7月12日、2026年MotoGP第11戦ドイツGP MotoGPクラスの決勝レースがザクセンリンクで行われ、マルク・マルケス(ドゥカティ・レノボ・チーム)が今季3勝目を獲得。ザクセンリンク10勝目を飾った。小椋藍(スーパーファイル・トラックハウスMotoGPチーム)は2位でレースを終え、3戦連続で表彰台を獲得した。
前戦オランダGPの初日に第7胸椎を骨折したフェルミン・アルデゲル(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)が欠場し、カル・クラッチロー(カストロール・ホンダLCR)がヨハン・ザルコの代役を務める第11戦。2日目の予選で転倒を喫し、左鎖骨を骨折したマルコ・ベッツェッキ(アプリリア・レーシング)は手術のために帰国しており、スプリント以降は出走を取りやめている。なお、この手術は無事に終了したことがアプリリアからアナウンスされている。
予選にて決定された決勝グリッドは、マルク・マルケスがポールポジション、アレックス・マルケス(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)が2番手、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(プルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チーム)が3番手に続いてドゥカティ勢がフロントロウを独占。この3名は今朝のウォームアップ走行でもトップ3につけており、最終日も好調な様子が伺えた。
予選7番手のフランコ・モルビデリ(プルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チーム)と15番手のディオゴ・モレイラ(プロホンダLCR)は初日プラクティスでの低速走行を理由にペナルティが科されており、予選結果から3グリット降格。さらにベッツェッキの欠場によって予選9番手以降のライダー達はスタート順位が繰り上がりとなり、これらの影響を受けたホルヘ・マルティン(アプリリア・レーシング)ら7名は、予選結果からふたつポジションを上げてレースに臨むこととなった。
30周で争われたMotoGPクラスの決勝は気温28度、路面温度42度、晴れのドライコンディションで開始。全車がフロントにハード、リヤにミディアムを装着してスタートを迎えた。決勝でもホールショットを守ったのはマルク・マルケスとなり、アレックス・マルケスが2番手に続く。トラックハウス勢も好スタートを切り、5番グリッドの小椋が3番手に浮上。4番グリッドのラウル・フェルナンデス(スーパーファイル・トラックハウスMotoGPチーム)はアウト側にラインを外すもディ・ジャンアントニオを抑えてターン1を通過し、最終ターン13では小椋をかわして3番手で2周目に突入した。
4周目を迎えると小椋の背後を走行するディ・ジャンアントニオがターン10で転倒を喫し、早くも戦線を離脱。ペドロ・アコスタ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)が5番手に浮上する。7周目には11番手を走行するジョアン・ミル(ホンダHRCカストロール)、9周目にはトップを快走する兄を追うアレックス・マルケスがそれぞれ最終ターン13で転倒を喫し、リタイア車両が続出。これによりフェルナンデスが2番手となり、小椋も表彰台圏内の3番手にポジションを上げた。
順位を上げたフェルナンデスはトップとの間合いを縮めにかかるが、ペースの良いマルク・マルケスは後続を寄せ付けず2台のギャップは徐々に拡大。20周目にはペースを崩すことなく周回を重ねる小椋に接近を許し、前戦オランダGP同様にチームメイト同士でポジションを争う展開となった。トラックハウス勢のバトルは25周目のターン1で動きを見せ、イン側についた小椋が2番手を奪取。フェルナンデスは3番手に後退した。
残り周回数はわずか4周となるなか、マーベリック・ビニャーレス(レッドブルKTMテック3)がピットに戻ってリタイアを選択。22周目のターン3ではクラッチローが転倒を喫しており、終盤は2名のライダーが隊列を離れることに。一方、首位のマルク・マルケスは隊列先頭を快走し、独走状態でファイナルラップに突入する。安定した走りでマシンをフィニッシュラインまで運んでトップチェッカーを受け、今季3勝目を獲得。2年連続でドイツGPを優勝で終え、ザクセンリンク10勝目を飾った。フェルナンデスを引き離してレースをフィニッシュした小椋は2位を獲得。24年ぶりに日本人ライダーが3戦連続で表彰台を掴み取った。3位にはフェルナンデスが続き、今季3度目の表彰台登壇を果たして2026年シーズン前半戦を締めくくった。
[オートスポーツweb 2026年07月12日]
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みんなのコメント
ただAiさんの良い流れが夏休みでリセットされない事を祈る
後半楽しみですね