スーパー耐久第6戦岡山国際サーキットにGRヤリス Mコンセプトで参戦した豊田章男会長は「課題は多いけれど『モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり』を進めていきます」と語った。この「Mコンセプトプロジェクト」はファンも楽しめる公開開発で進められていく!
文/写真:ベストカーWeb
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■これまでには考えられなかった公開開発という手法
新型G20EエンジンをGRヤリスのミドに搭載し、GR-FOURと組み合わせたGRヤリス Mコンセプトがスーパー耐久第6戦の岡山国際サーキットを走った。「クルマとしてはまだまだできていない」と語る豊田章男会長だが、レースに参戦できる性能に仕上げてきたエンジニアやレーススタッフを「よく頑張った」とねぎらった。
本来は2025年7月のオートポリスに参戦予定だったGRヤリス Mコンセプトだが冷却に苦しみ、3カ月遅れのレースデビューとなった。トヨタ自動車会長であり、マスタードライバーの豊田章男が乗るべき性能かといえば、本来はNOだとチーム関係者は言う。
それでも「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」を進める素材としてGRヤリス Mコンセプトは最適。一つの技術ではなく、クルマ1台をレースで作っていこうという初の試みだ。
豊田章男会長はMコンセプトへの強い想いもあってAドライバーとしてステアリングを握った。レースという公開の場でクルマを鍛え、開発するスタイルをファンやトヨタ自動車の技術者に見せたかったからに違いない。
豊田章男会長がトヨタ自動車の技術部を変えたのは、モータースポーツに出場しながらのアジャイルな開発手法を牽引したことだ。モータースポーツというある意味極限のなかで、不具合をたくさん出し、その度に改善していけば、開発スピードは驚くほど上がっていく。
また、ファンの反響もわかり、クルマ好きが何を求めているかもつかむことができる。
「開発段階でクルマが壊れることは当たり前です。まして(GRヤリス)Mコンセプトは始まったばかりなんです。レースで1周でも1秒でも多く走ることで市場に出る前に不具合を出し切ることができれば、いいクルマに仕上がるはずです」。
豊田章男会長は改めて「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」の意味を教えてくれた。
■練習走行よりもしっかりとカイゼンを見せたGRヤリス Mコンセプト
Aドライバーを務める豊田章男会長の公式予選タイムは1分41秒401と同じ2Lターボエンジンを搭載するシビックタイプRよりも少し遅いタイム。もっと速くてもいいと思うが、「今回は全体のバランスを見るため、普通の2Lターボクラスのパワーしか出していません」(チーム関係者)ということで、300馬力+αといったところのようだ。
そう考えるとタイムはまずまずで、豊田章男会長も「気持ちよく走ることができた」と笑顔を見せた。豊田章男会長の笑顔の理由はタイムだけでなく、金曜日の練習走行の時の乗りにくさがカイゼンされていたからだ。つまり、1日で大きなカイゼンを見せたのだ。
もっと言えばエンジニアやメカニックの努力ややる気が感じられてうれしかったに違いない。「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」はテストコースを使った縦割りの組織の開発ではできない、アジャイルで一体感のある開発が可能なのだ。
GRヤリス Mコンセプトはスーパー耐久の最終戦に出場せず、今回出てきたさまざまな課題は、手に入れたデータをもとにカイゼンを試み、来シーズンにつなげていく。G20EエンジンもDATも4WDの制御も可能性は無限大! 来年1年間のスーパー耐久を通してどんな速さと仕上がりを見せるのか、楽しみでならない。つまり進化を目撃できるわけだ。
そして豊田章男会長のことだ。市販に向けてはさまざまな仕掛けを考え、ファンにとっても大事なクルマになっていくはずだ。
GRカンパニーの高橋智也プレジデントは「ミドシップが作りたいのではありません。楽しいクルマをつくりたい。その想いを遂げるための挑戦なのです」と語っている。
Mコンセプトは、技術者はもちろん我々ファンが想いを伝え、開発に関わっていくクルマでもある。みんなで楽しいクルマに仕上げていく、それがMコンセプトプロジェクトだ。
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