2026年F1モナコGP決勝で、アストンマーティン・ホンダのフェルナンド・アロンソは10位を獲得、チームにとって今季初入賞を達成した。ランス・ストロールはリタイアに終わった。
21番グリッドのアロンソは1周目に17番手に上がった後、3周目にタイヤをミディアムからソフトに交換。ソフトタイヤで非常に長いスティントを走り、58周目、ストロールのクラッシュでセーフティカーが出動したタイミングで新しいソフトタイヤに履き替えた。赤旗後は14番手からスタート。他車のリタイアやペナルティによって12番手に上がり、その位置でフィニッシュ。その後、ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)とセルジオ・ペレス(キャデラック)がペナルティで降格されたことにより、10位に繰り上がった。
アストンマーティン・ホンダが初の入賞。ホンダ折原GM「チームおよびドライバーと共に努力を続けてつかんだ結果」/F1モナコGP
アロンソは1ポイントを獲得、アストンマーティン・ホンダにとって提携後初の入賞を果たした。
ストロールはターン19でバリアにヒットし、56周リタイアとなった。チームは、走行中からストロールは減速時の問題を抱えており、その箇所の路面が剥離していたことも要因のひとつだった可能性があると述べている。なおストロールはレース中にトラックリミット違反を4回犯したため、5秒のタイムペナルティを受けた。
チーフトラックサイドオフィサーのマイク・クラックは、一日を振り返り、次のようにコメントした。
「モナコらしく、リタイアの多いレースだった。その展開が我々に味方し、フェルナンドが10位を獲得し、今季ここまでの最高成績を収めることができた。そして、これはホンダとのパートナーシップで獲得した初ポイントである」
「簡単な週末ではなく、マシンも非常に運転しづらい状態だった。しかし、チャンスが訪れる可能性があることは分かっていたし、終盤、重要な場面でその機会をしっかりと生かすことができた」
「ランスのリタイアについては現在調査を進めている。彼はコーナー進入時の減速局面で問題を抱えており、それがターン19でのクラッシュの一因になったようだ。また、路面が剥離していたことも影響した可能性がある」
■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ F1チーム)決勝=10位(78周/78周)21番グリッド/タイヤ:ミディアム→ソフト→ソフト
「1周目と再スタートではかなりリスクを取り、その後は、自分がいるポジションを守ることに徹した」
「本当に難しいレースだったが、攻めた戦略を採り、3周目にピットストップを行った。そして、その1回のストップだけで最後まで走り切ることを目指した」
「赤旗後のリスタートは僕たちに有利に働き、得られるチャンスを確実にものにした。レース全体をうまくマネージできたし、今季初ポイントを獲得できたことはチーム全員にとって素晴らしいご褒美になったと思う」
■ランス・ストロール(アストンマーティン・アラムコ F1チーム)決勝=リタイア(56周/78周)22番グリッド/タイヤ:ミディアム→ソフト
「今シーズンを通してドライバビリティの問題に悩まされてきたが、今週末も同じだった。加速と減速の挙動が安定せず、コーナーごとに特性が変わってしまう。ほとんどのサーキットにはランオフエリアがあるので何とか対処できるが、ここは壁が非常に近く、少しの問題でもバリアへ突っ込むことになりかねない。トラックリミット違反を何度も取られた大きな理由もそこにあった」
「チームはレース後に詳しく分析し、来週のバルセロナに向けて改善を続けていく」
[オートスポーツweb 2026年06月08日]
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