ぶりのトップにつく。

先月まで16か月連続でトップを守ってきたトヨタ・ヤリスは、同40.1%減(1万1940台)と苦戦して第2位に陥落した。

続く第3位には、定番ハイトワゴンのトヨタ・ルーミーが、同27.9%増の(1万1654台)を達成してランクイン。

第4位には、8月に上級仕様のオーラの販売を開始した日産ノートが同171.9%増(9412台)で、第5位には、7月にフルモデルチェンジして第2世代に移行したトヨタ・アクアが同109.6%増(7251台)でトップ5入りを果たした。

また、4月に全面改良を図ったホンダ・ヴェゼルは、前年同月比147.2%増(5381台)を記録して第10位に入る。

2021年11月の乗用車ブランド通称名別順位

1位:トヨタ・カローラ(1万3631台)
2位:トヨタ・ヤリス(1万1940台)
3位:トヨタ・ルーミー(1万1654台)
4位:日産ノート(9412台)
5位:トヨタ・アクア(7251台)
6位:トヨタ・ヴォクシー(6711台)
7位:トヨタ・ライズ(6217台)
8位:ホンダ・フィット(6074台)
9位:トヨタ・アルファード(5423台)
10位:ホンダ・ヴェゼル(5381台)

続いて、新型車の販売成績を見ていこう。

GR86、BRZがトップ50圏内に

8月に大幅改良を実施したスバル・フォレスターは同134.0%増(3975台)を達成して第14位にランクイン。

11月に新開発のeスマート・ハイブリッドを搭載するモデルを追加設定したダイハツ・ロッキーは、同158.2%増(3615台)を成し遂げて第17位に入る。

また、4月に一部改良を図ったトヨタ・パッソは同20.1%増(3054台)を記録して第19位に。6月に仕様装備の変更と特別仕様車の設定を行ったマツダ2は同21.3%増(2617台)を達成して第25位に。

狭山工場の閉鎖に伴い本年12月末に生産終了を予定するホンダ・オデッセイは、同30.9%増(2252台)を成し遂げて第26位に位置。

さらに、10月に新型に移行したGR86は887台を販売して第41位に。7月にフルモデルチェンジしたスバルBRZは638台を売り上げて第46位に。

11月末に一部改良を実施した三菱エクリプスクロスは同2050.0%増(645台)を達成して第45位に入った。

なお、登録車と軽自動車を合わせた11月の車名別ランキングのトップ5は、唯一1万5000台超を成し遂げたホンダNボックスが5か月ぶりの首位に立ち、第2位にはトヨタ・カローラが位置。

そして、前月首位のトヨタ・ヤリスは第3位にダウンし、以後はトヨタ・ルーミー、ダイハツ・タントの順で続き、2か月ぶりに登録車がトップ5のうちの3モデルを占めた。

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みんなのコメント

53件
  • ミライは一体どうなっちゃたんだろう。
    月産能力3000台という割に全然ランキング50位以内にはいってこない。
    リーフでも毎月1000台程度は販売されているというのにやっぱりFCVはだめなのかね。
    ミライがミイラになる日も近いなw
  • ワゴンRとワゴンRスマイルの合算の販売台数で勝てないとは。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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