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現行スバル車インプレ大全【6】インプレッサ

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現行スバル車インプレ大全【6】インプレッサ

新車試乗レポート [2022.04.10 UP]


現行スバル車インプレ大全【6】インプレッサ
OEM車を除き、全車が水平対向4気筒を搭載するスバルラインナップ。
それぞれどこが同じで何が違うのか。
その乗り味をぜんぶまとめて紹介しよう。

魅力たっぷり! スバル現行モデル一気レビュー【その2】

本企画では写真のジャスティのようなOEM車は含まず、スバルが開発したモデルを取り扱う。

●文:川島茂夫


スバル車共通解説
全天候ツアラーを基本に
車種ごとに異なる味付け
 スバル車に乗るといつも頭に浮かぶのはアルシオーネSVX(1991)が唱えた「全天候500マイルツアラー」。一方、ハードコア志向のスポーツ4WDの系統もあり、そこに共通点もあれば対照的な部分もある。現在のラインナップで見るとオンロード系は軽快感を旨としたファントゥドライブ、SUV系はラフ&オフロードまでカバーするツーリング系として大別できる。もっとも、STIスポーツ系は軽快感より限界性能を重視した特性であり、スーパーツアラーとも呼べるタイプである。
 一見、ダブルスタンダードのように捉えられそうだが、ハンドリングや乗り味の傾向は主要な顧客の嗜好による部分が多い。軽快感重視はレガシィ以降のスバルスポーツの特徴であり、やや誇張気味の回頭反応が操る手応えの妙味となる。一方、SUV系は穏やかな印象。鼻先の重さを意識させない特性だが、回頭反応の立ち上げは控え目。STIスポーツ系は精度感の高い回頭反応と収束性を旨とした特性で、加減速を用いたラインコントロール性に優れる。
 いずれもクルマのキャラに似合いの特性と言え、スバル車の中からそのモデルを選んだ理由が反映された味の違いとなっている。


インプレッサ スポーツ/G4【2BOX/セダン】

●インプレッサ スポーツ

【DATA】データ
●価格:200万2000~295万9000円/200万2000~273万9000円
●発表年月(最新改良):'16年10月('21年12月)/'16年10月('21年12月)
●パワートレーン:【1.6ℓ・FF&4WD】【2ℓ・FF&4WD】【2ℓハイブリッド・4WD】/【1.6ℓ・FF&4WD】【2ℓ・FF&4WD】


【PROFILE】プロフィール
初のSGPモデルとしてデビュー。新開発アーキテクチャーの採用で基礎体力を高め、乗り味も装備類も現代的なコンパクトカーとして新生。2BOXの「スポーツ」とセダンの「G4」はパワートレーン構成が異なる。


●インプレッサ G4

違いはハッチバックかセダンか。VDA法の荷室容量はショートボディのスポーツが340~385ℓ、リヤオーバーハングの長いセダンは460ℓ。セダンはトランクスルーも可能だ。

アイサイトを標準装着。1.6ℓと2ℓ(写真)を基本に、スポーツのみe-BOXERを設定。

【IMPRESSION】インプレッション
 ひと昔前の1.8ℓ級に相当する上級コンパクト車であり、乗用系の基準車的立ち位置にある。スバルの独自開発モデルでは唯一FFをラインナップ。全車に全車速ACCや走行ライン維持LKAを備えたアイサイト(コアテクノロジー)を標準装備。ミドルクラス相応の内外装の質感や走行性能もあって、個性には乏しいもののコスパの高さが大きな魅力である。
 NA仕様の1.6ℓと2ℓの他、スポーツ(5ドア)にはe-BOXERもラインナップ。1.6ℓ車は実用十分レベルの動力性能だが、2ℓ車及びe-BOXER車は高速や山岳路でも余力がある。タウンユースでの乗り心地とのバランスが取れたフットワークなど、標準モデルらしいまとまりのよさも見所だ。

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みんなのコメント

3件
  • インプレッサ、しばらく見ないうち背が高いて四角い車になったな
    俺が買ったころはセダンだったのに
  • 先代S4よりしっかりした車だった 試乗車だけど
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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