スバルの新デザインコンセプトを採用した初めてのクルマとなる
SUBARU(スバル)は、スイス・ジュネーブで開催中の第89回ジュネーブ国際モーターショーにおいて、コンセプトカー「SUBARU VIZIV ADRENALINE CONCEPT(スバル・ヴィジヴ・アドレナリン・コンセプト)」を世界初公開した。
スバル車ならなんでも大好き……なハズのスバリストからも見放されたスバル車3選
VIZIVとはスバルがコンセプトカーにつける名称で、過去にはSUVタイプの「SUBARU VIZIV FUTURE CONCEPT(スバル・ヴィジヴ・フューチャー・コンセプト)」、ワゴンタイプの「SUBARU VIZIV TOURER CONCEPT(スバル・ヴィジヴ・ツアラー・コンセプト)」、セダンタイプの「SUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPT(ヴィジヴ・パフォーマンス・コンセプト)」などを公開してきた。
ちなみにVIZIVは「Vision for Innovation」を語源とする造語で、「革新のための未来像」を意味する。実際これらに採用されたデザインや技術は市販車に反映されることも多く、まさにスバル車の未来を表しているのだろう。
今回公開された「SUBARU VIZIV ADRENALINE CONCEPT」はSUVタイプで、その造形はダイナミックで力強い印象。
じつは2018年にスバルが発表した新中期経営ビジョンSTEPで、スバルが今までデザインのコンセプトとしてきた「DYNAMIC×SOLID(ダイナミック・アンド・ソリッド)」をさらに大胆に進化させていくことを宣言し、そのキーワードとして「BOLDER(ボルダー)」を掲げている。そしてこのコンセプトカーは「BOLDER」の考え方のもとデザインされた初めてのコンセプトカーなのだ。
デザインのみならず装備も大胆そのもの
具体的な装備としては乗員をしっかりと守るルーフやプロテクターを配置し、強靭さと軽快さを両立。
足もとには四輪駆動車に装着されるオールシーズン用のオールテレーンタイヤを採用。またホイールからタイヤに繋がるホワイトのアクセントは機械的な印象で、このクルマが本格ギアとしてアクティブに使えることを表しているようにも見える。
メーカーによると「大自然のなかを想いのままに走り廻りたい」という気持ちを駆り立てる、新しいスポーツヴィークルを表現したとのことだ。
またボディサイズは4490 mm×1900 mm×1620 mm(全長×全幅×全高)だという。現在のスバルのSUVラインアップから考えると、全長は4465mmのXV、全幅、全高はそれぞれ1840mm、1605mmのレガシィアウトバックにもっとも近い。
いままで公開されてきたVIZIVシリーズは、フューチャー・コンセプトが次期フォレスター、ツアラー・コンセプトが次期レヴォーグ、パフォーマンス・コンセプトは次期WRXなのではないかと想像をかき立てやすかったのに対し、今回のアドレナリン・コンセプトは車格的にも、現行車のフルモデルチェンジの時期を予想してもピンとくるものがないようにも思える。
もしかしたらこのコンセプトカーをベースとした現状スバル車のラインアップにないモデルが誕生するのか、はたまた今あるスバル車のモデルチェンジに反映されるのか……今後の動向が非常に楽しみである。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ホンダが新型「軽バン」発売!“ 柱無い”斬新モデル、反響は? 6速MT&CVTの「N-VAN」136万円から
新東名は“3年後”に全線開通!? 「あと少し…」でも2度延期なぜ? 反響は? 最後の25km「未完成区間」とは
「新大阪駅ほぼ直結高速」実現間近? 新御堂筋の“ぐるぐるランプ”が見えてきた 「淀川左岸線」万博の準備着々
トヨタ“新”「カローラ」発表! めちゃ精悍エアロに「上質内装」採用! 「スポーティな走り」の新「ACTIVE SPORT」 ベースモデルとの違いとは
ええ、セダンなのに6人乗り?! しかも超絶未来っぽいやん内装!! アメリカからやってきたプロナードがイカす
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?