現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 2025-2026 日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した、スバル フォレスター。その人気の秘密を探る

ここから本文です

2025-2026 日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した、スバル フォレスター。その人気の秘密を探る

掲載 15
2025-2026 日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した、スバル フォレスター。その人気の秘密を探る

2025年4月に現行型の6代目にフルモデルチェンジしたスバルのミドルサイズ クロスオーバーSUV「フォレスター」。発売から1年が過ぎたところで、実際の販売データなどを基に、その人気の秘密を探ってみたい。

いかにも「スポーツ ユーティリティ ビークル」らしい
北米や欧州では2024年から先行販売されていた6代目となる現行型のスバル フォレスター。2025年4月に登場した日本仕様は、クロストレックに次ぐストロングハイブリッドのS:HEV(2.5L+モーター)システム搭載車と、レヴォーグなどに搭載されて定評の高い1.8Lターボ車のふたつを用意。駆動方式はいずれもスバル伝統の4WDだ。

ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか

先代よりもSUVらしい力強いスタイリングとなったが、全長と全幅が15mmずつ大きくなったものの、ホイールベースは変わらず、見た目の印象よりサイズアップしていないのがうれしい。インテリアの質感もアップした。最近のスバル車に共通の縦型ディスプレイは扱いやすく、インターフェースは視認性や操作性も良い。

今回、撮影のために借り出したのは1.8LターボのスポーツEXだったが、リニアトロニックCVTとの相性も良く、その独特のフィールに昔からのスバルらしさを感じさせてくれた。以前に乗ったS:HEVもハイブリッドシステムの完成度は高く、エンジンのON/OFFや回生ブレーキの効きも自然で好フィールだった。

ラゲッジルームは十分に広く、まさにSUV=スポーツユーティリティビークルらしさをより高めたフォレスター。最新の運転支援システム「アイサイトX」も搭載しており、2025-2026 日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したのも納得できてしまう。

やはりハイブリッドの人気は高い
そんなフォレスターだが、2025年4月にフルモデルチェンジして発売されてから、2026年3月までの販売台数は、約4万2000台(数値はスバル調べ、以下同じ)。月間販売計画台数は2400台(1年で2万8800台)だから、計画を大きく上回る人気ぶりだ。ちなみに、いま(2026年5月後半)にオーダーすると、グレードや装備にもよるが納車は同年秋ごろになるという。

人気グレードのトップ3は、以下のようになっている(カッコ内は比率、以下同じ)

1)プレミアム S:HEV EX(約40%)
2)スポーツEX(約17%)
3)Xブレーク S:HEV EX(約14%)

と、この3グレードで約7割を占めているが、トップグレードのプレミアム S:HEV EXが一番人気なのは「新車は最上級グレードから売れる」という傾向どおりだろうか。今後は、その他のグレードも少しずつ増えるかもしれない。

パワートレーンの比率では、1.8Lターボが33%、ストロングハイブリッドのS:HEV(2.5L+モーター)が67%。車両価格的にはS:HEVのほうが高いけれど、最新のハイブリッドは気になるし、昨今のガソリン高を考えると少しでも燃費の良いクルマを・・・と考える人は多いように思える。

人気カラーのトップ3は、

1)クリスタルホワイト パール(約30%)
2)リバーロック パール(約15%)
3)マグネタイトグレー メタリック(約13%)

となっている。今回、撮影に借り出したスポーツEXもクリスタルホワイト パールだった。リバーロック パールはガンメタリックに近い色で、トップ3はモノトーン。この傾向は、他のクルマと大きくは変わらないようだ。

購買層は40代以上が約8割を占める
人気メーカーオプションのトップ3は、

1)ハーマンカードンサウンドシステム
2)装着なし
3)本革シート
4)アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)

となっている。永く付き合いたいと思えば、いいオーディオやシートを装着したくなる。それでも、標準装備が充実しているからメーカーオプション装着なしという人が多いのも興味深い。

購買層は、30代以下が約20%、40~50代が約50%、60台以上が約30%となっている。所有者と使用者が違うことも多いため、男女比については公表されていない。40代以上が約8割を占めることになるが、やはり子育て世代はミニバンを選ぶほうが多いのだろう。そして、スバルSUVの中でもクロストレックやレヴォーグ レイバックより立ち位置が上のフォレスターゆえ、年齢層も高めになっているようだ。

なお、購入時に重視したポイントは運転する愉しさ、アイサイトXなどの安全性能、そしてデザインなどが上げられている。これらが高次元でまとめ上げられたSUVといえるスバル フォレスター。2026年5月21日の一部改良で、装備の充実やお買い得なグレードの設定などが図られた。その人気は、さらに高まっていきそうだ。

スバル フォレスター スポーツEX 主要諸元


●全長×全幅×全高:4655×1830×1730mm
●ホイールベース:2670mm
●車両重量:1640kg
●エンジン:水平対向4 DOHCターボ
●総排気量:1795cc
●最高出力:130kW(177ps)/5200-5600rpm
●最大トルク:300Nm(30.6kgm)/1600-3600rpm
●トランスミッション:リニアトロニックCVT
●駆動方式:フロント縦置き4WD
●燃料・タンク容量:レギュラー・63L
●WLTCモード燃費:15.5km/L
●タイヤサイズ:225/55R18
●車両価格(税込):419万1000円

[ アルバム : スバル フォレスターの深掘り はオリジナルサイトでご覧ください ]

文:Webモーターマガジン 篠原政明
【キャンペーン】毎日機械洗車が50%オフ!お得に愛車をピカピカに(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

ホンダ N-BOXが「カスタム」をメインにマイナーチェンジ。強いカタマリ感を強調した新デザインに
ホンダ N-BOXが「カスタム」をメインにマイナーチェンジ。強いカタマリ感を強調した新デザインに
Webモーターマガジン
アウディのHV第3弾「Q5ハイブリッド」は待望のクワトロ4WDを採用した【10年ひと昔の新車】
アウディのHV第3弾「Q5ハイブリッド」は待望のクワトロ4WDを採用した【10年ひと昔の新車】
Webモーターマガジン
高い実用性とダイナミックな走りを両立した、「メルセデスAMG GTクーペ(2代目)」【スーパーカークロニクル・完全版/109】
高い実用性とダイナミックな走りを両立した、「メルセデスAMG GTクーペ(2代目)」【スーパーカークロニクル・完全版/109】
Webモーターマガジン
【写真蔵】米国生産の左ハンドル車、日産「ムラーノ」が可変圧縮比ターボエンジン+フルタイム4WD搭載で日本にやって来る
【写真蔵】米国生産の左ハンドル車、日産「ムラーノ」が可変圧縮比ターボエンジン+フルタイム4WD搭載で日本にやって来る
Webモーターマガジン
トヨタ カローラスポーツを一部改良。誕生60周年記念の特別仕様車も設定
トヨタ カローラスポーツを一部改良。誕生60周年記念の特別仕様車も設定
Webモーターマガジン
ルノー カングー/グランカングーの限定車「クルール」を発売。ボディカラーはフランスの伝統菓子から?
ルノー カングー/グランカングーの限定車「クルール」を発売。ボディカラーはフランスの伝統菓子から?
Webモーターマガジン
ZR-Vのクロスツーリングは買いか!? アウトドア顔になった特別仕様車の実力!!
ZR-Vのクロスツーリングは買いか!? アウトドア顔になった特別仕様車の実力!!
ベストカーWeb
ヴェゼルe:HEVとヤリスクロスをガチ比較! 快適性と燃費性能で選ぶ最強コンパクトSUVはどっち!?
ヴェゼルe:HEVとヤリスクロスをガチ比較! 快適性と燃費性能で選ぶ最強コンパクトSUVはどっち!?
ベストカーWeb
ブランド初のオープン2シーター、MINIロードスターは独創的なクルマだった【10年ひと昔の新車】
ブランド初のオープン2シーター、MINIロードスターは独創的なクルマだった【10年ひと昔の新車】
Webモーターマガジン
日産「新型エルグランド」発売 先代に引き続きカスタムカー「AUTECH」もラインナップ
日産「新型エルグランド」発売 先代に引き続きカスタムカー「AUTECH」もラインナップ
くるまのニュース
ヤリス、ノートに挑戦! ホンダ「フィット」が大幅刷新、新「RS」はハイブリッド専用に【新車ニュース】
ヤリス、ノートに挑戦! ホンダ「フィット」が大幅刷新、新「RS」はハイブリッド専用に【新車ニュース】
くるくら
新型『日産エルグランド』ついに正式発表! 価格、ラインナップ、スペック、装備など、その全貌がようやく明らかに
新型『日産エルグランド』ついに正式発表! 価格、ラインナップ、スペック、装備など、その全貌がようやく明らかに
AUTOCAR JAPAN
歴代初めて日本に正規輸入された『BMW M5ツーリング』 プラグインハイブリッド化で得たキャラクターは「羊の皮をかぶった狼」
歴代初めて日本に正規輸入された『BMW M5ツーリング』 プラグインハイブリッド化で得たキャラクターは「羊の皮をかぶった狼」
AUTOCAR JAPAN
「このクルマ、上級者向け」プローバの初代スバル「インプレッサWRX」はエキサイティングな玄人仕様だった【オレたちの“改”顧録】
「このクルマ、上級者向け」プローバの初代スバル「インプレッサWRX」はエキサイティングな玄人仕様だった【オレたちの“改”顧録】
Auto Messe Web
e:HEV専用化でどう変わった? ホンダ ZR-V2026年モデルの注目点をチェック!
e:HEV専用化でどう変わった? ホンダ ZR-V2026年モデルの注目点をチェック!
ベストカーWeb
フォルクスワーゲンの新型EVの欧州価格は約480万円から! 「ID.ポロ」に続く新作「ID.クロス」は日本導入が待ち遠しくなるコンパクトSUVだった
フォルクスワーゲンの新型EVの欧州価格は約480万円から! 「ID.ポロ」に続く新作「ID.クロス」は日本導入が待ち遠しくなるコンパクトSUVだった
WEB CARTOP
クルマ好きも二度見する激レア仕様!USトヨタ「シエナ」をレクサスLM風に仕立てた1台
クルマ好きも二度見する激レア仕様!USトヨタ「シエナ」をレクサスLM風に仕立てた1台
Auto Messe Web
スバル『レヴォーグ』は次期型を待つべきか、現行型を買うべきか…ストロングハイブリッド投入時期は?
スバル『レヴォーグ』は次期型を待つべきか、現行型を買うべきか…ストロングハイブリッド投入時期は?
レスポンス

みんなのコメント

15件
  • tst********
    どう考えてもスポーツのゴールド(ブラウン?)ホイールは
    オプション設定の色。
    最初からブラックエディションの黒でよかったのでは?
    反応が悪く後からブラックエディション出したけど
    最初にスポーツ買った人のクレームを避けるために
    価格を高くしてさぁ。
    そんな高くなるもの付けている?
  • lio********
    販売計画を大きく上回る4万2000台という数字を見ると、フォレスターが単なるモデルチェンジ効果ではなく、市場にしっかり受け入れられたことが分かる。特に価格が高めのストロングハイブリッド車が約7割を占めている点は興味深い。

    最近はEV一辺倒だった流れにも変化が見え、実用性や航続距離、燃料補給の手軽さを重視してハイブリッドを選ぶ人が増えている印象だ。ガソリン価格の高止まりも追い風だろう。

    また、購入者の約8割が40代以上というデータも納得できる。安全性能や運転支援、長距離移動の快適性を重視する層に支持されているのだと思う。派手さよりも実用性と信頼性を求めるユーザーが増えていることを示す結果ではないだろうか。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

385 . 0万円 464 . 2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

24 . 9万円 626 . 0万円

中古車を検索
スバル フォレスターの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

385 . 0万円 464 . 2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

24 . 9万円 626 . 0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村