アメリカGPを終えた時点で、コンストラクターズランキング5番手に位置しているルノー。当初はマクラーレンとのランキング4番手争いを目指していたが、ここ数戦は特に予選で苦しみ、ランキング5位を目指すのが妥当という状況となってきている。
ただ、アメリカGPではダニエル・リカルドが6位に入り、”ベスト・オブ・ザ・レスト”を獲得。さらにチームメイトのニコ・ヒュルケンベルグも9位に入り、これで前戦メキシコGPに続きダブル入賞を果たした。
■技術スタッフ再編で浮上目指すルノー「トンネルの向こうに光が見える」
今季ここまでのルノーの獲得ポイントは83。ランキング6番手のレーシングポイントは65ポイント、7番手のトロロッソは64ポイントと、それぞれ非常に近い位置にいる。シーズンはあと2戦が残っており、逆転の可能性も残っている状況だ。
しかし、チームのノン・エクゼクティブ・ディレクターを務めるアラン・プロストは、現在のランキング5番手を維持できると確信している。
「まだ終わったわけではない。しかし、確実に自信を持っている」
そうプロストはmotorpsort.comに対して語った。
「日本でポイントを失ったのは、非常に大きなことだった。それはポイントをただ失うだけでなく、ライバルにポイントを与えてしまうことになったんだ。だから我々がいる場所は、本当にそれに値すると思う」
ルノーは日本GPでもダブル入賞を果たしたかに見えた。しかしブレーキシステムの違反を問われ、失格処分を科せられたのだ。
「少なくともシーズンの終盤には、我々は何かを示す必要がある。チームの士気に影響するからね。我々はこれまでにも、厳しいシーズンを過ごしたんだ」
「シーズンの後半は、ほぼ好調なまま過ごすことができてきた。しかし、スタート直後にアクシデントに見舞われることもある。そしてもう少しの運があれば、マクラーレンともっと戦うことができたはずだ」
プロスト曰く、ルノーがチームを取得して以降、それを再構築するには、予想以上に時間がかかったと認める。
「我々は、自分たちの立ち位置について理解している。しかし、外部に説明するのとはだいぶ異なるんだ。何かを作り上げようとする時、しばしば何かを失うこともある。ご覧の通り、まだ組織を変更しているところだ。非常に安定した状態にはまだないんだ」
「しかし、我々は改善を続けていく。将来について、悲観することは全くない。しかし、目指すところに行くまでには、もう少し時間がかかる」
またプロストは、アメリカGPでのチームの仕事ぶりを賞賛した。
「このレースは、予選とレースの状況にどれほど差があるのかということを示していた」
「何のアクシデントもなければ、マクラーレンを倒すことができるのは分かっていた。ニコのスティントは、少し長すぎたかもしれない。しかし、1ストップで十分だと考えていたんだ」
「2ストップにしなければならなかったのは、恐らく皆さんにとっても驚きだっただろう。それが唯一の後悔だ。ポイント圏内に2台のマシンを入れることができ、非常に満足している」
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