シルバーストン・サーキットでMotoGP第7戦イギリスGPが開幕。初日午後のプラクティスではレコードタイムを更新したアレックス・マルケス(グレシーニ)が最速となった。
午前中に行なわれたFP1では、終盤に日本人ライダーの小椋藍(トラックハウス)がハイサイドを起こして転倒。コース外へ出る際に足を引きずるような姿を見せていたため心配されたが、プラクティスはひとまずコースインすることができた。
ただチェックラップを終えたあとは、ピット内でヘルメットも脱いで足の状態を確認し、ピット裏へ移動。そのままプラクティスに戻ることなくセッションを終えた。
プラクティスの序盤は恒例となっている小手試しのアタックからスタート。各ライダーがプッシュしていく中、ジャック・ミラー(プラマック)がターン17で転倒。黄旗が出たことで、マルク・マルケス(ドゥカティ)などタイムを抹消されるライダーも見られた。
黄旗によるアタック不発ライダーも出る中、暫定トップタイムとしたのは1分58秒349をマークしたマルコ・ベッツェッキ(アプリリア)。マルク・マルケスらがタイムを記録したあとも、ベッツェッキが暫定トップを維持した。
なおマルク・マルケスは10分を過ぎた頃にターン3でスリップダウンによる転倒があった。幸いマシンにダメージこそあったものの、自走でピットに戻ることができた。またフランコ・モルビデリ(VR46)もターン6で転倒と、プラクティス序盤は転倒者が続いた。
開始直後に転倒のあったミラーは、セッション開始から20分を過ぎた頃コースに復帰。すぐにアタックに入ると1分58秒627で暫定3番手のタイムを記録した。また同じくヤマハ陣営でファクトリーチームのファビオ・クアルタラロも好調で、1分58秒388を記録。暫定2番手に食い込んできた。
プラクティスが折り返しとなる30分を過ぎた後は、マーベリック・ビニャーレス(テック3)、そしてジョアン・ミル(ホンダ)が続けざまにタイムを更新。わずかにミルが速く、1分58秒301で暫定トップタイムとなった。この時点では上位5台に異なる5メーカーと近年はあまり見られない並びがタイムシートに映し出された。
残り20分を切ると、マルク・マルケスがアタックを実施。すると、他陣営が記録していた上位タイムを圧倒する1分57秒866を叩き出した。
しかしその後は各車が立て続けトップタイムを更新。ヨハン・ザルコ(LCR)、マルク・マルケス、そしてファビオ・ディ・ジャンアントニオ(VR46)らによる暫定トップタイム更新合戦となり、残り10分ではそれを更に越えたベッツェッキが1分57秒667でトップとなった。
その後、残り時間6分で早めのアタックに入ったアレックス・マルケスが、1分57秒613を記録して首位に立った。
各ライダーが最後のアタックに向かったが、マルク・マルケスはトラフィックに阻まれて最初は満足なアタックができず。その間にクアルタラロが1分57秒342と、コースレコードに僅差となるタイムを記録して暫定トップとした。
マルク・マルケスはその後のアタックでは4番手止まり。このままクアルタラロのタイムが更新されずにセッション終了かと思われたが、最後の最後のアタックでアレックス・マルケスが1分57秒295を叩き出した。このタイムは新レコードであり、アレックス・マルケスが首位でプラクティスを終えた。
2番手はクアルタラロ、3番手はミラーとヤマハ陣営が続いた。ドゥカティファクトリーチームの2台は、マルク・マルケスが4番手、フランチェスコ・バニャイヤが7番手だった。
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みんなのコメント
リアのテ-ルピ-スにも空力実験の成果?シャ-クフィン見たいのまで付いていて僅かな効果でも!の真剣さが伝わりますね。
ようやく国産メ-カ-が上位へと返り咲いているのを聞くとウレシイです。