6月18日(現地時間)、アレッサンドロ・ミケーレ率いるヴァレンティノが2026年スプリングコレクションを発表した。
アレッサンドロ・ミケーレ率いるヴァレンティノの動向に注目している人にとって、昨年の予想外のデビューは今も記憶に新しいに違いない。グッチ退任を経て、正式なランウェイ復帰となった2025年春夏コレクションの3カ月前、ミケーレは171ものルックからなるコレクション「Avant les Débuts(デビューに先駆けて)」を発表した。
このルックブックが発表されたタイミングが、すでに賛否両論を呼んでいたサバト・デ・サルノ率いるグッチのランウェイショーの数時間前だったこと、加えてそのルック数の膨大さから、これはミケーレ流の古巣に対する一種の意趣返しのようなものではないかと捉える向きもあった。
しかしその説は、6月18日(現地時間)に発表されたウィメンズ75、メンズ57の計132ルックからなる2026年スプリングコレクションの登場によって否定されたと言っていいだろう。もちろん、『GQ』ではメンズルックのほうに焦点を当てたい。
カラフルでいて一貫したスタイル
ホテルのベッドで眠っているように見えるモデルたちは皆、ミケーレが新たに手がけたフォーマルなワードローブを身に纏っている。彼はフォーマルウェアに対する独自の理想をさらに追求し、ヴァレンティノの歴史を脇に置くことなく、彼自身のイメージでステートメントを表明してみせた。
テーラードジャケットはコントラストのあるエッジやタッセル付きのベルト、パイピングで装飾されている。様々な柄や幾何学パターンにも事欠かず、「Love Dances On The Abyss」や「Le Chat De La Maison Icon Muse Anti Hero」というスローガンがプリントされたTシャツもある。
しかし、ミケーレの手腕は全体をまとめる力にある。それは今回のコレクションのなかだけでなく、過去のコレクションとのつながりを感じさせる点にも発揮されている。ひとつひとつの服やアクセサリーは、複雑なモザイク画のなかの一枚のタイルのようだ。
彼自身が何度か語っているように、ミケーレは日常生活の観察者であり、自身のレンズを通してそれを彼流に生まれ変わらせる術に長けている。その一例がシューズで、ヴァレンティノ ガラヴァーニとヴァンズのコラボレーションスニーカーが特にそうだと言えるだろう。なぜかって、ヴァンズのスニーカー以上に日常的なものがあるだろうか?
たとえばバッグについて、あるいは猫や幾何学模様で飾られたバター色のカーディガンのディテールについて、考察すべき点はたくさんある(特に筆者は「ネルコート」バッグに夢中だ)。しかし、まずは時間をかけて、今回の2026年スプリングコレクションをじっくり見て堪能したいところだ。以下のギャラリーからぜひチェックしてほしい。
【写真57枚】ヴァレンティノ2026年スプリングコレクションから、メンズルックをすべて見るFrom GQ Italia
By Francesco Martino
Translated and Adapted by Yuzuru Todayama
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「キムタク」が“2000万円”の「高級ミニバン」との“2ショット”公開! 後部座席でくつろぐ姿がカッコイイ! 移動用の豪華「4人乗り仕様」どんなクルマ?
「もう洗いたくないよ……」 いま新車ディーラーメカニックの「洗車」を理由にした離職が増えている!
トヨタ新「“5人乗り”ステーションワゴン」に大反響! 「“リッター約25キロ”走るの経済的」「専用デザインがカッコイイ」の声も! スポーティ&豪華な「カローラツーリング」最高級モデルに注目!
空自の“精強部隊”に配備された「最新鋭ステルス機」が飛んだ! 操縦席から撮影した貴重な映像が公開
日産「新型スカイライン」登場へ 13年ぶり“全面刷新”で「セダン廃止」の可能性も!? “急ピッチ開発”が進む「日産の伝統モデル」がどうなるのか 考えられる現実的な“シナリオ”とは
「EV不便じゃん」って感じる人は計画性がない人? オーナーが語るEV乗りに向いている人の条件
日産「新型スカイライン」登場へ 13年ぶり“全面刷新”で「セダン廃止」の可能性も!? “急ピッチ開発”が進む「日産の伝統モデル」がどうなるのか 考えられる現実的な“シナリオ”とは
「もう洗いたくないよ……」 いま新車ディーラーメカニックの「洗車」を理由にした離職が増えている!
「まさかお前が…!」 「覆面パトカー」見分け方は? 街中に潜む警察…! 「安全運転なら気にする必要なし!」 でもドキドキ…。 元警察官が解説
価格判明!? マツダ新型「CX-5」ドイツで世界初公開! 3代目に全面刷新! 2.5Lマイルドハイブリッド採用、ディーゼルはナシ 日本での反響は?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?