ドゥカティで2度MotoGPチャンピオンに輝いているフランチェスコ・バニャイヤは、ヤマハに移籍するのではないかという憶測をきっぱりと否定した。
昨年、ホルヘ・マルティンに王座を奪われたバニャイヤ。彼にとって2025年は、その奪還を目指す重要な1年であった。しかしシーズンが始まると、新たにチームメイトとなったマルク・マルケスに対して敗北続き……ランキングではサテライトチームのアレックス・マルケスにも届かない状況に陥っている。
■この前までポールを争っていたのに……ヤマハのクアルタラロ、アラゴン初日大苦戦「解決策を見つけなければ」
こうして苦戦するライダーには移籍などの噂が出てくるのが常だが、2度のチャンピオン経験者であるバニャイヤも例外ではなく、ドゥカティを離れてヤマハに移籍するのではないかという憶測が流れはじめた。
ただ第8戦アラゴンGPの初日、バニャイヤはそれをはっきりと否定した。
「結んだ契約があるのに、何故そうなるのか理解できないね」とバニャイヤは言う。
「シルバーストンでも話したけど、僕は一度契約を結んだなら、辞めることはない。それは人生において変えることのないモノだ」
「僕はドゥカティに留まりたいと思っているし、ドゥカティも今年、来年も契約を完遂してほしいと思ってくれている。だからなんで(ヤマハの)青い服を着た僕の写真付きの投稿が溢れてるのか分からないよ!」
「たしかに厳しい時期もあるけど、危機的状況に陥ってるわけじゃない。厳しい状況にあると世間は『もしかしたら離脱するんじゃないか?』と考え始めてしまうんだ。だけど今の僕にそんなことは起こらないよ」
なおアラゴンGPの初日のバニャイヤは、プラクティス9番手タイムでギリギリ予選Q2直行のポジションだった。これを”危機”と表現するのは少し行き過ぎかもしれないが、トップタイムを記録したチームメイトと比較して苦しんでいることは確かだ。
「色々なことを試しているよ」
バニャイヤは状況をそう説明する。
「バイクは以前のレースと同じ状態だから、簡単な状況じゃない。だから色々な解決策を探そうとしているんだ。今日は長めのフロントフォークを使ってみたんだけど、フィーリングは同じだったし、どこも良くならなかった」
バニャイヤは以前のようにハードブレーキングで攻めることができていないのだと説明する。
「バイクが上手く機能してくれていなくて、違う解決方法を試さなくちゃいけないんだ。以前僕がやっていたように、全力でブレーキングするというやり方が、このバイクでは上手く機能してくれない」
「ここでは、ストレートでさえもフロントのフィーリングが良くないんだ。何度もロックさせてしまったし、30mもロックしていたようなこともあった。信じられないほどだ。何か別のことを試す必要があるね」
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