元F1ドライバーであるマーク・ウェーバーは、フェラーリ離脱が決まっているセバスチャン・ベッテルについて、F1オーストリアGPでは空虚に見えたと話した。
F1開幕戦オーストリアGPで、フェラーリのふたりは対照的な週末を過ごした。ベッテルは予選Q2敗退を喫し、11番グリッドから決勝へ。8番手まで順位を上げていたが、カルロス・サインツJr.(マクラーレン)との接触でポジションを落とし、10位でフィニッシュした。
■「サインツとの接触は僕のミス」ベッテル、”うまくいかなかった”開幕戦を振り返る
対してシャルル・ルクレールもポールポジションを争う速さはなく、予選Q3に進出して7番グリッドからスタートした。しかし決勝ではミスのないレースを展開。2位表彰台をチームにもたらし自身最高のレースのひとつだったと振り返った。
レッドブルで、ベッテルのチームメイトとして5シーズンを過ごしたウェーバーは、レース後にベッテルが空っぽに見え、それはチームとの”蜜月関係”が終わった兆候だと考えている。
「その関係は終わった」と、ウェーバーはポッドキャスト『In the Fast Lane』で語った。
「両者の間の信頼関係はなくなったし、彼らの蜜月は終わった」
「セバスチャンは赤い服を着て、赤いマシンを運転しているけど、彼は自分のためにそこにいる。場合によっては、すぐにそれを終わりにすることを望んでいるかもしれない。なぜなら、見たままの状態だからね」
「レース後のセバスチャンは空虚だったと思う。私はセブのこの状況が終わるのが早ければ早いほど、関係者全員にとって良いことだと思う」
ベッテルはオーストリアで、フェラーリから契約延長のオファーはなく、電話で契約延長をしないと告げられたと明かした。ウェーバーは、このエピソードが両者の関係に入ったヒビの大きさを物語っていると話した。
「(ベッテルに対するオファーがなかったことについて)ほとんど全員が驚いたと思う。おそらく、最も驚いたのはセバスチャンだろう」
「彼は電話で、それを伝えられたんだ。チームは彼と向き合う努力をすることもなかった……」
「明らかに、そんな関係は健全ではない。彼らは契約を延長しないことを選んだ。しかし、交渉さえ行なわれなかったんだ」
ウェーバーは、ベッテルが引退することになるとは考えていない。たとえ、2021年を休暇に充てる事になったとしても、2022年にはベッテルがF1に戻ってくると予測している。
「まだ終わりだとは思っていない。彼はまだ、2022年に何らかのチャンスを掴めると思う。例えば、2021年のレッドブルに誰が乗っているか、誰にも分からないだろう」
「僕は彼がエネルギーを取り戻し、自分自身を再開発する必要があると思う。エネルギーを取り戻すためには彼の心がマラネロ(フェラーリの拠点)から解放される必要がある」
「フェラーリとの関係が続けば、ゆっくりと負のスパイラルを落ちていくだけだ」
「今後について話すのはまだ早いと思う。その日が来た時に話し合えばいい。2021年でも2022年でも、彼はまだ今後もグリッドに残っていると思う。もう少し残っているだろう」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
併走するクルマへの目潰しでしかないのにナゼやる? 斜め後ろに「白色ライト」を点灯して走行するトラックは法令違反だった!!
アストンマーティン代表、ストロールへの裁定は厳しいと語る「しっかりと理解されないまま判定が下された」/F1第5戦
乗って納得の「ロープライス実力派」 ホンダWR-Vは背伸びしない、等身大のパートナー
やってはいけない「マフラー交換」5例。「爆音」「落下」「黒焦げ」など本当にあったダメなカスタムをお教えします
マツダ「新型“最上級”ステーションワゴン」!? まさかの「復活」に期待の声も! 次期「MAZDA6“ワゴン”」予想CGが「カッコイイ」と反響集まる
みんなのコメント