この記事をまとめると
■いまやノーマルでも300km/hでの走行を可能とした国産スポーツカーが存在する
高っかいクルマを少量売って儲ける「スーパーカービジネス」の歴史! 発祥はフェラーリで復活ブガッティが道を広げた!!
■カタログ値で国産車最速は325km/hのレクサスLFA
■国産セダンではリミッター解除の条件付きでレクサスIS Fが最速
ノーマルでも300km/hを軽々と超える
最高時速300km! クルマ好きにとって、なんともロマンのある数字だ。
スーパーカー世代ならランボルギーニ カウンタックの300km/hやフェラーリ512BBの302km/h。チューニングカー好きなら光永パンテーラの307.69km/h(1981年)や国産車初の300km/hオーバーのHKS M300(5M-GツインターボのセリカXX)の301.25km/h(1983年)、トライアルS130Zの307.95km/h(1985年)などの記録が忘れられないはず。
そんな300km/hの世界、当然日本では限られたクローズドコースでしかアタックすることは許されないが、いまではノーマルの市販車でも達成できる時代となった。
160km/hオーバーになると、抗力の9割近くは空気抵抗になるといわれているので、ただ単にエンジンパワーだけ上乗せしても、なかなか最高速は伸びないのだが、パワー、空力、そしてタイヤのバランスが取れて、ノーマルでも300km/hでの走行を可能とした国産スポーツカーをピックアップしてみよう。
レクサスLFA:325km/h
レクサス初のスーパーカーで、ヤマハ製4.8リッターV10エンジン(560馬力)を搭載するLFA。カーボンモノコックシャシーを採用し、空力性能も追及。
ボディの床面はフラットで、後部のみディフューザー形状。可変ウイングのアクティブリヤウイングも標準化し、空気抵抗とダウンフォースの両立を狙った。
日産GT-R NISMO:315km/h
この8月に生産終了となった日産のフラッグシップ、R35 GT-R。2007年のデビュー以来、年次改良を繰り返し、国産スポーツの頂点の座を守り続けてきた一台。
NISMO専用のエアロパーツと、600馬力のNISMO専用VR38型エンジンによって、大きなダウンフォースを得ながら、最高速度でも315km/hまで引っ張ることを可能にした。
もちろんGT-Rの真骨頂はコーナリングも含めたトータルの速さで、決して直線番長的な性格をもったクルマではない。
4ドアモデルでも最高速度300km/h超を実現
ホンダNSX(NC1):308km/h
2代目NSX=NC1も300km/hオーバーのパフォーマンスを誇るスポーツカー。パワートレインは、3.5リッターV型6気筒ツインターボエンジン+3つのモーターからなるハイブリッドシステムで最高出力は581馬力。エンジン本体はミッドシップに搭載するが、3モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD」を採用。
とくに後輪の駆動をアシストするダイレクトドライブモーターは、エンジンのターボラグを解消するように出力を発生するのが特徴。
欧州仕様で308km/h、北米仕様で305km/hの最高速を誇り、空力に関してもボディの上下だけでなく、すべてのパワーユニットを通過する冷却用の空気の流れも見据えたトータル・エアフロー・マネジメントを追求。空気抵抗を抑えながらマイナスリフトを達成している。
レクサスIS F:305km/h(?)
最後に番外編として、レクサスIS Fも。5リッターV8、423馬力のエンジンを搭載するスポーツセダンで、輸出仕様でも270km/hでリミッターが働くことになっているが、リミッターをカットすれば305km/hに達するともいわれている。
ヤマハと共同開発した2UR-GSE型エンジンは、2ZZ-GE型以来の「G」(トヨタでは、スポーツ向けの仕様であることをしめす記号)の型式を持つエンジンで、ミッションは世界トップクラスのギヤ変速スピード(シフトタウン時0.1秒)を誇るAT、「8-Speed SPDS」を採用。
いずれにせよ、国産セダンでの最高速が一番速いのは、このレクサスIS Fで間違いない。
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