パンクしちゃったら無理は禁物。事前の確認で予防も大事
自転車に乗っていてもすぐに汗ばむような気温に「今年も暑くなりそうだ……」と実感しますが、暑さ対策も万全にしつつ、ちょっとした運動も兼ねていつもは行かないようなところまで遠出するのも良いものです。そんな時に怖いのが「出先でのパンク」です。
自宅から遠く離れた場所でパンクしてしまった場合、どのように対応すればよいのでしょうか? その方法としては、「チューブを交換する」と「修理パッチを貼って応急処置する」の2点があります。
自転車がロードバイクなどのスポーツタイプの場合、ホイール(車輪)がクイックリリースレバーなどで装着されているので、工具を使わずに車体から取り外すことができます。
そのため、替えのチューブとタイヤレバー、小型の空気入れを持っていれば、その場でチューブを交換して再び走り出すことができます。
いずれもそこまでかさばるモノではないので、ロードバイクで遠出をする際は念のために携行すると良いでしょう。事前にタイヤの取り外しやチューブ交換の方法を学ぶ必要はありますが、それもスポーツタイプの自転車に乗るひとつの「オモシロさ」だと捉えましょう。
しかし街乗り用のシティサイクル、いわゆるママチャリについては、残念ながらそうシンプルにはいきません。一般的にホイールはナットで装着されているので、取り外すにはレンチなどの工具が必要になります。
また、後輪の場合はブレーキやチェーンなどを外す必要があるのでさらに工具が必要になり、出先でパッと作業するという感じにはなりません。
では、修理パッチを貼って応急処置できるのかというと、それも困難だと言えます。一般的なパンク修理の工程をざっくり言うと、リムからタイヤを外し、チューブを取り出し、水の中をくぐらせて穴の位置を特定し、見つけた穴にパッチを張り付け、タイヤを元通りに装着する、となりますが、それを出先の路上で行うのはあまり現実的ではありません。
したがって出先でママチャリがパンクしてしまった場合は、「最寄りの自転車屋まで運んで修理を依頼する」がもっとも無難です。
そこで、パンクしてしまった車両を自転車屋に運ぶ際にも注意すべき点が2つあります。
まず、動かす前にパンクしたタイヤにクギや画鋲などの突起物が残っていないかどうか確認します。突起物が残っていると、車輪が転がるたびに抜けては刺さるを繰り返す可能性があり、チューブにミシン目のような穴をあけ続けてしまうことがあります。そうなるとパッチを使った応急処置が不可能になってしまいます。
そしてパンクした自転車にはけして乗らず、押し歩きで移動します。「最寄りの自転車屋まで数kmもある……」と悲鳴が聞こえそうですが、空気というクッションがなくなった自転車で走行すると、その衝撃のすべてがタイヤを含む車輪にかかることになり、最悪の場合はタイヤだけでなく車輪そのものが破損してしまうこともあります。
そうなると危険なだけでなく、チューブ交換よりも高額な修理費が発生することになりかねないので、パンクした自転車には絶対に乗らないことを肝に銘じましょう。
そもそも自転車のパンクの原因は、突起物が刺さってしまう事よりも空気圧不足や経年劣化によるものが多いです。
自転車で遠出しようと考えた際は、まずはタイヤとチューブがいつもより長い走行に耐えられる状態なのかを確認しましょう。とはいえ、突起物が刺さってしまうという不測の事態も発生するわけで……。
ちなみに、最近の自転車保険には修理が必要な車両を指定場所まで取りに来てくれるロードサービス付きの保険も用意されています。心配な場合はそちらへの加入を検討するのもアリでしょう。(史(ちかし@自転車屋))
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