「レンジローバー」や「ディフェンダー」に隠れ、やや地味な存在な「ディスカバリースポーツ」の魅力とは? 小川フミオが最新モデルに乗った!
なかなか得がたいパッケージ
さすがランドローバーブランドの一員!──ディスカバリースポーツ ダイナミックHSE P300e試乗記
ディスカバリーといえば、パワーユニットもパッケージもひたすら(という感じで)機能主義を追求した初代(1989年)からいまでは第5世代になって、特にクオリティがうんと増した。
今回のモデルは“スポーツ”の第2世代であるので、エモーショナルなデザイン要素も多い。
ディスカバリーシリーズや、姉妹車ともいえる「レンジローバーイヴォーク」の美点は、エクステリアデザインの個性もさることながら、先述のとおり、インテリアの仕立てのよさ。
価格はそれなりにするとしても、プレミアムクラスのSUVがサイズも大きくなくてはいけない、という決まりはないわけで、4.6mの比較的コンパクトサイズのプレミアムという、なかなか得がたいパッケージが手に入る。
ランドローバーのプロダクトだけあって、オフロード用にぬかるみ、湿った草地、凍結路や雪道、未舗装路などの滑りやすい状況でも設定した一定速度を維持して走行できる「オールテレインプログレスコントロール」と、走行状況を絶えずモニターしながらエンジントルク、変速機、デフ、サスペンションのセッティングを自動的に最適化する「テレインレスポンス2」は標準装備。
以前、渡河や岩山などで体験したときは、見かけは乗用車だし、足まわりはオンロードでもびしっとしているのに、意外なほどのオフロード性能を見せてくれたのを、私は覚えている。
と、いっても、1000万円前後のディスカバリー・スポーツでは、なかなか“冒険”に踏みきれない。
一般道の走行は得意分野だ。路面からのショックはよく吸収されているし、ステアリングは遊びが意外なほど少なめでレスポンスがよく運転しやすい。車体のロールも適度に制御されていて、さらにどの速度域でもしっかりトルクが出るので、操縦性は高い。
高速道路では、先に触れたとおり、パワートレインがとても静かなぶん、ロードノイズのみ意識されてしまうけれど、けっして騒音というレベルではない。
今、JLRでは、ジャガー、レンジローバー、ディスカバリー、それにディフェンダーを別ブランド扱いにして「ハウス・オブ・ブランド」を自称。市場におけるキャラクターを明確化する狙いが大きいはずだ。
日本のマーケットでは、レンジローバーとディフェンダーが2強、という状況はご存知のとおり。そこにあって、ここで紹介したように、ディスカバリースポーツには捨てがたい魅力がある。
それをリ・ディスカバリー(再発見)しないのは、クルマ好きにはもったいないことかもしれない。
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文・小川フミオ 写真・田村翔 編集・稲垣邦康(GQ)
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