日産自動車は6月25日、中東地域のニーズに応えることを目的に開発した新型『パトロールNISMO(パトロール・ニスモ)』を世界初公開した。モデル史上最高出力の495馬力を誇り、中東地域で7月からの販売開始が予定されている。
2024年9月に登場した7代目となる新型パトロールは、大胆なデザインとパワフルなV6ツインターボエンジン、そしてシームレスなインフォテイメントとプレミアムなインテリアを兼ね備え、高品質な運転体験を提供するニッサンが日本国外で販売しているSUVだ。
ニッサン、新型『パトロール』を発表。7代目は大胆なデザインと3.5L V6ツインターボ採用
今回世界初公開されたパトロール・ニスモは、ニッサンのモータースポーツ活動を手掛けるニスモといった高性能モデル開発を得意とするチームが、SUVの力強さとサーキット由来の高い技術を組み合わせて開発したモデル。
搭載されるV6ツインターボのVR35DDTTエンジンはニスモ専用チューニングが施され、パトロール史上もっとも高出力となる最高出力495HP、最大トルク700Nmを発生する。ニッサンのいわき工場で生産されるこのエンジンには、ニスモ専用の赤いエンジンカバーとスペシャルメタルプレートを装着。エンジンの高出力化にあわせてチュ―ニングされた9速ATとパドルシフトにより、直線でも山岳路でもダイレクトな走行感覚を提供する。
専用エキゾーストシステムは深みと迫力を感じるサウンドを奏で、室内のアクティブサウンドエンハンスメント(ASE)システムと組み合わせることで、ドライバーはパトロール・ニスモをドライブしている高揚感を感じることができるという。
足回りにはリアルタイムに減衰力を自動調整するニスモチューニングの電子制御ダンパーを採用するほか、電子制御パワーステアリングの改良により、低速では取り回しを重視して操舵力を軽く、高速走行時には路面状況を的確に把握でき、安定感を感じる操舵力に与える。
エクステリアでは、Vモーショングリルと立体的なハニカムメッシュを採用し、ラジエーターへの空気流入を最適化するフロントフェイスを採用。フロントバンパー左右に設けられたエアカーテンと、カナード形状のフロントスポイラーによって風の流れをコントロールすることで、空気抵抗の低減とともにダウンフォース効果を生み出す。
新設計のフロントバンパーはブレーキの冷却性性能を高めるデザインとされ、ブレーキディスクの温度を6%低下させることで、高負荷走行時にも安定した制動を確保。リヤの空力ディフューザーは迫力だけでなく空力性能を高めるデザインとなり、高速走行時の安定性とハンドリングを向上させた。
また、リヤは延長されたスポイラーとエッジが重なって見えるレイヤード・ディフューザー形状のバンパーにより、車両後方の風の流れを整流し空気抵抗を低減させたことに加え、バンパー両端にエアスプリッターを配置することで風の流れを理想的に剥離させている。
インテリアは多くの部分をブラック基調としながら、精巧な金属調のフィニッシャーと高級感を感じるスエード調の表皮を採用。赤いシートベルトやスタータースイッチ、カーボン調加飾を随所に配置したほか、スポーツシートのヘッドレスト部分に“NISMO”ロゴを刺繍。シートには本革と赤いスエード調素材の表皮を組み合わせるとともに、電動ボルスター調整機能を採用することで、体の滑りを抑えながら身体をホールドする。
ホイールはレイズと共同開発された22インチ鍛造アルミホイールを履き、ボディカラーはホワイトパール、グレーメタリック、ブルーメタリック、ブラックパール、ニスモ専用のステルスグレーという5色が用意されたパトロール・ニスモは、中東地域で7月から販売が開始される予定だ。
[オートスポーツweb 2025年06月25日]
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みんなのコメント
それで経営が上向く事は無いだろう