2020年の全日本スーパーフォーミュラ選手権が、いよいよ開幕する。スーパーフォーミュラは4月3日(土)、4日(日)に富士スピードウェイで行なわれる開幕戦を前に、同地と鈴鹿サーキットでそれぞれ2日間の公式テストを実施した。その結果からは、今季の勢力図の一端が見えてきたように思える。
まず今シーズン最大のトピックのひとつと言えるのが、2020年王者の山本尚貴がDOCOMO TEAM DANDELION RACINGからTCS NAKAJIMA RACINGに移籍したことだ。これまでTEAM MUGENで2度、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGで1度タイトルを獲得してきた山本が“優勝請負人”として古巣に加入した形だが、彼は富士テストの際に“まだ本調子ではない”とコメントしている。
■SF王者山本尚貴、開幕控え“本調子”でないと認めるも「ここでどれだけ踏ん張れるかが見せ所」
確かに山本は、鈴鹿テストの4セッションで一度もひと桁順位に入ることはなく、総合14番手だった。富士テストでも初日は10番手前後のタイムだったが、2日目午後のセッションでは5番手タイムを記録。依然問題は残っていると語る山本だが、開幕戦の舞台である富士、それも予選・決勝が行なわれる時間帯のセッションで上位につけたことをポジティブに捉えているようだ。
2日目午後のセッションを終えて、山本は次のようにコメントしていた。
「問題は根本的には残っているので、そこを詰めたらもう少しタイムは上がると思います」
「ただ、これまでずっと調子の良かった大湯(都史樹)選手が午後タイムが上がらなかった(15番手)のを見ると、僕だけが苦しんでいるのではなく、コンディション次第で上手くいくかどうかが決まるのかなと思います」
「始まってみないと分からないですけど、開幕戦は今日とほぼ同じコンディションで戦うことを考えれば、少しずつ調子は上げられているのかなと思います」
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