■新型CX-5はハイブリッドもディーゼルも「全部入り」!?
マツダの主力SUVである「CX-5」の次期モデルの登場が近づいているようです。
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現行モデルの登場は2017年2月で、早くも丸8年が経過しています。
フルモデルチェンジで、新型CX-5はどのようなモデルに生まれ変わるのでしょうか。
マツダはこれまで、次期CX-5に関していくつかの情報を公開しています。
ひとつは「マツダ製のハイブリッドを搭載する」ということです。
マツダは2024年、北米で販売しているミドルサイズSUV「CX-50」にハイブリッドモデルを設定しましたが、このユニットはトヨタの2.5リッターエンジン+モーターユニットによる「トヨタハイブリッドシステム(THS-II)」であり、「マツダ製のハイブリッド」ではありません。
マツダが独自に温めていた「自社製のハイブリッドユニット」を、主力モデルのCX-5に真っ先に搭載したいという思いがあるのでしょう。
そのマツダ製ハイブリッドに使われるエンジンについては、マツダが2025年3月18日に公表したライトアセット戦略において、「SKYACTIV-Zとよぶ新エンジンを開発し、ハイブリッドシステムを組み合わせて、2027年度中に次期CX-5から導入する」とアナウンスされています。
マツダはこの発表のなかで、「新型CX-5にはマツダ独自の電動ユニットと組み合わせた、新型2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンを搭載する」ともしていることから、“SKYACTIV-Z”の正体は、2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンだと思われます。
SKYACTIV-Zについてはまた、「究極の燃焼に近づく燃焼技術を特徴とし、欧州ユーロ7や北米LEV4、Tier4といった厳しいエミッション規制をクリアしながら、高い次元のパフォーマンスを両立させる新型エンジン」だとしています。
エミッション規制に対応させると約30%も出力低下してしまうところ、SKYACTIV-Zエンジンであれば規制対応前と同等の出力が維持できるとマツダは説明しています。
満を持しての登場となる新型CX-5ハイブリッドですが、マツダは常々、「マルチソリューション(世界各国の需要にあわせた複数の電動パワートレインを用意する戦略)」をうたっていることからも、販売地域の状況にあわせて、従来のマイルドハイブリッドやPHEV(プラグインハイブリッド)、クリーンディーゼル、そしてバッテリーEV(電気自動車)なども組み合わせていくはずです。
とくに日本に限れば、評判のいいクリーンディーゼルエンジンも引き続き残されるのではないでしょうか。
外観デザインに関しては明らかにされていませんが、2022年に登場した最新世代のラージクラスSUV「CX-60」などにヒントがありそうです。
SNSなどには、新型CX-5を予想するレンダリング(イメージCG)も多く見られます。
現行型CX-5が好調なことを考えると、外観デザインについては基本的にキープコンセプト路線だと予想する声は多くみられます。
たとえば、デザイナーの「とっきー_トキデザ@DAMD.inc」氏が描くレンダリングでは、現行の五角形グリルの基本形状を継承しつつ、より彫りの深いフロントフェイスと立体感のある構成に仕上げられています。
最新のCX-60などを参考にしつつ、現実味のあるスタイリングといえそうです。
気になる登場時期については、新型CX-5 SKYACTIV-Zの導入が2027年度中と公表されています。
すでに新型CX-5らしきテスト車両が世界で目撃されていることを考えれば、今年2025年秋の「ジャパンモビリティショー2025」において、いったん既存のマイルドハイブリッドやクリーンディーゼルを搭載した新型CX-5をワールドプレミアすると、筆者(自動車ジャーナリスト 吉川賢一)は予想します。
2026年早々にはグローバルで販売を開始し、1年後の2027年度内に待望のCX-5ハイブリッドが追加デビューするという2段階の流れになるのではないでしょうか。
※ ※ ※
新型CX-5は従来型よりもややサイズアップし、「CX-60」クラスのラージサイズSUVに近づくことが予想されます。
SKYACTIV-Zによる新ハイブリッドを武器に、世界中で勝負に出ることになる新型CX-5。マツダの動向には引き続き注目です。(吉川 賢一)
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