ブルノ・サーキットで開催されたMotoGPチェコGPでKTMのペドロ・アコスタはスプリントと決勝で表彰台を獲得。この好結果には「大きな意味がある」と彼は捉えている。
アコスタそしてKTMは2025年シーズンは厳しいスタートとなり、フラストレーションの溜まる状況にアコスタからは露骨な不満などが発せられていた。しかし夏休み前のチェコGPでようやく今季初表彰台を獲得したことで、アコスタも少し落ち着きを取り戻したようだ。
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「これには大きな意味があるよ」
スプリントで2位、決勝で3位となったアコスタは、会見でそう語った。
「今シーズン序盤の状況は、決して楽なものじゃなかった。それでも、(チーム内には)強い意志が感じられていた」
「個性的なライダーがふたりいれば時には話し合いがヒートアップするときもあるけど、落ち着いて、再スタートを切るべき時もあるんだ」
「この数週間で僕らは調子を上げている。とても安定しているし、毎回トップ5を争うことができているんだ」
「改善していくためにも今のような調子を維持していかなくちゃいけない。あとは時間の問題だ。バイクに良い変化がもたらされるまで、そして次のレッドブルリンクを待とう」
なお決勝レース終盤、アコスタは4番手のフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)に迫られた。彼はこの時、100%プッシュしてなんとか表彰台を確保しようとしていたという。
「100%だったよ!」とアコスタは言う。
「途中、10~15周目あたりはマルコ(ベッツェッキ/アプリリア)にかなり接近していたんだ」
「フロントタイヤにちょっと苦しんでいて、彼についていくことはできなかった。そんなわけで、レース終盤に余裕が持てるようにリヤタイヤをマネジメントしようとしていた」
「ペッコ(バニャイヤ)が0.8秒、0.6秒と近づいているのを見て、僕もまたプッシュし始めた。『よし、全てを出し尽くしていくぞ。何も無かったとしても、少なくともトライはしなきゃ』と思ってね」
KTMはチェコGPではスプリントレースでテック3のエネア・バスティアニーニも3位となり、決勝では完走したライダー全員がトップ10入りと着実に向上してきている。アコスタはその要因については、こう語っている。
「僕はこれまで予選で苦戦してきた」
「今は3列目までに並ぶのが最低ラインのようだ。まあこれも良いわけではないけど、過去数年のように壊滅的なわけではないんだ」
「昨年は速さがあったけど、レース終盤には電子制御の使い方や、様々な電子機器を乗せたバイクの乗り方が理解しきれていなくて、苦労することもあった。そういった問題に対して、フィーリングが助けになってくれている。テストでも自宅でも、色々取り組んでいるんだ」
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