2026年5月11日(英国現地時間)、英国のロータス・カーズは2028年の市場投入に向けて、完全新設計V8ハイブリッドスーパーカー「Type 135(タイプ135)」を開発していることを正式発表した。また同時にブランドの新戦略「Focus 2030(フォーカス2030」 も発表されている。
ブランドの原点に立ち返るための新たな戦略 「Focus 2030」
新たな事業戦略 「Focus 2030」は、外部環境や市場の変化への対応力を高めるとともに、競争力を強化し、より柔軟かつ持続可能なビジネスモデルへの転換を目的としたプラン。
●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか
ロータスは、コーリン・チャップマンの反骨精神から生まれたブランドであり、Focus 2030はブランドの原点に立ち返るための新たな戦略として位置づけられる。カテゴリーやパワートレーンの種類を問わず、Focus 2030のもと、すべてのロータス車は、「軽量性」「空力性能」「徹底したエンジニアリング」「ドライバーが操る歓び」という共通の哲学のもとで開発される。
設計・エンジニアリングの中核はブランドのアイデンティティとモータースポーツの専門性を担う英国に置かれ、中国の研究開発体制を活用することで、市場ニーズへの迅速な対応と開発スピードのさらなる向上を図っていくとしている。
具体的には、2028年までに完全電動化を目指す計画を改め、国・地域で規制や消費者ニーズの変化が異なるスピードで進む中、ICE(内燃機関)、PHEV(プラグインハイブリッド)、BEV(バッテリーEV)を含む、柔軟かつ機動的なマルチパワートレーン戦略を推進。短期的には、電動化ポートフォリオにおいて、PHEV/HEV約60%、BEV約40% の販売構成比を目指しながら、市場や顧客ニーズに応じて、段階的に電動化への移行を進めていくとしている。
完全新設計のスーパーカー「タイプ135」はV8ハイブリッドを搭載
今回、開発が明らかになった完全新設計ハイブリッドV8スーパーカー「タイプ135」は、2024年9月に公開されたパフォーマンスカーの未来を体現するコンセプトカー「セオリー1(Theory 1)」の市販バージョンと目されるモデル。
セオリー1は電動スーパーカーであったが、新たな事業戦略 「Focus 2030」のもとでタイプ135(正式モデル名は未発表)はロータス独自のハイブリッド技術を採用することになる。一般的にPHEVは高い出力を発生できる上に排出ガス規制の面でも有利とされるが、大きな駆動用バッテリーの搭載により車両重量が重く、スポーツ性を損なう可能性がある。そこでタイプ135はPHEVではなくHEVになるという。パワートレーンの詳細は明らかになっていないが、V8ハイブリッドユニットは間違いなく1000psを越えるという。
いまのところ公開されている写真はリアビューの1枚のだけだが、コンセプトのセオリー1と同様、英国コベントリーのデザインセンターで開発され、マクラーレンF1のような1+2シーターレイアウト、2本の格納式アームによって回転しながらリアへスライドする特異なドアが引き継がれるようだ。
ハイブリッドV8スーパーカーであるタイプ135は欧州での生産を予定しており、詳細は2026年後半に明らかになる。
【参考】コンセプトカー ロータス セオリー1 主要諸元(2024年発表)
●全長×全幅×全高:4490×2000×1140mm
●ホイールベース:2650mm
●車両重量:1600kg以下
●モーター:交流同期電動機×2
●0→100km/h加速:2.5秒以下
●最高速度:320km/h
●駆動方式:4WD
●タイヤサイズ:前265/35R20、後325/30R21
新事業戦略でもうひとつの重要な役割を担う「X-Hybrid」
新たな事業戦略 「Focus 2030」の中で、タイプ135とともに、もうひとつの重要な役割を担うのがロータス独自の電動化技術「Xハイブリッド(X-Hybrid)」。これは、ICEとBEV双方のパフォーマンス技術を融合し、長い航続距離や高い柔軟性、優れた実用性に加え、持続的な高性能を実現する次世代PHEVシステムだ。
2L直列4気筒ターボベースのPHEVシステムであるXハイブリッドは、900Vアーキテクチャを採用し最高出力952ps/最大トルク935Nmを実現、70kWhバッテリーは20~80%まで最短9分で充電可能で、バッテリー残量10%時でもハイパフォーマンスを維持するなど高い持続性も持ち合わせている。さらに、48Vアクティブアンチロールシステム、2ミリ秒以内に応答するデュアルバルブダンパー付デュアルチャンバーエアサスペンションとも連携し、スーパーSUVカテゴリーにおいて、ラグジュアリー・ハイパフォーマンスモデルの新たな基準を提示する。
このXハイブリッドは「エレトレ」(中国市場では「エレトレ X」と「フォーミー」)に初採用され、中国ではすでに納車がはじまっている。発売初月だけで1000件を超える予約受注を記録するなど、好調なスタートを切っている。
また、現在のロータスを代表する存在である「エミーラ」の生産継続決定もうれしいニュースで、根強い内燃機関スポーツカーの需要を反映して、新たに歴代で最も高性能かつ軽量なエミーラが登場することもアナウンスされた。
新たな事業戦略 「Focus 2030」では、年間3万台規模への段階的な成長を見据えながら、持続可能な収益体制の確立を目指していくとしている。
[ アルバム : ハイブリッドV8スーパーカー「ロータス Type 135」 はオリジナルサイトでご覧ください ]
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント