F1ハンガリーGPの予選Q3で、RBの角田裕毅がターン5の出口で大クラッシュを喫した。チームメイトのダニエル・リカルド、そしてチームCEOのピーター・バイエルの証言によれば、当該のコーナーは今年、通常よりもミスを許容できない状況になっていたという。
ハンガリーGPの予選ではRB勢が速さを見せ、Q1ではリカルドが最速タイムをマーク。そして2台揃ってQ3に進出を果たした。
■角田裕毅、ハンガリーGP予選Q3でのクラッシュは”とても残念”……しかしマシンには手応え「決勝に向け、良い位置につけることができた」
今季最高の予選結果を目指し、角田とリカルドはこのQ3でまずは中古タイヤを履いてタイムを記録し、その後唯一残っていた新品のソフトタイヤを履いて最終アタックに挑んだ。
その最終アタックで角田は、ターン5の立ち上がりで僅かにコースオフ。マシンが浮き上がるような格好になり、ガードレールに激しくクラッシュしてしまった。これにより赤旗中断。アタック中だったリカルドはタイヤの”一番美味しいところ”を使えなかった。結局RB勢は、リカルド9番手、角田10番手で予選を終えることになった。
ただ角田がクラッシュしたコーナーは”曰く付き”だったようだ。
「ミック・シューマッハーが教えてくれたんだ。(そのコーナーは)ドライバーズ・ブリーフィングでも触れられていたんだ」
そう語るのはバイエルCEOだ。
「そこは路面が少し沈み込んでいて、ソーセージ縁石みたいに波のようになっているらしい。彼もそれを見たんだ。私はFIA会長(モハメド・ベン・スレイエム)の隣にいたんだけど、彼はFIAのスタッフに、もっと詳しく調べるように言っていた」
「ユウキはホスピタリティエリアに戻ってきていたから、問題ないと思う。打撲はしたみたいだがね。でもマシンは、今のところ修理できるはずだと思う」
リカルドも、角田がクラッシュしたコーナーには問題があることを認識していたという。
「木曜日にコースウォークをした何人かが、コースのエッジの部分が大きく沈み込んでいるのを見たんだ」
そうリカルドは言う。
「そこにタイヤを落としてしまえば、スケートボードのように滑って、ユウキのような結果になるだろうと思っていた。だから、あのコーナーではミスを犯す余地は全くなかったんだ」
「大きな事故だった。でも彼がマシンから降りるのが見えたから、彼は大丈夫だと思う。マシンは完全に壊れているけどね」
「でも、あのランオフは良いモノじゃなかった。でもQ3だからね……プッシュするのは当然だ。ユウキを正当化するわけじゃないけどね。とにかく、あのコーナーではマージンはなかった。だからそこでホイールをコース外に落としてしまえば、それでゲームオーバーなんだ」
なお今回の予選では、レッドブルのセルジオ・ペレスも予選Q1でクラッシュを喫した。ペレスは不振続きであり、夏休みを境にチームを追われる可能性があると言われている。その状況により、レッドブルに関係しているドライバーたちには、大きなプレッシャーがかかっていることをリカルドは認めた。
「チェコ(ペレスの愛称)のクラッシュは見ていないけど……そうだね。あれはたぶん、コースが少し湿っていた時だったと思う。そういうコンディションでも、全てを出し切って全力を尽くさなければいけない。小さなミスが大きな結果を招いてしまうのは明らかだ」
そうリカルドは語ると、次のように続けた。
「レッドブルとして今、僕らだけでなく、そういう状況にいる全員に、大きなプレッシャーがかかっている。だから、誰にでもああいう瞬間がある」
「ゴールラインを越えた時、ただ”ありがとう”って思う時が時々あるんだ」
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