クアドリサイクルとして開発
シトロエンは、小型シティカーのコンセプト・モデル、「アミ・ワン」を3月に公開する。
プジョー・シトロエンの新ディーゼル・ターボ・エンジン「DV5」 従来型と比較
2人乗りというだけでなく、欧州の超小型四輪車(クアドリサイクル)の条件を満たしている。つまり、車幅1.5m未満、最高速度45km/h、車重450kg未満というレギュレーションに沿ったモデルのため、ヨーロッパの複数の国で運転免許なしで走らせることができる。
シトロエンのハビエル・プジョー上級副社長は、「若い世代は所有よりも、使用することに関心があります。わたくしにとってもアミ・ワンはクルマという存在では語れません」
アミ・ワンは、あたかも愛車として所有されるようにシェアされることを想定したモデルだ。このため、シンプルで低価格でありながら、耐久性も求められる。
「使用する素材はすべて耐久性を重視して選びました」と、コンセプトカーの開発を率いるフレデリック・デュヴァーネイは語る。
とくに面白いのが、左右のドアを共通のパーツで作っている点だ。
右ドアは前ヒンジ、左ドアは後ろヒンジ
アミ・ワンは、コストを削減するためにコンポーネントの数を極力減らし、ボディパネルの共通化を図った。例えば、助手席側のドアは前ヒンジだが、運転席側のドアは後ろヒンジなのである。フロントとリアに装着されているオレンジ色のボディパネルも共通。
さらに、バンパーやドアシルに使用されるシェブロン模様のパーツは4面すべてで共通。ホイールアーチもすべて同じだ。
車内は、スマートフォンのエンターテインメント機能/ナビゲーション・アプリをヘッドアップ・ディスプレイに投影するシステムを採用。それらは音声操作に対応しているという。窓は、開いているか、閉じているかのどちらか一方しか選べず、電動で操作できるわけでもない。2CVスタイルのフォールドバック・ルーフも手動式だ。
シトロエンのリンダ・ジャクソンCEOは、アミ・ワンの生産化について言明しなかったが、ブランドとしてシティカーの将来像を表現するモデルだと説明している。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?