全長5206mmとアル&ヴェルやレクサスLMより大きいフルサイズミニバン
スウェーデンのボルボ・カーズは2023年11月12日、中国・上海において新型ミニバン「EM90」を世界初公開しました。
【画像】超豪華! ボルボ初の電動ミニバン「EM90」の室内を写真で見る(63枚)
新型EM90は、ボルボ初となる完全電動のプレミアムMPVです。
全長5206mm✕全幅2024mm✕全高1859mm、ホイールベースは3025mmというフルサイズミニバンで、トヨタ新型「アルファード」の4995mm、レクサス新型「LM」の5125mmよりも大きいモデルとなります。
エクステリアは、フロントフェイスに象徴的な「ハンマートール」ヘッドライトを採用、ひと目でボルボ車だということがわかります。またボルボ車で初採用となる、“光るエンブレム”のイルミネーションフロントを搭載、高層ビルや没入型アートからインスピレーションを得たというフロントデザインは、ハイテクな雰囲気が漂います。
リアデザインは、ライトアップされたモデルメイトスタイリッシュなリアライトのデザインがモダンさを強調。またボルボらしい垂直テールランプも進化し、上方向と下方向にテールランプが伸びるようなデザインを採用しています。
インテリアは3列6人乗りのラウンジシートを用意。遮音性とロードノイズキャンセリング技術により、さらなる快適性がもたらされます。
またデュアルチャンバーエアサスペンションとサイレントタイヤにより、新型EM90のどの座席に座っても快適でスムーズな乗り心地を保証してくれるといいます。21スピーカーからなるBowers & Wilkinsのプレミアムサウンドシステムで、プライベートなコンサートホールのような音響を実現しています。
インパネには15.4インチのインフォテインメントスクリーンを用意、シンプルでクリーンな運転席となっています。
また2/3列目シート用に用意された15.6インチスクリーンは、家族でエンターテイメントを楽しみたいときや、ビジネス用のビデオ会議に参加するときなどに役立ちます。使用しない場合はいつでも折りたたみが可能で、このスクリーンはモバイル画面を投影したり、サードパーティ製アプリもサポートしています。
中国市場では予約注文開始 価格は日本円で1725万円
新型EM90は電気自動車(EV)となり、116kWhのバッテリーを搭載、WLTCモードで最大738kmの航続距離となります。
10%から80%までの充電時間は30分未満となる予定です。
モーターは200kW(272馬力)を発生、後輪を駆動します。また0−100km/h加速は8.3秒というパフォーマンスを発揮します。
またボルボのフラッグシップSUV、新型「EX90」(日本未導入)と同様、双方向充電を可能としています。これによりほかのEVや電化製品を充電することができます。
※ ※ ※
まずは中国市場に導入され、中国では世界初公開と同時に予約注文が開始されています。
オーロラキャノピーと呼ばれる大型パノラマサンルーフやBowers & Wilkinsのプレミアムサウンドシステムなどを搭載する「Ultra(ウルトラ)」グレードで、車両価格は81万8000元(日本円で約1725万円)となります。
ボルボ・カーズのCEO、ジム・ローワン氏は「新型EM90は、スマートなキャビン、高速充電、競争力のある航続距離、ボルボ独自のデザイン言語、細部にわたる高レベルのプレミアムを備えた、非常に快適な電気自動車です」とコメントしています。
続けて「しかし、それよりもはるかに重要なのは、それがあなたに何をもたらすかということです。それはあなたにつながるためのスペース、創造するためのスペース、リラックスするためのスペース、そしてあなたとあなたの周りの人のためのスペースを与えます」とコメントしました。
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みんなのコメント
日本においては給料上がってないのに車は高くなる。
更にEVは高い。
インフラ整備も追いついていないし普及するわけがない。
日本では大きすぎてあまり需要ないかな。