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JRP会長のマッチも応援!!!　目指すはレースの「リアル」と「バーチャル」の融合だ！　eモータースポーツ国内リーグ「UNIZONE」イベントでプロレーサー同士が対決!!

2023.12.24 04:18 掲載 1

JRP会長のマッチも応援!!!　目指すはレースの「リアル」と「バーチャル」の融合だ！　eモータースポーツ国内リーグ「UNIZONE」イベントでプロレーサー同士が対決!!

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　一般社団法人「日本eモータースポーツ機構」（出井宏明代表理事）は2023年12月16日、eモータースポーツ大会「UNIZONE」の紹介イベントを主催した。同イベントではリアルドライバーとバーチャルドライバーが激突！　詳細を紹介しよう。

文、写真／ベストカーWeb編集部・渡邊龍生

JRP会長のマッチも応援!!!　目指すはレースの「リアル」と「バーチャル」の融合だ！　eモータースポーツ国内リーグ「UNIZONE」イベントでプロレーサー同士が対決!!

■2025年にはUNIZONE公式大会を実施へ

UNIZONEに込められた意味を説明する一般社団法人日本eモータースポーツ機構の出井宏明代表理事

　日本eモータースポーツ機構（JeMO）は2023年5月、eモータースポーツ事業を運営する一般社団法人として発足。そのJeMOが運営するeモータースポーツリーグ大会「UNIZONE」はJAF公認となる唯一のeモータースポーツ大会だ。

　今回、JeMOはそのUNIZONEが今後目指す構想についてメディアやパートナー企業に紹介するためのイベントとして「e-Motorsport UNIZON Meetup」を開催。この日は、リアルモータースポーツドライバーとeモータースポーツドライバーによる混合チームによるレースバトルが開催された。

　まずは冒頭、JeMO代表理事の出井氏が「私たちはJAFから公認をいただいている唯一のeモータースポーツリーグを運営する立場。2025年には本格的な公式大会を開催するため、さまざまなパートナー企業と協力しながら、“リアル”と“バーチャル”の融合を実現したい」と挨拶。

同イベントに向けてビデオメッセージを送ったJRPの近藤真彦会長

　続いて、スーパーフォーミュラを開催する日本レースプロモーション（JRP）とのパートナーシップ締結についても発表された。JRP会長を務める近藤真彦会長から今回のパートナーシップ締結と今後のUNIZONEに対する期待についてのビデオメッセージが届いた。

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■リアルモータースポーツドライバーとeモータースポーツドライバーが激突！

レースバトルに参加したリアルモータースポーツドライバーとeモータースポーツドライバーの計8名

　この日は特別エキシビションとして、リアルモータースポーツドライバー4名とeモータースポーツドライバー4名との混合4チームによるレースバトルを実施。参加したのは小山美姫／武藤壮太、佐藤蓮／佐々木唯人、山下健太／冨林勇佑、大湯都史樹／宮園拓真の各選手が組んだ4チーム。

レースバトルで使用された競技タイトルは『アセットコルサコンペティツィオーネ』

　今回、使用された競技用タイトルは『アセットコルサコンペティツィオーネ』。司会と実況はフリーアナウンサーの辻よしなり氏、解説はeモータースポーツドライバーとしても活躍する山中智瑛氏が務めた。

みごとに優勝を果たし、司会の辻よしなり氏から勝利インタビューを受ける宮園拓真選手（中央）

　各々1対1のマッチレースを行ったあと、スターティンググリッドをその順位によって決めたセミ耐久レースが行われた。各チームによる抜きつ抜かれつの激しいバトルが繰り広げられ、優勝を飾ったのは大湯都史樹／宮園拓真両選手のチームだった。観戦していたメディアや関係者からは快哉が上がった。

会場では出井代表理事や名古屋王者の片桐正大社長、JRPの上野禎久社長、オートバックスセブンの幅田智仁販売促進部長の4人によるトークセッションを開催した

　この後、会場では出井代表理事や名古屋王者の片桐正大社長、JRPの上野禎久社長、オートバックスセブンの幅田智仁販売促進部長の4人によるトークセッションも行われた。

■2024年2月にエキシビション大会を実施

今後のUNIZONEの公式リーグ戦について説明するJeMOの出井代表理事

　JeMOが構想しているUNIZONEの今後の公式リーグ戦については、2024年にトップ選手の参加によるエキシビション大会と裾野の拡大を目指すオープン大会を年数回実施したうえで、2025年にはトップ選手参加の公式リーグ戦を開催するスケジュールを目指しているという。

　UNIZONEの参加チームは3枠1名以上によるチーム構成で、国際Bライセンス以上を保有するリアルモータースポーツドライバー1名以上、UNIZONE主催のeモータースポーツライセンス試験を突破したeドライバー1名以上、ユニバーサル枠として制約条件がなく、多様なチーム構成を企図したドライバー1名以上となる。

　1対1の一騎打ちを行う「マッチレース」、さまざまなサーキットをめぐる「スプリントレース」、ピットインなど本格的な要素が加わる「セミ耐久レース」という3つのカテゴリーで開催される予定。

　2024年2月23日に開催される群馬県での「グンマeスポーツアワード」の会場を活用した同年2月25日のエキシビション大会が最初のイベントとして開催される予定だ。