レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、スーパーライセンスに科されるペナルティポイントの累積によって出場停止が差し迫っている。カナダGPではこの件に関する質問が多数飛んでいるが、予選を終えてウンザリしている様子を見せた。
フェルスタッペンは前戦スペインGP決勝で、メルセデスのジョージ・ラッセルに対して“体当たり”。広く非難が集まり、フェルスタッペンは後にソーシャルメディアを通じて「間違っていた」「あってはならないことだった」と謝罪したが、10秒のタイム加算ペナルティに加え、ペナルティポイント3点が科された。これによりペナルティポイントの累積が11となり、1レースの出場停止処分を受けるまで残り1点という状況に立たされている。
■ラッセル、カナダ2年連続ポールポジション獲得に満足「キャリアで最も爽快な1周だった」
スペインGPから2週間後のカナダGPを前に行なわれた木曜日の記者会見で、危機的状況からドライビングのアプローチを変えるか、と尋ねられたフェルスタッペンは「なぜそうする必要があるのか?」と突っぱねた。
そして予選ではラッセルがポールポジションを獲得し、フェルスタッペンが2番手を獲得。運命のいたずらか、渦中の2台がフロントロウに並ぶこととなり、予選後の記者会見でも再び出場停止危機に関する話題が振られた。するとフェルスタッペンはこう答えた。
「もう聞きたくない。本当に腹が立つよ。木曜日もそれについて話していた。時間の無駄だし、子供じみている」
「だから僕もあまり話したくないんだ。僕らがいる世界は本当に腹が立つからね」
フェルスタッペンのこうした対応は、数々のクラッシュにより質問攻めを受けた7年前のカナダGPでの木曜会見を思い起こさせる。
「この記者会見の最初に言った通り、僕は全ての質問にウンザリしている。これ以上訊かれたら、誰かに頭突きを食らわすと思う」と当時のフェルスタッペンは語っていた。
motorsport.comの調べでは、“腹が立つ(Pissing)”という表現はFIAが暴言と捉えるほどのモノではなく、罰金が科されることはないようだ。
フェルスタッペンは出場停止によるプレッシャーに関する質問を軽く受け流した一方で、ポールシッターのラッセルは、出場停止の危機に立たされたフェルスタッペンが逆にアグレッシブな行動を取る可能性があると示唆した。
「彼がもっとスペースを与えてくれるとは思っていない。どちらかと言えば反対で、自身の主張を貫こうとするだろう。だから注視しているよ。でも結局のところ、僕らはみんな勝つためにいるんだ」とラッセルは言う。
「レースで自らを危険に晒すようなことはしない。ただ忙しいシーズンでもある。レース出場禁止になれば、しばらく家で過ごすことになるし、理想的ではない。でも絶体絶命というわけじゃない」
なお決勝レースでの目標を尋ねられたフェルスタッペンは次のように答えた。
「表彰台に登ること、できる限り競争力を発揮すること、マシンから最大限の力を引き出すことだと思う」
「でも僕には分からないよ。できたかどうかはレース後に分かるだろうね。まあ、タイヤマネジメントが上手くできるといいね」
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みんなのコメント
やっぱりマックスさんはすごい
最後はC6ではなくC5を選択
ラッセルさんはスタートで頑張って
角田さんQ2は残念でした