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『マシン オブ ザ イヤー2020』結果発表:ストリートスポーツ50~125cc部門【ハンターカブ初戦で勝利】

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『マシン オブ ザ イヤー2020』結果発表:ストリートスポーツ50~125cc部門【ハンターカブ初戦で勝利】

ホンダの牙城は揺るがず

●文/まとめ:ヤングマシン編集部(沼尾宏明)

『マシン オブ ザ イヤー2020』結果発表:総合部門【’20年の顔=ZX-25Rが大差でデビュー勝利!】

2輪4輪のプライズで日本最長&最古の歴史を誇る『マシン オブ ザ イヤー』。当年モデルの中から読者投票で人気ランキングを決めるガチ企画、ヤングマシン読者2239名が選んだ’20人気モデルやいかに? ストリートスポーツ50~125cc部門では、ホンダの”野生児”CT125ハンターカブがデビューイヤーでの勝利を手にした。

〈総評〉ホンダ軍団続々も、スズキ勢が気を吐く

多数の原付二種モデルを展開するホンダが圧倒的に強いこの部門。’13年からグロム、モンキー125とホンダ車が王座に就き、トップ10圏内も独占状態が続いている。今回は、ZX-25Rと並び、’20ニューフェイスの注目株(カブ)だったCT125ハンターカブが、見事に栄冠を勝ち取った。

前回まで2連覇を果たしたモンキー125は3位に後退し、同じく前回表彰台のクロスカブとスーパーカブC125もダウン。代わって2位に飛躍したのがスズキGSX-R125だ。殊勲の総合7位と合わせ目覚ましい進撃ぶりで、ホンダ勢の上位独占を阻止。加えて、ネイキッド仕様のGSX-S125もひとつ順位を上げて8位に入った。250cc部門と同様に、小排気量クラスでスズキの勢いが目立つ。

とはいえ、トップ10圏内は相変わらずホンダに勢いがあり、前回と同様に計7台がランクインした。さらに次回は初の全面刷新を受けた新型グロムがエントリー、上位を狙う。ホンダ時代はまだまだ続きそうな予感だ。

第1位:ホンダCT125ハンターカブ〈692票〉大量リード勝利。長期政権の予感

―― 【HONDA CT-125 HUNTER CUB】

ホンダが長年1位を堅守している当部門。総合でも4位に入ったCT125が200票以上の差で初登場1位を飾った。人気の秘密はその造り込み。44万円と安くはないが、名車CT110のスタイルはもちろん、ハイマウント吸気口などオフ重視の本質まで継承している。

【読者の声:これで日本一周したい】●信頼性ベスト(兵庫県T.O.) ●デザインが抜群にいい(熊本県K.I.) ●一家に1台欲しいバイク(福島県T.N.) ●昔の雰囲気を残しつつ新しい所は新しい(K.Y.) ●スニーカーのような便利屋(三重県K.N.) ●キャンプの相棒にしたい(愛知県A.Y.) ●ある意味、最高のアドベンチャーモデル(和歌山県H.Y.) ●往年の名機が現代の技術で甦る。欲しい(滋賀県A.T.) ●日本一周はこのバイクと決めている(愛知県S.M.)

第2位:スズキGSX-R125〈478票〉その名に恥じない武闘派

―― 【SUZUKI GSX-R125 ABS】

GSX-R末弟がホンダ勢に割って入った。パンチのあるDOHC4バルブ単気筒など原付二種最強の実力が人気。

【読者の声:維持費が安く、楽しくゲンキ】●維持費を抑えながら楽しく遊べるバイク(北海道R.H.) ●ゲンツキをゲンキに!(愛知県H.O.) ●娘がバイク乗るようになったら乗らせたい(群馬県H.S.) ●ヤングマシンのカスタムに期待^0^/(大阪府K.H.)

第3位:ホンダ モンキー125〈269票〉王座陥落も表彰台

―― 【HONDA MONKEY125/ABS】

125ccに巨大化した’18年に最多得票で戴冠し、そのまま2連覇。今回は3位とやや人気は落ち着いたものの、若者からオジサマまで支持は厚い。

【読者の声:実用的だけどカッコ可愛い】●ちょうどいい大きさになった(愛知県S.M.) ●生活ユース抜群な気が(神奈川県M.U.) ●純粋にカッコ可愛いミニバイク。燃費もなかなか(静岡県T.Y.) ●趣味嗜好にガン振りできるバイクは最高(滋賀県S.Y.)

第4位:ホンダ グロム〈206票〉元V5王者、次回クル?

―― 【HONDA GROM】

デビュー年の’13から5連覇を果たした公道ファイター。近頃は同門に押され、下降気味ながら、’21でエンジンを含めて大刷新を受け、躍進が期待される。

【読者の声:イジれる、大人のモビルスーツ】●小さくて遊べる1台。一家に1台!?(埼玉県S.H.) ●乗って良しイジって良し燃費良し(福岡県M.T.) ●自分色に染められる大人のモビルスーツ(神奈川県K.S.) ●カスタム沼にようこそ(茨城県S.S.)

第5位:ホンダCB125R〈144票〉原付二種唯一のカフェ参上

―― 【HONDA CB125R】

当部門唯一のカフェとして異彩を放つ。’18年の投入以来、5位前後を維持しているが、’21でDOHCと豪華な脚を獲得予定。上位入賞なるか?

【読者の声:質感&デザインがお見事】●見た目の品質感、車格ともに125と思えない(福岡県S.T.) ●クラスを完全に飛び越えたつくり(熊本県H.Y.) ●手抜きないデザインが好印象(神奈川県M.Y.) ●原二としては豪華な足回り(愛媛県Y.O.)

ストリートスポーツ50~125cc部門ランキング

[順位] 車両名〈得票数〉(前年順位)
[01] ホンダCT125 ハンターカブ〈692〉(初)
[02] スズキGSX-R125 ABS〈478〉(4)
[03] ホンダ モンキー125〈269〉(1)
[04] ホンダ グロム〈206〉(5)
[05] ホンダCB125R〈144〉(6)
[06] ホンダ クロスカブ110/50シリーズ〈109〉(2)
[07] ホンダ スーパーカブC125〈100〉(3)
[08] スズキGSX-S125 ABS〈74〉(9)
[09] カワサキZ125プロ〈72〉(7)
[10] ホンダ スーパーカブ110シリーズ〈52〉(8)

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みんなのコメント

2件
  • ストリートスポーツとは思えない車種がランクインしているけどなんでなの?
  • カブカブうるさい。
    乗っているとマニアが話しかけてきて面倒くさい。
    ブームが終わるまで乗らないことにした。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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