レッドブルの角田裕毅はアゼルバイジャンGPで調子が上向いたことを喜ぶ一方で、次戦シンガポールGPではこれまでとは異なる課題が見えてくる可能性があると示唆した。
今季途中からレッドブルに加入した角田は、バクー市街地サーキットで開催された前戦アゼルバイジャンGPでこれまでの苦戦を跳ね返す走りを見せ、予選6番手から決勝で6位フィニッシュ。姉妹チームのリアム・ローソンには先行を許したものの、チームの、そしてチームメイトであるマックス・フェルスタッペンのライバルであるマクラーレンのランド・ノリスを抑え込んだ。角田としてもチーム加入後ベストの結果となった。
■レッドブルF1角田裕毅、昇格後ベストのアゼルバイジャンGPは「偶然じゃない6位」“残留タイムリミット”迫る中で確かな自信
「前回のレースはチームにとっても僕にとっても非常に前向きな結果になりました。マシンとの相性も良くなってきており、皆が積み重ねてきた努力がレース週末を通じて実を結んでいると感じています」
チームのリリースを通してアゼルバイジャンGPの週末をそう振り返った角田だが、次戦シンガポールGPではまた違った展開になるかもしれないと考えている。
赤道直下のシンガポールはナイトレースながら高温多湿。ドライバーとマシンにとっても、F1カレンダー随一の厳しさとなる。
特にレッドブルにとっては、今後を占う上で重要な1戦となる。直近のイタリアGP、アゼルバイジャンGPでフェルスタッペンが2連勝を飾り、一時低迷したチームが勢いを取り戻したかに思われたが、高いダウンフォース量を必要とする舞台のマリーナベイ市街地サーキットはマシン特性上ニガテな部類……逆に言えば、ここを乗り切ることができればフェルスタッペンの今季逆転チャンピオンの目さえ出てくるだろう。
「バクーは明らかにユニークなサーキットですが、シンガポールは僕らにとっても全く異なる環境となり、いくつかの課題をもたらす可能性があります」
角田はそう続けた。
「湿度、ナイトレース、市街地サーキットなど、多くの要素が絡み合うこの1戦は、ドライバーにとって最大の試練のひとつです。しかし、それこそが面白さであり、準備やレースそのモノを楽しんでいます」
角田はアゼルバイジャンGPからシンガポールGPまでの間に、イギリス・ミルトンキーンズにあるレッドブルのファクトリーを訪れ、レース週末の振り返りやシミュレータ作業を実施。東京ゲームショウ2025特別ステージ出演のため日本に一時帰国した後、シンガポールへと発った。自身を支えるファクトリーのスタッフや母国のファンと交流することが、次戦以降の力になったようだ。
「今回のレースに先立ちファクトリーを訪れ、レースのデブリーフィングを通してチーム全員と時間を共にしました。コース上で結果を出すためこれほど多くの人々が尽力しているという姿を目にして改めて信じられない気持ちですし、さらに頑張ろうと思います」と角田は言う。
「その後、シンガポールに来る前にレッドブルと東京へ行きました。母国のファンの皆さんと過ごせたことも、今週末に向けた大きなモチベーションになります」
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