車種別・最新情報 [2026.02.20 UP]
《2026年夏デビュー!?》日産・新型エルグランド大研究
話題集中! 大本命たちがズラリ! 《2026-2027》主役モデル大研究
2026年から2027年にかけて、“大物”の新型が続々と登場する。いずれのクルマも国内販売の勢力図を左右するのは確実なだけに最新情報は把握しておくべきだろう。ここでは各メーカーの戦略が詰まった注目モデルの全貌をお教えしよう。
●文:川島 茂夫
※本記事の内容は月刊自家用車2026年3月号制作時点(2026年1月中旬)のものです。
《デビュー予想2026年夏》NISSAN 新型エルグランド
15年ぶりの全面刷新で強力ライバルに挑戦
これまで日産のハイブリッドモデルとして最上級に位置していたのはエクストレイルだったが、これからはエルグランドがその地位を担うことになる。
もともとエルグランドは、アルファード&ヴェルファイアと並ぶ国産ミニバンの最上級クラスとして誕生しており、現行型にも滑らかで静粛性に富んだV6車をラインナップするなど、1ランク上の内容を備えていた。ただ、登場は2010年と古く、日産の現行ラインナップの中では最古参。また、ガソリン車のみの設定ということもあって、旧世代の印象は拭えない。それが販売不振の大きな原因になっていた。
15年振りにフルモデルチェンジされる次期型では、足枷になっていたパワートレーンを一新。日産の電動化戦略を象徴するシリーズ式ハイブリッドのe-POWER専用モデルとして投入される。
パワートレーンは、1.5ℓ3気筒ターボを採用。エクストレイルとは異なり、可変圧縮機構(VC)を採用しないユニットで、発電に特化したタイプになる。駆動方式は、前後に独立した電動駆動系を配置するツインモーターのe-4ORCEを採用。
これら最新の電動制御が与えられることで、動力性能&燃費だけでなく、前後のトルク配分が緻密に制御され、より安心感の高い自然な操安性や、滑らかな乗り心地が期待できそう。さらにサスペンションも電子制御ダンパーが採用されるなど、走りの質感や安心感は、世代違いのものになるはずだ。
内外装や装備の進化ぶりも見どころのひとつ。スタイリングは全長に対して全高が低めのロングキャビン型と、現行型と類似のパッケージングだが、フロントマスクの印象が大きく変わり、ドット柄あるいは組子調の格子を大胆に用いたデザインを用いることで、新鮮味のあるプレミアム感を巧みに表現している。
インテリアは最近の日産車で標準化しつつあるセンターディスプレイからメーターパネルを連続させた先進的なコックピット感や、杢目調パネルに静電式スイッチを配するなど、機能と洗練を高水準でまとめている。ボーズの22スピーカーサウンドシステムや、最大64色の設定が可能な間接照明など光や音の演出などもあり、走る応接室としての魅力もアップ。
エルグランドはハイブリッド4WDのみの展開になるが、現行型から飛躍的にアップデートされることで、大きな注目を集めるのは確実。強力ライバルの独走にストップをかける可能性も十分にありそうだ。
ドット柄や組子調のデザインを取り入れた大胆なフロントマスクなど、15年ぶりの刷新にふさわしい、次世代の日産を象徴するプレミアムな佇まいへと変貌を遂げている。
メーターとディスプレイが連続した先進的なインパネを採用。低床パッケージを継承しつつ、多人数乗車時でもゆとりのある空間が確保されている。
幅広で高いコンソールとモダンなインストルメントパネルを採用。国内モデル初の14.3インチ大画面統合型インターフェースディスプレイを搭載する。
格納は左右跳ね上げ式。3列目シートもしっかり座れるタイプになるため、格納時のでっぱりは大きめ。
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