大人の乗員保護性能98% 過去の例は?
ユーロNCAPによる最新の安全性試験で、次期型ルノー・ルーテシア(欧州名:クリオ)、新型マツダ3、アウディの電気自動車e-トロンをはじめとする7台の新型車が最高評価となる5つ星を獲得した。
スズキ・ジムニー欧州仕様 ユーロNCAPで3つ星 2018年基準の最低評価に
マツダ3は大人の乗員保護性能(AOP)で98%という高い点数を得た。これまで同項目で98%を記録したモデルは、他にボルボV40、ボルボXC60、アルファ・ロメオ・ジュリアの3台しかない。
最新型クリオはAOPが96%、子供の安全性でも89%を獲得。新型フォルクスワーゲンTクロスのAOPは97%だった。
他に5つ星を獲得したモデルは、レクサスUX、トヨタ・カローラ、トヨタRAV4だ。
ユーロNCAP試験を運営する英国で唯一の安全調査機関であるザッチャム・リサーチは、試験を受けた多くのクルマに高いレベルの運転支援機能が標準で装備されていることを強調した。
ザッチャムの研究主任を務めるマシュー・エイブリィは次のように語っている。「5つ星を獲得することは、もはやそれほど困難なことではなくなっています。自動車メーカーが安全性能を引き上げるための努力を続けていることが確認でき、とても喜ばしく思います」
「消費者にとっては今までになく良い状況です。購入するクルマに最高レベルの安全性を期待できるのですから」
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