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中古で人気のSUVってナニ? 新車ランキングとは違う注目SUVとは

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中古で人気のSUVってナニ? 新車ランキングとは違う注目SUVとは

■中古市場で注目のSUV、車種ごとの特徴が?

 昨今の新車市場ではSUVが人気を博していますが、手の届きやすい中古車市場では、どのようなモデルが注目されているのでしょうか。

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 2020年6月におけるSUVジャンルの新車販売台数では、1位トヨタ「ライズ」、2位トヨタ「RAV4」、3位トヨタ「ハリアー」、4位ホンダ「ヴェゼル」、5位「ロッキー」という結果です。

 では、大手中古車サイト「グーネット」での人気検索順において、同月の中古車SUV市場の動向はどうなっているのでしょうか。人気の3車種を紹介していきます。

●日産「エクストレイル」

 日産「エクストレイル」は、アウトドアを楽しむ若い世代をターゲットにした本格的な4WDのクロスオーバーSUVとして、2000年に初代モデルが発売されました。

 現行の3代目は2013年にデビューしています。新車価格は、2列モデルの「20Xi」が304万5900円からとなっています。

 すでにデビューから6年半が過ぎたモデルですが、2019年上半期(1月から6月)の累計販売台数は1万1163台と、日産のなかでは「ノート」、「セレナ」に次ぐ主力モデルです。

 ボディサイズは、全長4690mm×全幅1820mm×全高1730mm-1740mmとなり、日本市場ではミドルサイズSUVに分類されます。

 また、上級グレードではキルティング加工が施されたセミアリニンレザーシートが採用されるほか、乗員の体圧を分散して疲労を軽減する「ゼログラビティシート」を搭載。

 2017年にはマイナーチェンジがおこなわれ、グレード名称を変更したほか、「システムインテリジェントパーキングアシスト」の性能向上や、ナビやインテリジェントルームミラーからでも「アラウンドビューモニター」が表示できるようになり、運転支援機能も強化されています。

 中古車の平均価格は128万円となっており、新車より大幅に価格が下がっています。中古市場で主流となっているのが現行の3代目で、とくにマイナーチェンジ前の前期モデルが多くなっています。

 前期モデルでも、グレードによっては「プロパイロット」や、4WDでは「ALL MODE 4×4」が搭載されており、オンロードでもオフロードでも快適な運転が可能です。

 一方、3代目よりも小柄で見た目にも本格4WDらしい2代目も人気があります。全幅は1785mmと1800mmを下回っているほか、四角いボディで車両感覚が掴みやすい点がメリットです。

 初代モデルで好評だったウォッシャブルラゲッジボード、防水加工が施されたインテリア、自動で細かな擦り傷を修復する「スクラッチシールド塗装」を採用しており、アクティブに乗り倒したい人におすすめです。

●トヨタ「ハリアー」

 トヨタ「ハリアー」は、高級セダン並の乗り味やラグジュアリー性を備えたSUVとして、1997年に初代モデルが登場しました。

 2020年6月17日には、4代目となる新型モデルが登場。約7年ぶりのフルモデルチェンジとなり、先行予約受注開始から約2週間で2万台ほどを受注するほどの人気ぶりです。

 新型モデルでは、2019年に発売され爆売れ中の「RAV4」や海外専用の3列SUV「ハイランダー」とプラットフォームを共有し、3代目ハリアーからデザイン性、ラグジュアリー性、走行性能などあらゆる部分を大幅に進化させています。

 従来、新型モデルが登場するとそれまで販売していた先代(従来)モデルの中古車相場が下がる傾向にあるといいますが、3代目ハリアーは全体的に高い価格を維持しています。 

 なお、初代から3代目の中古価格平均価格は112.2万円で、走行距離やグレードによって異なりますが、2代目か3代目かで値段が大きく変わる点に注意が必要です。

 2003年発売の2代目が100万円以下の価格で買える一方、前述のように2013年発売の3代目は未だ人気で価格が下がりにくく、走行距離の短い高級グレードなどは400万円を超える車種もあります。

 3代目は、2代目に比べて静粛性の高さや後部座席の空間、ラゲージスペースの大幅拡大など基本性能がアップしているほか、サスペンションやプラットフォームの変更で高級SUVらしい快適な乗り心地を実現しています。

■もっとも人気があるのはトヨタが誇る名SUV

●トヨタ「ランドクルーザープラド」

トヨタ「ランドクルーザープラド」は、1985年に発売された「ランドクルーザー70ワゴン」を源流に持つモデルです。

 より大きなボディをもつ兄貴分の「ランドクルーザー」に比べて車体サイズが抑えられており、街中での取りまわしやすくなっています。

 また、ラダーフレームを採用し、乗用車ベースのクロスオーバーSUVとは比較にならない悪路走破性を備える点も見逃せません。

 加えて、2.7リッターガソリンと2.8リッターディーゼルターボの選択肢もあり、ユーザーの選択肢を広げてくれます。

 中古平均価格は142.8万円と、100万円台となっています。現行の4代目であれば、2017年のマイナーチェンジ前の前期型が200万円台で購入が可能です。

 なお、2度にわたってフェイスリフトされ、前期型と現行型ではデザインに大幅な変更があるため好みは分かれますが、基本的な走行性能は変わりません。

 ハンドル操作のみで極低速走行が可能な「クロールコントロール」や、オフロードの運転方法をドライバーに教えながらトラクションを最適に制御する機能などを搭載し、オンロードでもオフロードでも快適に運転できます。

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