もくじ
ー ピニンがデザインしたハイブリッドGT
ー EV最速レベルのパフォーマンスに期待
ー 市販車デビューはジュネーブか
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ピニンがデザインしたハイブリッドGT
北京ショーでひときわ目を引いた流麗なクーペのコンセプトカー、HK GT。デザインはピニンファリーナ、そのクライアントは香港のハイブリッド・キネティック・グループ(HKG)。そのスタイリングはもちろんみごとだが、目を奪われたのは横長のガルウイングドアだ。4シーターの後席付近まで開くそれは、後席の使い勝手を重視する中国市場の要求に応えたものかもしれない。
HKGによれば、この4座クーペには電動パワートレインが積まれ、合わせて発電機となるマイクロタービンも備えるレンジエクステンダー。今回、スペックは明らかにされなかったが、このテクノロジーは昨年、K550とK750を名乗るSUVや、H600と銘打ったセダンにも採用されており、それら3台のコンセプトカーでは航続距離1000kmと5万回の充電に耐えうるライフを明言している。
EV最速レベルのパフォーマンスに期待
ただし、このGTはよりスポーティなモデルだ。それだけに、パフォーマンスを引き上げた分だけ、航続距離は犠牲になっていることが予想される。
2017年のコンセプトカー群は、モーター出力が800psオーバー、セダンのH600では0-97km/h加速2.9秒を謳う。GTがこれらを上回るパフォーマンスを実現しているならば、0-97km/h加速2.4秒を誇るテスラ・モデルSのP100Dにとっても脅威となるに違いない。
市販車デビューはジュネーブか
ピニンファリーナのデザイナーたちは、エクステリアに昨年のコンセプトカーに通じるデザイン言語を用いながら、彼らが言うところのイタリアンなクラシック・アーキテクチャーを盛り込んだ。スリムなヘッドライトにまで食い込む大きなフロントグリルは、全てのクルマに共通する要素だ。
全車に共通する顔立ちを与えるデザイン手法は、金太郎飴やマトリョーシカといった喩えで揶揄されることもある。だが、イメージの確立を図る新たなブランドが短期間に自社モデルの認知度を上げようという場合には有効な常套手段だ。4台ともジュネーブ・ショーに出展されたが、このGTがデビューするのも、おそらくスイスになるだろう。
HKGとピニンファリーナは現在、5500万ポンド(約82.5億円)規模の技術提携に基づき、共同作業を行っている。ちなみにHKGの現行ラインナップは、電動バスと、バイオアルコールやプロパンガス、天然ガスで走る乗用車だ。
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