マスタングといえばアメリカを代表するスポーツカーであり、近年ではかつてのマッスルイメージを払拭した2L直4エンジンの採用など新時代のスポーツカーとしての生き残りをかけている。
それでいてルックスなどはヘリテージを生かしており、かつてからのファンも納得のモデルとなっている。そのなかでレーシングカーとして人気のGT4カテゴリーにフォードが投入したモデルがある。
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それがマスタングGT4。2016年デビューの精悍なレーシングカーをタミヤが組み立てキットで模型化。相変わらずのタミヤクオリティでその完成度は高そう!! 詳細を見ていこう。
文:ベストカーWeb編集部/写真:タミヤ、フォード
【画像ギャラリー】2016年デビューの精悍なレーシングカー「マスタングGT4」 高クオリティーなビジュアルをご覧あれ!!
■世界のジェントルマンを支えるマスタングGT4
V8エンジンを積んだマスタングはGT4マシンとして世界で愛されている
マスタングGT4はかつてのN1規格などと同様にレース参戦への敷居を低くしたGT4規格に則ったマシンだ。
GT4は日本だとスーパー耐久で見られる程度だが、世界各国ではワンメイクレースなども盛んなモデル。
そんなGT4規格にフォードが乗り込んだモデルがマスタングGT4。ベースはマスタングのハイパフォーマンス・バージョン、シェルビーGT350R-C。
ドアや屋根などのボディパーツをカーボンに変更するなど大きな手を加えられている。
リアエンドの空力処理などはレーシングカー独自のもの
エンジンは改造範囲が少ないGT4クラスだけにベース車両からかなり強力。V8 5.2Lで580psを発揮する心臓を持ち、耐久レースなどにも対応する6速シーケンシャルトランスミッションを装備する。かなり本格的なレーシングマシンなのだ。
■1/24で精巧に再現したタミヤの力作
フロントのエッジの効いたグリルなども再現度高し!!
自動車モデルとしては定番の1/24スケールで、全長203mm、全幅87mm、全高57mm。エアロパーツなどや迫力のあるスクエアなボディ形状をしっかりと反映しており、車内はレーシングカーらしいロールケージを装備。
フルバケのシートや消火器など細かい演出も非常にニクい!! また「組みやすさ」に定評のあるタミヤらしく、ボンネットのエアベント、サイドのエアアウトレット部、ボンネットファスナーなどは、塗り分けを考慮して別パーツ化していえる。
リアはガソリン給油口やエアロなどもばっちり再現されている
デカールは2017年のイギリスのグッドウッドフェスティバルに登場したグレイカラーの#17と、2018年に発表されたホワイトカラ ーのオフィシャルカー#18の2種類のカラーリングが選べるスライドマークを用意。
好みの仕様でぜひ作り上げてみたい!! 発売は6月27日ごろ(定価:4400円)。
17号車、18号車を作り分けることができるデカールも付属
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