2026年8月3日、ヤリス クロスのスポーツグレード「GR SPORT」が一部改良を実施した。10.5インチHDディスプレイをはじめ、人気の快適装備を一気に標準化。ブラック加飾も加わり、走りだけでなく日常の使いやすさにも磨きをかけた!
文:ベストカーWeb編集部/写真:トヨタ自動車
【画像ギャラリー】ブラックアウトされたヤリクロのシャークフィンアンテナを見て!(17枚)
大画面を標準化! 冬場に嬉しいヒーター類も充実
今回の目玉は、10.5インチHDディスプレイの標準装備化だ。大画面で地図や車両情報を確認しやすく、コネクティッドナビ対応のディスプレイオーディオPlusによって、GR SPORTのコクピットがグッと現代的になった。
10.5インチHDディスプレイについては、すでに今年春のマイナーチェンジで、Z“Adventure”やZ、Gが標準装備していた。今回の改良はようやくGR SPORTが、ノーマルヤリスクロスと同等の大画面を手に入れた、と理解するべきかもしれない。
この他、運転席・助手席のシートヒーターとステアリングヒーターが標準装備に。寒い朝でも、エアコンから温風が出るのを待たずに体へ直接ぬくもりが伝わる。スポーツモデルというと走りの装備ばかりに目が行くが、毎日使うクルマなら、こうした“ぬくぬく装備”は実にありがたい。
室内の空気環境に配慮するナノイーXも標準化された。目立つ装備ではないものの、大画面やヒーター類と合わせて、GR SPORTの日常性能を底上げする改良といえる。
黒いアクセントで精悍さアップ! 走りの専用仕立ても健在
外観では、ドアミラーとシャークフィンアンテナにブラック加飾を採用。形状を大きく変えず、黒いアクセントによって全体を引き締めた。専用ラジエーターグリルやフォグベゼル、専用リアバンパーロアカバーとも相性がよく、GR SPORTらしい精悍さが増している。
もちろん走りの専用装備は従来どおり充実。215/50R18タイヤと専用18インチアルミホイール、前後の赤いブレーキキャリパー、専用剛性アップパーツ、専用サスペンション、電動パワーステアリング制御などを採用する。
ハイブリッド車には専用パワートレーン制御と専用ドライブシャフトも標準装備。エアヌバックと合成皮革を組み合わせた専用スポーティシートやGRロゴ入りステアリング、アルミペダルなど、乗り込んだ瞬間から気分を盛り上げる仕立ても健在だ。
やや残念なのは価格。1.5Lガソリン車が278万9600円、ハイブリッド車が316万9100円で、いずれも2WDのみ。従来型からガソリン車は14万800円、ハイブリッド車は13万7500円高くなった。値上げ幅は小さくないが、大画面やヒーター類などの実用装備が標準化されたことを考えれば、単純な価格アップとも言い切れない。
走りの楽しさはそのままに、普段使いの快適性を大幅アップ。今回のGR SPORTは、スポーツモデルを毎日の相棒にしたい人へ、いっそう勧めやすい一台になった。
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