新車99万円から！ ダイハツ「最強快速車」に反響多し！ 8年目でも進化中の「ミライース」とは？ 謎の5MTスポーティ仕様も気になる！

■ダイハツの軽自動車「ミライース」とは

　日常の足として多くのユーザーに愛されるダイハツの軽自動車「ミライース」。

　現行は2017年5月に登場。低燃費・低価格という軽自動車の本質を守りながらも、「安全・安心」を追求した新たなモデルは、多くのユーザーから好評を博しています。

　ミライースは、日常使いの足として買い物から通勤、社用車（営業車）など多岐な使われ方がされています。

　そんなミライースですが、現在の動向はどうなっているのでしょうか。

　ミライースは、2011年に初代モデルが登場して以来、「低燃費」「低価格」「省資源」を実現した「第3のエコカー」として、軽自動車の新たなジャンルを切り開いてきました。

　現行は、そうした軽自動車の本質を継承しつつ、「安全・安心」という新たな価値を加えています。

　このミライースのデザインは、「シンプルで無駄のない形」を進化させた「軽2BOXの本質」を追求したものです。

　フロントフェイスは、ノーズを長く見せ、ドアから連続する立体的で存在感のあるバンパー造形で「安心感」を表現。

　フロントからサイドへ回り込むエアロスカート風のワイドなバンパーで「低重心でワイドなスタイル」を演出しています。

　サイドスタイルは、空力に配慮したピラーの傾きと特徴的なサイドウインドゥで「視界の良さ」を実現。　

　水平基調のベルトラインと立体的なドア断面を前後に通し、大きく伸びやかな「知的で凛とした佇まい」を表現しています。

　リアスタイルは、バックドアガラス両サイドの黒色ガーニッシュで空力性能を向上させながら「ワイド感」を表現。

　バンパーコーナーのラインと下端造形で「安定感」を表しています。

　また、使い勝手という点では掘込み式インパネドリンクホルダー（運転席、助手席）など、手の届く位置にポケットエリアを充実配置し、バックドアには電気スイッチ式バックドアオープナーを採用し、ドアハンドル付きで開閉しやすい構造としています。

　ビジネス用途向けには、Bグレードを新設定。専用のビジネスデッキボードの標準装備により、後席を倒した際に発生する段差をなくし、フラットで床面の剛性の高い荷室を実現しています。

　またデッキボードはビニール表皮のためお手入れも簡単です。キーレスエントリーやパワーウインドゥ（フロント）なども標準装備とし、快適性を向上させています。

　またミライースは、軽量高剛性ボディ「Dモノコック」の採用をはじめ、足回り部品の最適化、樹脂パーツの採用、内外装部品の合理化・薄肉化などにより、先代より最大80kgの軽量化を実現。

　特に注目すべきは、フロントフェンダーやバックドア、燃料タンク（2WD車のみ）などに樹脂パーツを採用し、細部にわたって軽量化を図っている点です。

　さらに「走りの質」を追求し、基本性能の向上にも力を入れています。

　アクセル操作に対するスロットル開度と変速線図の見直し、キックダウン時の変速制御の最適化などにより、発進時や追越時の加速度を従来型より大幅に向上させました。

　また、サスペンション、アブソーバー、ステアリングなどの足回り部品の特性および制御を軽量な車体に合わせて最適化し、街乗りでの使いやすさを重視した操縦安定性と、高速走行での安定感ある走りを実現しています。

　特筆すべきは、アブソーバーに、超飽和バルブと専用ベースバルブの組合せを軽自動車で初めて採用し、シリンダー径をサイズアップしたことです。

　これにより、入力の速さに対するサスペンションの収縮をコントロールし、操舵応答性の向上と、より上質でフラットな乗り心地を実現しています。

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　そんなミライースですがら最近では、2024年10月1日に一部改良が施されました。

　主な改良内容は、車両後方コーナーセンサーの追加による後退時の車両後方確認性の向上や、全モデルのスマートアシスト標準装備仕様への集約などグレード体系の変更です。

　また、原材料価格、エネルギーや物流などの関連費用の高騰を踏まえ、価格も改定されます。

　例えば、エントリのB”SAIII”の2WDモデルは992,200円（税込）、最上級のG”SAIII”の4WDモデルは1,446,500円（税込）となります。

■めちゃすご！ 買い物＆通勤が楽しくなる!? 最強仕様とは

　さらに2025年1月に開催された「東京オートサロン2025」では、ミライースをベースにした「ミラ イース GR SPORT コンセプト」が出展され、大きな話題を呼んでいます。

　このコンセプトモデルは、「走りを楽しむためのエントリースポーツ」として位置づけられており、660ccエンジンをターボ化し、5MTを搭載。

　専用フロントバンパーや専用リアバンパー、オリジナルレッドのボディカラー、スポーツシート、本革ステアリングホイール、BBS鍛造ホイール、ブリヂストンのタイヤなど、スポーティな装備が特徴です。

　この「ミラ イース GR SPORT コンセプト」は、あくまで展示用車両であり、公道走行はできませんが、軽自動車の新たな可能性を示すモデルとして注目を集めています。

　ミライースに対する販売店への声やSNSでの反響もには様々なものがあります。

　あるダイハツ販売店のスタッフによると、「特に女性のお客様から、低燃費性能と使いやすさを高く評価する声が多く寄せられています。また、スマートアシストIIIの搭載により、安全面での安心感も好評です」とのこと。

　SNSでは、「ミライースの低燃費性能に驚いた！月の燃料費がかなり抑えられている」、「初心者でも運転しやすく、駐車も楽。都会での足として最適」といったような声。

　また、「デザインがシンプルでありながらもスタイリッシュで気に入っている」という声も多く見られます。

　一方で、「価格は魅力的だが、もう少しパワーがあればもっと良かった」、「高速道路での走行時に風の影響を受けやすい」といった改善点を指摘する声もあります。

　2024年10月の一部改良に対しては、「後方コーナーセンサーの追加は嬉しい」「価格改定は残念だが、安全装備の充実は評価できる」といった意見が寄せられています。

　また、東京オートサロン2025で発表された「ミラ イース GR SPORT コンセプト」については、「軽自動車でもスポーティな走りを楽しめるのは嬉しい」「ぜひ市販化してほしい」といった期待の声が多く見られます。

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　ミライースは、軽自動車の本質である「低燃費・低価格」に加え、「安全・安心」という新たな価値を追求することで、多くのユーザーから支持を集めています。

　2024年の一部改良や「GR SPORT コンセプト」の発表により、今後もさらなる進化が期待される一台です。（くるまのニュース編集部）

Comments

[９Bamboo leaves]

代車で乗った際　強い雨が降りだした　ルーフを叩く雨音が煩くまるで大粒な雹が降っているのかと思える程で驚いた
遮音って観点が全くない酷く煩い
あんなに煩い車は初めてだった
まるでトタン屋根の駐車場にいるようだった　

[たかやん]

年間3万キロ走行で3年で10万キロ乗る私には最高の見方なんですよ。力非力なんて事ありません。エンジンはNAエンジンタントやキャンバスなんかと一緒で多少燃費に特化した味つけのCVTミッションの為、若干出だしでは落ちるけれど軽量ボディですからキビキビ走りますよ。燃費は田舎のせいで信号待ちも少ないから25キロ/㍑切ることありませんよ。６０キロ定置走行出来れば35キロ/㍑余裕なんですね。ハイブリッド使わずこの燃費は脅威ですね。