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2026年欧州版 最も注目すべきSUV 10選(前編) イチオシはレンジローバー・スポーツ 業界をリードする魅力的なクルマたち

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2026年欧州版 最も注目すべきSUV 10選(前編) イチオシはレンジローバー・スポーツ 業界をリードする魅力的なクルマたち

バリエーション豊かなSUV市場

SUVの爆発的な人気上昇は、まさに自動車業界における一大現象であり、多くの地域で販売ランキングを席巻している。

【画像】「ノイエ・クラッセ」の第1弾となる新世代電動SUV【BMW iX3を詳しく見る】 全19枚

実用性、室内の広さ、快適性、汎用性、そして最新デジタル技術が巧みに融合されていることを考えれば、SUVがこれほど大きな影響を与えている理由も容易に理解できる。また、全体的に安全性評価が高いという点も見逃せない。

嬉しいことに、SUVは画一的なモデルばかりではない。プラグインハイブリッド(PHEV)、電気自動車(EV)、コンパクトモデル、大型の7人乗りモデルなど、実に多様な選択肢がある。

選択肢があまりにも豊富なため、決定的な候補を絞り込むのは容易ではない。本稿では、AUTOCAR英国編集部のロードテスターチームが厳選した、英国最高のSUVを10台紹介する。

AUTOCARのイチオシはレンジローバー・スポーツだ。オンロード/オフロードを問わず魅力的な走り、豪華で実用的なインテリア、そしてガソリン、ディーゼル、PHEVと幅広いパワートレインラインナップが理由だ。

その他にも、注目すべきモデルをいくつか紹介したい。

(翻訳者注:各モデルの名称や装備、価格などは英国仕様に準じます。)

1. レンジローバー・スポーツ – 最高のラグジュアリーSUV

デザイン:8点 インテリア:9点 パフォーマンス:8点 乗り心地&ハンドリング:9点 コスト:7点

長所:卓越した洗練性 幅広いダイナミック性能 デジタル技術はトップクラス

短所:競合車より15~20%高価 エクステリアデザインは、人によっては気取りすぎに感じられるかもしれない 信頼性に一抹の不安

レンジローバー・スポーツが本リストに名を連ねた理由は、最上位のレンジローバーとほぼ同等の快適性とオフロード性能を備えつつ、価格が安く、オンロード性能も優れているからだ。

両車とも同じプラットフォームを採用しているが、スポーツは車体の重量をうまく制御できる点で際立っている。足回りは引き締まっているが、このサイズのSUVとしてはステアリングフィールが良く、路面の情報をしっかりと伝えてくれる。

「インテリアの質感に関しては、改善の余地がわずかに残されている」

――マット・ソーンダース(ロードテスト編集者)

パワートレインのラインナップは幅広く、ターボチャージャー付きマイルドハイブリッドディーゼル、PHEV、そして635psという圧倒的な出力を誇るV8ガソリンエンジンを搭載したSVが揃っている。

質感の高さはレンジローバーとほぼ同等であり、仕上げやフィッティングの面ではほぼ無限の選択肢がある。

JLRの優れたインフォテインメント・システム「Pivo Pro」は操作が簡単で、タッチスクリーンも遅延がなく、業界屈指のレスポンスを誇る。

2. BMW iX3 – 最高のドライバー向け高級電動SUV

デザイン:10点 インテリア:8点 パフォーマンス:9点 乗り心地&ハンドリング:9点 コスト:10点

長所:EV技術の飛躍的な進化 運転の楽しさが際立つ SUVの基準から見て、すっきりとしたスリムな外観

短所:デジタル志向のキャビンレイアウトが複雑で、運転に集中できなくなる可能性もある 引き締まった乗り味が、ややぎこちなく感じられることもある エネルギー消費効率の点では依然としてテスラが優位

航続距離800kmというカタログ数値に感銘を受け、AUTOCARのロードテスターはBMW iX3の試乗を心待ちにしていた。

確かに、このクルマは1回の充電で数百km走行できるが、単に長距離を走れるだけのSUVにとどまらず、広々とした室内空間、最新のデジタル装備の数々、そしてBMWの長年の特徴であるスポーティな走りも兼ね備えていることが分かった。

「iX3の108.7kWhバッテリーは、高速道路走行で480kmを優に超える航続距離を実現し、その後はクラストップの400kWで充電が可能だ」

――イリヤ・バプラート(ロードテスター)

BMW初の「ノイエ・クラッセ」モデルであるiX3は、数々の新技術と機能を備えたプレミアムなインテリアのおかげで、間違いなく魅力的な電動SUVの1つとなっている。

物理ボタンは少ないものの、BMWの新しいタッチスクリーン式インフォテインメント・システムは合理的に構成されており、使い勝手が良い。後部座席は大人でも十分な広さがあり、520Lの広々としたトランクとフロントトランクも備わっている。

iX3の魅力をさらに高めているのが、俊敏な後輪駆動のシャシーバランスと、安定感あるハンドリングだ。場所によっては乗り心地が硬く感じられることもあるが、大きな穴や段差も難なく乗り越える。

3. ダチア・ダスター – 最高の低価格SUV

デザイン:8点 インテリア:8点 パフォーマンス:8点 乗り心地&ハンドリング:8点 コスト:9点

長所:価格の割に広々とした室内空間 パワートレインの選択肢が豊富 安いLPGで走行可能なバイフューエル仕様もある

短所:大型SUVのような洗練さに欠ける 所々で安っぽさを感じる どのエンジンも特に運転の楽しさを感じさせない

ルーマニアのダチアが展開しているコンパクトSUV、ダスターは現在3代目となり、今日の英国で販売されているSUVの中でも最高クラスの1台だ。

現行世代は新しいプラットフォームを採用し、先代モデルよりもはるかにモダンで力強い外観を特徴としている。

「わたしのお気に入りの仕様は『エクスプレッション』グレードのマイルドハイブリッドだ。シートヒーターを除けば、必要な装備はすべて揃っているからだ」

――イリヤ・バプラート(ロードテスター)

ダスターは最近、中型SUVのビッグスターと共通のエンジンラインナップへと切り替えた。ハイブリッドモデルは最高出力が10psほど強化されて158psとなり、1.2Lマイルドハイブリッドガソリンも同様に130psに強化された。しかし、パワートレインに関わらず、ダスターはシンプルで使いやすく、経済的だ。

価格は2万2000ポンド(約460万円)弱からで、コンパクトSUVクラスにおけるコストパフォーマンスの王者だ。以前ほど手頃ではないが、それでも多くの競合車よりはかなり安い。

広々とした4人乗りキャビン、十分な容量のトランク、良好な走行性能と巡航性能を備え、エントリーモデルであっても装備仕様はかなり充実している。

4. ランドローバー・ディフェンダー – 最高の高級オフローダー

デザイン:9点 インテリア:9点 パフォーマンス:8点 乗り心地&ハンドリング:10点 コスト:7点

長所:快適で扱いやすい 極めて運転しやすい 実用性がありながらスタイリッシュな外観

短所:110と130モデルは巨大 重量級 高価

ランドローバー・ディフェンダーは極めて多用途なマシンであり、オンロードでもオフロードでも同等に優れた能力を発揮する。多くの個体が舗装路から出ることはないだろうが、文字通り「どこへでも行ける」クルマだ。

そのサイズや比類なきオフロード性能にもかかわらず、ディフェンダーは運転しやすく、ステアリングの動きは滑らかで、ペダルの位置も適切、視界も抜群だ。極めて快適で、安定感がある。

「ディフェンダーは世界トップクラスの性能を誇る。オンロードでもオフロードでも素晴らしいが、それ相応の価格がついている」

――マット・プライヤー(編集委員)

ディフェンダーには、マイルドハイブリッドの6気筒ディーゼル、力強いV8、プラグインハイブリッドなど、チューニングの異なる多彩なパワートレインが用意されている。この中でAUTOCARがおすすめしたいのはディーゼルモデルだ。力強い走りを見せつつ、特に洗練された乗り心地も魅力だ。

市販されているSUVの中でも屈指の汎用性を誇り、広々とした室内空間、実用的なパフォーマンス、そしてラグジュアリーを求めるドライバーにとって素晴らしいとなるだろう。

5. BMW X5 – スポーティさを味わえる最高の高級SUV

デザイン:9点 インテリア:7点 パフォーマンス:10点 乗り心地&ハンドリング:9点 コスト:8点

長所:充実したエンジンラインナップ 洗練された、ダイナミックなハンドリング 電気走行距離が長い優れたPHEV

短所:一部の競合SUVの方が実用性が高い インテリアの品質と使い勝手が後退している PHEVの充電出力は7.4kWに制限されている

BMW X5は、本リストの中でも特に大型のモデルであり、選択するパワートレインによっては最大7人乗りに対応する。

その点で言えば、パワートレインのラインナップは業界屈指であり、ガソリン、ディーゼル、PHEVで構成されている。

「BMW X5は発売から25年が経過し、数世代を経てきたが、1999年に初代モデルで名声を築いた主要なセールスポイントは今も健在だ」

――イリヤ・バプラート(ロードテスター)

3.0L直列6気筒ディーゼルは286psを発生し、ガソリン直列6気筒は352psを誇る。PHEVモデルにグレードアップすれば490psを発揮し、0-100km/h加速は4.8秒、さらに電気だけで100kmの走行が可能だ。

7人乗り仕様で唯一選べるのはディーゼルモデルで、650Lのトランク容量を確保している。シートを折りたたむと1870Lまで拡大するが、PHEVモデルでは駆動用バッテリーの搭載により500Lに減少する。

6. キアEV9 – 最高の7人乗り電動SUV

デザイン:8点 インテリア:9点 パフォーマンス:8点 乗り心地&ハンドリング:7点 コスト:9点

長所:広大な室内空間 印象的なパフォーマンス 長距離走行が可能

短所:高価 価格の割に、キャビンの高級感がやや物足りない 英国の道路では巨大すぎる

大きくて角ばったクルマは、駐車場でも存在感が際立つ。それが、人々がSUVにまず目を留める理由だ。そして、間違いなくキアEV9は人目を引くクルマである。

EV9はレンジローバー・スポーツやメルセデス・ベンツGLEとほぼ同サイズで、キアにとって初めての大型高級SUVとなる。そのインパクトも大きい。

「走行性能に関しては、シングルモーター版もデュアルモーター版も、シンプルで扱いやすいハンドリングを持ち、不自然な挙動は一切ない」

――マット・ソーンダース(ロードテスト編集者)

ずっしりとした角張ったフォルム、シャープなライン、そして精緻なディテールを備えたその外観には大胆さがあり、通行人は思わず二度見して、「あれがキア? 本当に? すごい!」などと声を上げるだろう。

6人乗りと7人乗りの両方のキャビンレイアウトが用意されており、他の3列シートSUVと同様に広々としている。もっとも、インテリアの質感は最高とは言えないが。

99.8kWhの大容量バッテリーを搭載しており、走り仕方や場所にもよるが、実走行距離は420~515kmだ。

デュアルモーター仕様はパワフルな走りを見せる。乗り心地とハンドリングはやや柔らかめだが、安定感はある。

(翻訳者注釈:この記事は「後編」へ続きます)

文:AUTOCAR JAPAN AUTOCAR JAPAN
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