F1世界チャンピオンのランド・ノリス(マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム)は、今週末にマックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)がニュルブルクリンク24時間レースに挑む様子を最も興味深く見守るひとりになるだろう。ノリスは、フェルスタッペンの耐久レースへの挑戦を可能な限り見守るつもりだと公言している。
先月、ノリスはマクラーレン750Sでニュルブルクリンクのノルドシュライフェを走行し、その経験はノリスに強烈な印象を残した。そして今、フェルスタッペンがモータースポーツで最も過酷な耐久レースのひとつに挑むなか、ノリスは遠くからその様子を注意深く見守る準備をしている。
フェルスタッペンにとってニュル24時間は「素晴らしい機会」になるとジュンカデラ。GT3の黄金期到来とも
ノリスはノルドシュライフェを走ったことを振り返り、「正直に言って、今年一番楽しかった」とマイアミで語った。
「グランツーリスモやiRacingで走ったことがあるサーキットだ。誰もが走ってみたいと思うコースのひとつだね。とてもユニークなコースだし、レーシングドライバーであろうとそうでなかろうと、あそこで走るのは本当に素晴らしいことだ。僕は本当に幸運だったと思う」
「どんなクルマでも走ればきっと楽しめると思う。マクラーレンだと、怖いけど楽しい。実際に走ったのは本当に素晴らしいことだ。長年F1に参戦し、ニュルブルクリンクには何度も来たことがあるけれど、ノルドシュライフェを走ったのは今回が初めてだった」
■GTレースの魅力に惹かれたノリス
ニュルブルクリンク24時間レースは、ベテランのF1ドライバーでさえもその魅力に惹きつけられることで知られており、フェルスタッペンの参戦によってその注目度はさらに高まっている。2018年のデイトナ24時間レースに参戦した経験を持っているノリスは、長年GTレースを追っており、特にフェルスタッペンのGTレースを見ていた。その知識とノリス自身のノルドシュライフェでの経験が相まって、熱心にニュルブルクリンク24時間レースに目を向けている。
「オンボード映像も全部見ている。もうコースのことは暗記しているけれど、マックスが出場したGTレースは全部見た」
「GTレースには友達がたくさんいるし、長年見ている。だから自分の目でサーキットを見ることができてよかった。このコースは期待を裏切らないし、みんなの言う通りだ」
24時間耐久レースがスタートしたら、ノリスはレースから目を離さないだろう。
「24時間全部とはいかないかもしれないが、できる限り観戦するつもりだ。マックスの走りもチェックする。彼は僕がすごく尊敬しているドライバーだからね。ここ数週間、彼とクリストファー・ハーゼのレースを見るのは本当に楽しかった」
■最年少選手権リーダーのアントネッリもノルドシュライフェ走行を熱望
フェルスタッペンが目の前の挑戦に挑み、ノリスが興味深く見守る一方、F1界のもうひとりの新星はすでにその先を見据えている。アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)は、いつかノルドシュライフェで耐久レースに挑戦したいと公言しており、フェルスタッペンとの将来的なコラボレーションさえ示唆している。
アントネッリは今年の初めに、「マックスと一緒に耐久レースに出たい」と明かしていた。
「とても素晴らしいものになると思う。僕たちはふたりともGTレースに情熱を持っているからね。僕の場合は、父がGTチームをやっていたのがきっかけで、時々時間があればテストに行って参加している」
「本当に素晴らしいペアになると思うし、いい経験になるだろう。僕自身もずっと考えていることだ。たとえば、ノルドシュライフェでのテストについてはすでに希望している。大好きなコースだし、実際に走ってみたい」
今のところ、スポットライトはフェルスタッペンに当たっている。そしてモータースポーツ界で最も過酷なサーキットのひとつにおけるフェルスタッペンの全周回に、F1ドライバーたちも注目している。
[オートスポーツweb 2026年05月14日]
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