クラシック・ミニのレースへ挑む親子
チームメイトが最大のライバル、という場面は少なくない。親子で参戦することになった、モータースポーツでも。
【画像】人気のお手軽クラシックカー・レース マイティ・ミニ 最新のレーシーなミニ JCWたち 全113枚
「ラクストンでは負けました」。ジェームズ・ジェンキンス氏が苦笑いする。ガソリンの圧力を調整する、レギュレーターの故障が理由だったとか。
「最近は父が速くなってきて、激しく競り合うようになりました」。と続ける彼は、英国の750モータークラブが主催する「マイティ・ミニ」というクラシック・ミニのレースイベントへ、2022年から挑んでいる。
ジェームズは、その年の新人ドライバーによるノービス・トロフィーで優勝。シーズンを通したチャンピオンシップでも、2位を奪い参加者の注目を集めた。2023年と2024年は、総合3位の成績を残している。
グレートブリテン島各地のサーキットを転戦
マイティ・ミニは、2025年で30周年を迎えた。現実的な予算でモータースポーツへ挑めることから、英国では高い人気を誇る草レースになっている。厳しいレギュレーションが設けられ改造範囲は狭く、参加費用も抑えられている。
通常、1年で7回の週末を利用し、14戦のレースが開かれる。グレートブリテン島各地のサーキットを巡りながら、1275ccの小さなマシンが全力を振り絞る。
ジェームズは、1994年式ローバー・ミニ SPiを、2021年に8500ポンド(約174万円)で購入したという。マイティ・ミニでの優勝経験を持つ車両だった。お小遣いと呼べる金額ではないが、クラシックカー・レースの参加車両としては、破格値だろう。
乗用芝刈り機の販売や修理で、彼は資金を稼いだらしい。「家族の友人が、農機具関連の仕事をしていたんです。大学の学費も捻出できました。とても面白くて、今でも続けています」。この副業で、機械に関する知識も深まったと付け加える。
「60歳を過ぎて何かしなくちゃって思った」
「自分は60歳を過ぎて、何かしなくちゃって思ったんですよ。そんな時、作りかけのラリーカーを見つけたんです」。父のジョン・ジェンキンス氏が口を開く。
「ボディシェルがリフレッシュされていて、ロールケージも付いていました。沢山のスペアパーツも。前オーナーは、ホイールやブレーキ、サブフレームなど、真新しい部品も提供してくれたんです」。彼は、その一式を3500ポンド(約71万円)で手に入れた。
レーシング・ミニにする手順を、ジェームズが説明する。「内装を剥ぎ取って、できるだけ軽くすれば良いんです。ロールケージとハーネス、消化器、バケットシート、カットオフスイッチなど、必要な安全装備を装備すれば完成です」
マイティ・ミニでは、一部の改造が認められている。例えば、FRP製ボンネットへの交換は可能。エンジンは、ローバーのAプラスと呼ばれるヘッドの装備も許されている。
独学で身に着けたメカニックの技術
2人は、独学でメカニックとしての技術を身に着けた。レース用エンジンのリビルドは、3500ポンド(約71万円)くらいで済むという。「プロにお願いしたら、5000ポンド(約102万円)はかかるでしょうね」。ジョンが説明する。
ジェームズも話す。「ボディ関係は、殆ど父がこなします。心を癒やす作業だと、感じているようですね。自分は飽きっぽくて、何かを分解して組み立て直す方が好きかな」
参戦費用を捻出するため、今の2人は頼まれれば何でもするとか。ジェームズは、マーケティングや広報の仕事にも携わっている。レーシングチームやチューニングパーツ・メーカーなどの企業と契約して。
クラシック・ミニの専門誌、クーパーワールド誌のライターも始めた。「自分でプロモーションして、成功のためなら何でもやります」。その熱意へ恐れ入る。
この続きは、マイティ・ミニ(2)にて。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
レギュレーション大変更で勢力図がまさかの激変! メルセデス&レッドブルがトップチーム入りするきっかけになった2009年
まるでジェット戦闘機……ジャン・アレジ所有のフェラーリF92Aが、約5億4000万円で落札
【2026年F1新車分析:アストンマーティン『AMR26』】革新的なリヤサスペンション導入。ニューウェイならではの独創性あふれる
MotoGPシーズン開幕イベント、マレーシアのクアラルンプールで開催。ライダーたちがレーシングマシンで街に繰り出す
MotoGP、マレーシアで『シーズンローンチ』開催。雨のクアラルンプールをMotoGPマシンが疾走
「無能だ」の声も 罰則金設定で「自転車はどこを走れば…」問題、SNSで議論爆発「当たり前」「順序おかしい」
BYDの新型PHEV「シーライオン6」への評判は?“デザイン・質感”が好評、“価格”に衝撃…「ようやく購入の選択肢に入った」の声も
日産「新型エルグランド」“最速シャコタン化”に反響殺到!「オラオラ系もカッコいい!」「これならアルファードに張り合える」の声も! 黒&白ボディで“威圧感マシマシ”「キング・オブ・ミニバン」KUHL JAPANのカスタムCGとは!
「ペダル踏み間違い」防止への基準が強化! 「クリープ走行」時の対応や歩行者検知を“義務付け”!? 気になる導入スケジュールと対象車種は?
“約半世紀”の歴史に幕…トヨタ人気「“FR”スポーツカー」まもなく生産終了に反響殺到! 「一つの時代が終わる感じがする」の声も! 最後に「430馬力超え」の特別モデルも登場の「スープラ」に注目!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?