5月10日、2025年MotoGP第6戦フランスGP MotoGPクラスの2日目のセッションがル・マン-ブガッティ・サーキットで行われ、小椋藍(トラックハウスMotoGPチーム)は予選で19番手を獲得し、スプリントは14位でフィニッシュした。
前戦スペインGP後に行われたヘレス公式テストで、好感触を掴んでいた小椋。今大会の初日に行われたフリー走行1回目では5番手につけて好発進を決めたものの、午後のプラクティスでは中盤にクラッシュを喫してしまった。幸い大事には至らなかったが、リヤにソフトタイヤを装着した際のフィーリングが良くなく、最終的には16番手で終えることとなった。
小椋藍、リヤのソフトタイヤに好感触得られず「僕にはあまり効果がなく苦戦した」/第6戦フランスGP 初日
そんな初日から一夜明け、2日目はフリー走行2回目からスタート。スプリントと予選に向けて初日の懸念を解決すべく、積極的にフロントとリヤともにユーズドのソフトタイヤを履いて周回を開始させた。1度目のランでは1分32秒台を突破できていなかったが、2度目のランでフロントのみニューのハードタイヤを装着して1分31秒823をマークし、予選へと駒を進めた。
続く予選Q1では、ハード/ソフトのニュータイヤで走り始めるも、早々に9コーナーで転倒を喫してしまい、赤旗の原因となってしまう。ピットではすぐにスペアカーの調整が行われるなか、小椋は無事にピットへ帰還し再開に向けて準備を整えていた。リスタート後、フロントにユーズドのソフトタイヤ、リヤにニューのソフトタイヤを装着しアタックを開始させていく。
しかし、序盤のクラッシュが響いたか、なかなかタイムを上げられずに最後のラストアタックでも1分31秒576までしか縮めることができない。そのため、初日の自己ベストも更新できずに9番手でQ1敗退となり、19番グリッドが確定。少々悔しさが残る予選となってしまった。
そんな悔しさを晴らすべく臨んだスプリントでは、小椋を含む全車がハード/ソフトを選択。スタートでは良い蹴り出しを見せて18番手に浮上すると、前方を走るライダーのクラッシュや後退などもあり、3周目には17番手に順位を上げることに。さらに翌周にはフランコ・モルビデリ(プルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チーム)を捉え、自力で15番手に姿を現すことに成功する。
その後、ルカ・マリーニ(ホンダHRCカストロール)を追う展開が続き、ペースこそ悪くはないものの、なかなか順位を上げることができずに終盤まで15番手を走行し続けていた。最終ラップでは、5番手を走るペドロ・アコスタ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)の転倒があったことでひとつ順位を上げることとなり、最終的に14位でチェッカーを受けた。
2日連続の転倒があったものの、スプリントではオーバーテイクもあり、少しずつレースに照準を合わせれられている様子。ただ、日曜日の決勝レースではさらなる追い上げとバトルを期待したいところ。スプリントでの結果を活かし、決勝レースではどこまで巻き返せるかに注目したい。
トラックハウス・MotoGPチーム 小椋藍(予選:19番手、スプリント:14位)
「スプリントレースはまずまずな結果でしたし、予選Q1でのクラッシュの後だったので、自信を取り戻すためのセッションとなりました。週末はうまくいっていませんでしたが、明日はまた別の日があります。左コーナーで既に2回クラッシュしていたので、その時点では少し自信を失っていたと思います。今のところは速さがなく、明日に向けてはもっと速く走れる余地はたくさんあると思いますが、一夜にして完全に変わるのは難しいです。小さな一歩を積み重ねていく必要があるので、頑張っていきましょう」
[オートスポーツweb 2025年05月11日]
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みんなのコメント
細かいこと突っ込んでも仕方ないんだけど
もう少し読み直してから載せましょう