新たな高級車ブランド 2年以内に欧州進出
中国の高級車ブランドであるエクシード(Exeed)は、今後2年以内に欧州市場への進出を目指していることが明らかになった。
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エクシードは中国の自動車大手チェリー(奇瑞汽車)によって2017年に設立された新興ブランドで、すでに海外進出を果たしている。先日のGIMSカタールにもスタンドを出展したほか、チリやカザフスタンなどの市場にも進出している。
親会社チャリーは、OmodaやJaecooといった複数のブランドの欧州進出計画を明らかにしており、その一角にエクシードが加わることになる。
エクシードは現在、4種類の内燃エンジン車(RX、LX、TXL、VX)を販売しているが、近い将来、PHEVも導入する予定だ。
さらに最近、ミドルサイズセダンのエクスランティックスE03、ミドルサイズSUVのエクスランティックスE0Yの2台のEVを発表した。まもなく第3のEVも登場する見込み。
ジャガー・ランドローバー出身のチーフエンジニア、ピーター・マーティン氏は、エクシードが今後2年以内に英国を含む9つの欧州市場に参入する予定であることを認めた。
ラインナップはまだ確定していないが、マーティン氏は「ICE、PHEV、BEVとパワートレインの選択肢を横断的に用意しているので、各市場の需要に合わせて最適なものを提供できる」と語った。
マーティン氏によると、エクシードは廉価ブランドではないが、ライバルよりも優れたコストパフォーマンスを提供することに重点を置くという。
「クルマに値段をつける場合、すべてはビジネスモデル次第です。エクシードは競争力のある価格で提案することができますが、メルセデス・ベンツやBMWに見られるようなプレミアム感やテクノロジーも実現できます」
「エクシードのモデル開発時にわたしがベンチマークとしているは、メルセデス、BMW、テスラ、レクサスです。次のフルBEVを開発する際には、(メルセデスの)EQSをベンチマークにします。彼らほど高い価格にはなりませんが、似たような体験を提供するつもりです」
マーティン氏はさらに、各市場でビジネスモデルを適応させ、個人販売、フリート(レンタカー)販売、サブスクリプション販売に重点を置くと付け加えた。また、実店舗を構えつつ、オンライン販売も行うという。
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みんなのコメント
他国の技術を盗んで自国のものとしてうる。
はっきり言って怖くて乗る気にはなれない。