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【九島辰也のカーガイ探訪記】学生時代に専門誌でバイトしたほどの“ヨンク好き”。欲しくても買えないランクル70に、いまだ片思い中

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【九島辰也のカーガイ探訪記】学生時代に専門誌でバイトしたほどの“ヨンク好き”。欲しくても買えないランクル70に、いまだ片思い中

“ヨンク”に関しては一般的なクルマ好きよりはこだわりを持っている。近年はクラシックカーを中心にイタリア車と英国車のラグジュアリーブランドを語る機会が多いが、2000年初頭までは背の高いクルマをメインに仕事していた。

 その背景には、80年代後半まだ学生だった頃『4×4マガジン』という雑誌でバイトしていたことある。要するに根っこが「ヨンク好き」ということだ。アルバイトなので読者ハガキのアンケート整理がメインだったが、撮影には同行させてもらっていた。

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 当時の王様はランクル60。それを中心に、パジェロやビッグホーン、サファリ、ハイラックスサーフなどが個性をアピールしていた。その当時の足はSJ30型ジムニー。とにかく可愛いクルマだった。

 90年代に自動車雑誌業界に入ると、ヨンク好きはほとんどいなかった。ヨンク専門誌はいくつかあったが、メインストリームではなかったと思う。雑誌編集者もモータージャーナリストもスポーティなクルマに憧れてこの世界に入ってきた人がほとんど。ZやGT-R、ハチロクや「スターレットでサーキット走っています」みたいな人ばかり。その他は、ポルシェやフェラーリを崇拝していた感じだ。

 そんな環境だから2000年に『アメリカンSUV』という雑誌を編集長として立ち上げたが、あまり注目されなかった。そもそもまだSUVというワードを多くの人が知らなかった。日本ではそれらをRVやヨンク、フォーバイフォーと呼んでいた。ただ、今回特集でレッツゴー4WD編集長にご登場いただいたが、その辺の古株さんたちは当時にことを覚えていてくれる。『アメリカンSUV』を買って勉強してました、なんて言葉はお世辞でもうれしい。

 なので、2021年にRAV4アドベンチャーのアメリカ仕様をカスタムしたときは楽しかった。オールペンして、車高上げて、フォグランプを9個付けて、ルーフラックにラダーを装着して、なんて感じに手を入れ、最終的に構造変更の許可を得るまでに13カ月かかった。まぁ、その分思い残すことのないカスタムが出来上がったのだから満足。16媒体くらいから取材を受けたし、オフ会にも積極的に参加した。

 さてさて、それはともかく、今号は“本格ヨンク”をフィーチャーした。とくにランクル250とジムニーをメインに据えた。もちろん、ランクル70や300がもっと手軽に所有できる環境であれば、それらを取り込んだのはいわずもがな。なんなら70中心で構成しただろう。70は発表の日にちゃんとディーラーまで買いに行ったんだけどね、やっぱ撃沈した。コーヒー飲んで世間話して終了だ。いったいどうやったら手に入るのか、誰か教えてほしい。KINTOじゃダメなのよ。こちとらバリバリにカスタムする予定なんだから。

 まぁ、いずれにせよ本格ヨンクのブームが来たのは個人的にうれしい。その昔は大きくて邪魔扱いされていた。アウトドアブームなんてものもなかったから、「キャンプに行こう!」なんて誘うと変な目で見られた。それがいまじゃグランピングなんて言葉まで一般的になっている。施設まで整っちゃって。

 ただまぁ、それもブームだからいつ終わるかわからない。日本人は流行に敏感に反応する。では次の流行はナニ? 個人的には流行は関係ないけどね。その時好きになったクルマに乗れれば満足。でも70だけはいまだ片思い継続中だ。

文:カー・アンド・ドライバー 九島辰也
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みんなのコメント

3件
  • 猫ポン太郎
    昔の四駆ブーム時からランクルが好きで今も当時に買った40に乗ってます。
    新しいランクルが発売されるたびに購入(増車)を申し込むのですが・・・・
    ことごとく撃沈でキントなら買えるとの事ですが、トヨタさん何とか
    普通に現金でランクルを買える様にしてほしいですね!!
  • man********
    九島さんてCar-exが売れてた頃の立役者だよね。
    単純にクルマの評価じゃなくて、当時の流行や文化と絡めた記事は興味深かった。
    その九島さんが4駆好きだったのは意外。。
    自分も若い頃にガレ場も挑める70ランクルが欲しかったが、古い趣味車買ったり何だかんだしてるうちに昔のスッキリしてた時代の70は暴騰。
    還暦過ぎて初めての4駆は中古の旧型ジムニーですわな。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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