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日産、新型『リーフ』で空力性能を向上 「Cd値0.25」で航続距離600kmへ

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日産、新型『リーフ』で空力性能を向上 「Cd値0.25」で航続距離600kmへ

これまでの知見を活用 実用性重視

日産は、第3世代となる新型EV『リーフ』を6月後半に正式発表する予定だが、これに先立ち、主な特徴を紹介する新たな映像を公開。その仕様の一部と外観が明らかになった。

【画像】クロスオーバーなのに空気抵抗を低減! 次世代の主力EV【新型日産リーフ】 全5枚

日産によると、新型リーフはこれまでのモデルとプロポーションが大きく異なるものの、開発には初代および第2世代から得た知見が大いに活かされているという。

グローバル製品戦略責任者のリチャード・キャンドラー氏は、次のように述べている。

「リーフは日産にとってアイコン的な存在です。当社のコアモデルの1つであり、『心臓』と言えるモデルです。2010年以降、約70万台のリーフを販売し、お客様が走行した総距離は280億kmを超えます。そのため、お客様のニーズがリーフの登場初期から現在までどのように進化してきたか、現実的な知見があるのです」

主な改善点の1つは、空力性能の向上だ。新型リーフは、欧州仕様で空気抵抗係数(Cd値)0.25を実現し、第2世代の0.28から大きく改善されている。

バッテリーの仕様詳細は未公表だが、最大航続距離600kmを謳っており、これに空気抵抗の低減が一役買っていることは間違いない。

また、遮熱機能付きのエレクトロクロミック調光パノラミックルーフもオプションとして用意される。日産は、このルーフにより物理的なブラインドが不要になり、後部座席のヘッドルームを犠牲にすることなく快適な空間を実現できるとしている。

リーフは2010年に世界初の量産型EVとして発売され、最初の2世代はハッチバックタイプであったが、第3世代ではトレンドを意識したクロスオーバータイプへと進化を遂げた。

新型は、アリアと同じルノー・日産・三菱アライアンスのCMF-EVプラットフォームを採用する。パワートレインなどの詳細はまだ明らかにされていないが、欧州製品責任者のフランソワ・バイリー氏は「実環境での航続距離」を重視していると述べた。

同氏はまた、「高速道路での航続距離が重要なポイントです。そのため、空力性能に優れた美しい形状を採用しました。重視したのは実用性です。充電時間を含めて、例えば800kmを走るのにどのくらいの時間がかかるかということです」と付け加えた。

リーフのデザインについて、グローバルデザイン担当責任者であるアルフォンソ・アルバイサ氏は、「非常にモダンで、シンプルで素敵なもの。仕立ての良さ、見栄えの良さ、均整のとれたデザイン、開放的でクールなハイテクインテリアを追求しました」と説明している。

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みんなのコメント

1件
  • まほほん
    アリアの背を低くしたようなデザインだな。
    全体のバランスが崩れているように感じるが。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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