BMW M3 ツーリングがついに日本導入開始。毎日便利なカッコよさ×サーキット走行で本領発揮のスーパーワゴンだ

2023年1月20日、BMWジャパンは「M3 コンペティション M xDrive ツーリング」の日本導入を発表した。もともとモータースポーツへの参戦を前提に開発された「M3」は、これまで2ドアモデルのほか、セダン、カブリオレに設定されることはあっても、ワゴンボディのツーリングに設定されることはなく、歴代初ということになる。BMWファン待望のスーパースポーツワゴンの登場で、アウディRS4アバントと対抗することになる。ちなみにM5ツーリングはすでに登場している。

サーキットでのパフォーマンスを高めたコンペティショルモデル
M3 コンペティション M xDrive ツーリングは、BMW M社が手がけたスーパースポーツワゴン。「3シリーズ ツーリング」ボディをベースに、M3 セダン／M4 クーぺ／M4 カブリオレ同様、最高出力510psを発生する3L 直列6気筒ツインターボエンジンに「Mステップトロニック」と呼ばれる8速ATを組み合わせて搭載。駆動システムはMモデル専用の4WD「M xDrive」が採用される。

M3 コンペティションM xDriveツーリングは、ワゴンボディでもサーキット走行が楽しめるコンペティション仕様で、耐久レースに参戦するM4 GT3からフィードバックされた冷却およびオイル供給システムを採用、Mモデルのエンジンらしく高回転域でもハイパフォーマンスを発揮する。

また、ハードなサーキットでの走行を可能とするため、耐熱、耐フェード性能に優れた大径ブレーキディスク、軽量化された6ポッドMコンパウンドブレーキを標準装備。さらに、耐摩耗性能、耐熱性能をより高めたMカーボンセラミックブレーキもオプション設定されている。

なお、「アクティブMディファレンシャル」や「ドライビングダイナミクスコントロール」「DSC（ダイナミックスタビリティーコントロール）」などの採用により、サーキットでのアクティブな走行だけでなく、日常の安定した走行も実現している。

Mモデルらしいダイナミックな専用アイテムを装備
エクステリアデザインや装備も、M3セダン／M4クーぺ／M4カブリオレゆずり。

ダブルバーを組み込んだ迫力のある縦型の大型キドニーグリル、エンジンの冷却性能を高める大型エアインテーク、Mモデル専用となるサイドギルやドアミラー、ダウンフォース性能を得るリアスポイラー、Mスポーツエキゾースト、リアディフューザーなどが、ハイパフォーマンスモデルであることを主張している。

インテリアでは、「Mスポーツシート」や「M」のロゴが輝くドアシル、Mモデル専用にデザインされたメーターパネルや専用のステアリングホイールを採用。「Mカーボンバケットシート」もオプションで用意される。

また、ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能や全車速対応型のアクティブクルーズコントロールなど、充実した先進運転支援システムや最新インフォテインメントシステムの搭載も特徴的で、AI技術を活用し音声会話だけで車両の操作、情報へのアクセスが可能となる「インテリジェントパーソナルアシスタント」、Amazonが提供するクラウドベースの音声サービス「Amazon Alexa」などを標準装備している。

ハンドル位置は右のみで、車両価格は1398万円。納車は1月下旬以降を予定している。

■BMW M3 コンペティション M xDrive ツーリング　主要諸元
●全長×全幅×全高：4805×1903×1450mm
●ホイールベース：2855mm
●車両重量：1870kg
●エンジン：直6 DOHCツインターボ
●総排気量：2992cc
●最高出力：375kW（510ps）／6250rpm
●最大トルク：650Nm（66.3kgm）／2750-5500rpm
●トランスミッション：8速AT
●駆動方式：4WD
●燃料・タンク容量：プレミアム・59L
●WLTP複合燃費：9.8km／L
●車両価格：1398万円（税込み）

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Comments

毎日便利なカッコよさ、ってどういう意味？？？？

納車は1月下旬と書いて有りましたが、間違いだと思います。BMW Japanは発注をしていなくて、12月末に入ってくるとのことです。1年も待てないので他の車買います。