ここ最近、シャルル・ルクレールがフェラーリからの移籍を考えているという報道が出るなど、彼の将来について憶測が飛び交うようになった。しかし本人はカナダGPを前にそれを否定した。
確かにルクレールは、2025年シーズンの滑り出しに満足していないことを認めている。ルクレールは昨年、シーズン3勝を記録してランキング3位となり、今季もその勢いを引き継いでマクラーレン勢とタイトル争いを繰り広げることが期待されたが、ここまで9戦を終えて優勝0回、表彰台3回というリザルトに終わっている。
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今季のフェラーリは新加入のルイス・ハミルトンが中国GPのスプリントで優勝するというハイライトシーンがあったが、それ以外の場面ではパフォーマンスが不安定であり、予選はイマイチ、決勝のレースは概ね良好という流れが続いている。
現状はメルセデスとレッドブルを抑えてコンストラクターズランキング2番手につけているとはいえ、マクラーレンとは倍以上の点差をつけられているフェラーリ。この状況により、チーム代表のフレデリック・バスールだけでなく、2019年から長らくチームを支えてきたルクレールも契約の解除条項を行使して離脱するのではないかと憶測が広がっている。
しかしながらルクレールは、フェラーリへの信頼は揺らいでいないと説明。跳ね馬を再びF1の頂点へと導く構想の一部であり続けたいと語った。
「すごく驚いている。正直、どこからそんな話が出てきたのか全く分からない。だからそういう話は無視したい」
一連の憶測について、ルクレールはそう語る。
「とにかく、ここ最近僕はそんなことをひと言も言っていない。むしろ僕がどれだけこのチームを愛しているか、フェラーリを再びトップへ戻すためにどれだけ尽力したいかをずっと言い続けている。だから本当に驚いた」
「再び勝利を手にするために、フレッド(バスール)とルイス(ハミルトン)、そして僕の三人で共有しているビジョンがある。それを実現するために努力しているんだ。僕はそれを貫くべきだと思っている」
ルクレールはフェラーリの現状のパフォーマンスや、タイトル争いができていないことに失望しているとしつつも、それは2025年序盤におけるマクラーレンの飛躍的な成長による影響が大きいと分析した。そのうえで、フェラーリが再び勝利争いに加わるためには「自分たち自身を見つめ直す必要がある」と語った。
またルクレールは、外部からのプレッシャーを無視するのは当然のことだとして、今は今季のマクラーレンの“卓越した要素”を見つけ出し、チーム内でパフォーマンスを向上させることに注力していると語る。
「今の結果には、誰ひとりとして満足していない。それは明確だ。今シーズンに入る時点では、マクラーレンやレッドブルとチャンピオン争いができると思っていたからね」
「でも、現実はそうなっていない。とはいえ正直なところ、マクラーレン以外のチームで今年あれほどの進化を遂げたところはないと思う」
「マクラーレンは素晴らしい仕事をしているし、僕たちは今の状況に全く満足していない。でも僕たちもレッドブルやメルセデスと同じように、自分たち自身を見つめ直す必要がある。そしてマクラーレンが発見した素晴らしいものを見つける必要がある」
「僕たちはすでに自分たちに対して大きなプレッシャーをかけている。その中では聞きたくないような話も出てくる。でもそういったプレッシャーは当然のことだ」
「フェラーリにいるなら、2位じゃダメなんだ。それはみんな分かっている。外からのプレッシャーが自分たちに余計な影響を与えることはない。僕たちは勝ちたいし、何度も言っているように今の結果は十分じゃない」
「そう思っているのは僕だけじゃない。チーム全員が、フェラーリは勝たなければならないと思っている。だからこそ全力で努力して、フェラーリを再び頂点へ戻そうとしているんだ」
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みんなのコメント
そして父の友人の子で兄の様な存在の ジュール·ビアンキと共に、フェラーリF1に魅了され フェラーリに乗り勝利する事を目指し、ビアンキに誘われ カートを始めた
しかし父が病に倒れ レース活動が難しくなると、ジュールの父がパトロンになり レースを続けられ、フェラーリ育成にスカウトされた
そしてジュールは フェラーリに決まっていたが亡くなり、ルクレールは アルファロメオザウバーに決まる所で、息を引き取る間際の父に フェラーリに乗る事が決まった(順調に行けば事実上真実)と、嘘を付き 父も逝ってしまった
三人の夢を追い 彼はフェラーリに居るし、フェラーリにも 彼は要る
ルクレールが フェラーリを出る事は無く、マシンがまだ 勝てる状態では無い事を 残念に感じている
今の戦犯は、ロイック·セラだろう